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シラバス参照

授業情報/Course information

科目名/Course: 保育実習指導Ⅱ/Leading of Child Care Practice Ⅱ
科目一覧へ戻る 2024/09/10 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
保育実習指導Ⅱ
科目名(英文)
/Course
Leading of Child Care Practice Ⅱ
時間割コード
/Registration Code
17006801
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
子ども学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○池田 隆英 , 出井 みどり
オフィスアワー
/Office Hour
池田 隆英(前期?後期ともに,月曜日?3限(5120研究室)
※リモートでの対応も行います。まずは,メール等にてご連絡下さい。)
開講年度
/Year of the Course
2024年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2024/03/21
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
「指定保育士養成施設の指定及び運営の基準について」に基づき、「保育実習Ⅰ」のうちで保育所における実習のための事前事後指導。保育実習は、「その習得した教科全体の知識、技能を基礎とし、これらを総合的に実践する応用能力を養うため、児童に対する理解を通じて保育の理論と実践の関係について習熟させること」を目的とする(保育実習実施基準)。この保育実習指導Ⅱでは、保育実習指導Ⅰを踏まえて、保育所保育について、子どもの理解と援助のフレームワーク、保育実践の事例分析、といった実践的な事項を学ぶ。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
特に,「基礎技能」「本質?目的」「対象理解」「内容?方法」の欄に相当する科目は,実習(実践)に直結する。保育士資格の要件となっている科目のうち,この科目の配当時期よりも前の既習内容を復習しておくこと。
キーワード:保育所実習,保育所保育指針,指導法,職業倫理,子どもの最善の利益
履修上の注意
/Notes
上記の「概要」欄にある実習指導の目的にしたがって、プロフェッションとしての保育者をめざす覚悟を必要とします。実習で「当たり前のこと」ができるように、保育の知識や技術だけでなく、マナー、生活習慣、実務、コミュニケーションの向上を求めます。
教科書
/Textbook(s)
岡山県保育士養成協議会『保育所実習の手引き』
参考文献等
/References
保育所保育指針および保育所保育指針解説書(厚生労働省)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
実習に向けた準備として,以下の2つの事項について自主学習すること。
?既習内容を参考にして,対象理解,内容?方法,環境構成,援助配慮を具体的に考えておくこと。
?保育の指導法に基づいて,指導計画(指導案)を準備し,実習で使用する「財」を製作しておくこと。
妊娠、出産、育児、遊び、病気、発達、障害などに関する書籍を読み進めてください。また、ボランティアなどによって、できる限り、子どもと接する機会を増やしてください。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
実習までに履修すべき科目の単位を取得していない場合には、この科目の履修や実習そのものができなくなる可能性がある。このことは、カリキュラムの編成上、卒業にも影響が出る可能性があり、保育士資格の取得ができなくなるので、十分に留意すること。
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
【AL対応】
?反転授業(事前に提示した資料等に基づく発表?討議)
?授業内でのワーク(ネット等でのリサーチ)
?情報提供(毎回のテーマに関する情報)
?課題(演習シート等)
?発問と応答
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
該当しない
備考
/Notes
提出された履修者全員の課題を丁寧に添削してコメントをつける。求められた課題が不適切な場合には、再提出を求める。また、再提出をしない場合や再提出の課題が不適切な場合には、単位が不認定となる場合がある。

【授業形態】
履修者の体調や社会的な状況を考慮して,対面授業ではなく遠隔授業を行い,リアルタイムあるいはオンデマンドでの形態への変更に対応する。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [自己課題と指導法の原理]
この授業の資格要件における位置づけを確認する。また,実習に向けて注意事項の確認や関係書類の作成を行う。さらに,『手引』に基づいて実習の自己課題の準備を行う。最後に,指導法の原理を確認する。
履修案内で資格要件を確認し,この授業のシラバスを一読しておくこと。 配布資料あり
2 2 [対象理解の方法と指導案作成の準備]
指導法の基盤となる対象理解ため,発達に関する概念を確認して,発達の領域から分析する方法を学ぶ。また,指導案作成上の留意点,基本事項と展開づくり,遊びのレパートリー,具体的な立て方を学ぶ。
「発達心理学」の内容を復習し,指導案の作成方法を復習しておくこと。 配布資料あり
3 3 [実践に向けた保育内容の研究?分析]
発達概念による対象理解を行い,遊びの内容?方法を検討し,指導案作成の具体的な手順を学ぶ。また,子どもの内面?行動を想定し,5領域に基づく展開を構成し,育ちの連続性?遊びの系統性を学ぶ。
保育内容(指導法)のの内容や指導案の作成方法を復習しておくこと。 配布資料あり
4 4 [保育内容(指導法)と遊びの紹介]
実習においては,児童文化財を使用した保育を行う場合が多い。そのため,保育内容(遊び)について,対象理解との関連性,遊びのレパートリー,遊びの複雑性と系統性,絵本に基づく財の構成を学ぶ。
保育内容(指導法)の「5領域」の授業の内容を復習しておくこと。 配布資料あり
5 5 [保育内容(指導法)と遊びの演習]
実習に向けた児童文化財の準備として,保育内容「表現」の活動を想定して,活動の具体的なイメージや手順、指導の内容?方法を会得する。
造形的な表現活動ができるように,授業の事前事後に準備を行うこと。 配布資料あり
6 6 [児童文化財の特徴の理解]
実習に向けた児童文化財の準備として,紙芝居,パネルシアター,エプロンシアター。ペープサートなどから,児童文化財の重要性を学び,それぞれの財の特徴を学ぶとともに,実際の使用方法を学ぶ。
実習に使うことを想定して,児童文化財の特徴を確認しておくこと。 配布資料あり
7 7 [理解?援助の実践と記録の方法]
指導法の活用を想定して,「子どもの理解に基づいた援助」の事例に基づき,就学前保育の指導法を具体的に理解するとともに,エピソード記録の事例に基づき,保育実践の記録の方法を具体的に学ぶ。
理解?援助に関連する文献を読み要点をまとめ?提出を行うこと。 配布資料あり
8 8 [児童文化財の準備?製作]
実習に向けた児童文化財の準備として,紙芝居,パネルシアター,エプロンシアター。ペープサートなどから,児童文化財の重要性を学び,「ストーリーの内容や展開」を考え,実際に各自で製作する。
児童文化財の製作の準備を行うとともに,実際に財を製作すること。 配布資料あり
9 9 [子育て支援:保護者の支援]
保育所保育指針では,子育て支援についての理解が求められている。現場で,どのような内容?方法で,子育て支援が行われているのか,具体的な事例を通して学ぶ。
これまでの授業で学んだ「子育て支援」の内容を復習しておくこと。 配布資料あり
10 10 [乳幼児の保育①:基礎的理解]
近年の法令?施策では,乳児の保育が今まで以上に重視されている。保育所保育指針に基づき,乳児?幼児の保育に関する基礎的事項を確認する。
保育所保育指針を読み乳幼児の保育に必要な事項を復習しておくこと。 配布資料あり
11 11 [乳幼児の保育②:保健?安全]
「乳児」「1歳以上3歳未満児」幼児の発達の具体例を学びつつ、乳幼児の保育に求められる保健と安全にかかる事項を学ぶ。具体的な事例を紹介しつつ、保育現場における保健や安全に関する取り組みについて考察する。
本時の授業の内容を参考に実習での保健?安全の準備を行うこと。 配布資料あり
12 12 [「障害/健常」の理解と援助]
基礎的理解として,主な種別の「障害」の一般的特性や「健常/障害」の二分法を学び,発展的理解として,「スペクトラム(連続体)」の捉え方や「発達の領域」に応じた理解と援助の方法を学ぶ。
障害に関連した理解?援助に関連する文献を読み理解を深めること。 配布資料あり
13 13 [保育現場での障害児保育]
実践的理解として,「障害」への理解のあり方,その理解に基づく関わり方,園全体で共有する事項,視覚や聴覚の情報を重視した内容?方法,就学指導の準備など,保育現場での事例から具体的に学ぶ。
本時の授業の内容を参考に実習での障害児保育の準備を行うこと。 配布資料あり
14 14 [直前指導(指導準備や体調管理)]
実習を実施するに当たって確認すべき事項や留意すべき事項があるため,(1)体調の管理、(2)実習への意欲、(3)実習への課題、(4)不安点?疑問点,といった観点で園ごとの集団面談を行う。
指導の準備や体調の管理を行い,事前訪問で得た内容を確認すること。 配布資料あり
15 15 [事後指導①:振り返りと報告書作成]
園ごとの集団面談,「自己分析シート」による分析,「自己課題シート」による課題の明確化を行い,当該の実習を振り返り,報告書作成の要領を理解し,事例の記述や分析のテーマ(観点)を学ぶ。
「演習シート」の記入?提出を行うとともに報告書を準備?作成すること。 配布資料あり
16 16 [事後指導②:保育実習報告会]
保育実習Ⅱ(保育所)の実習について,事前の準備,実習での成果,事後の課題,といった時系列を想定し,「全体としての成果?課題」を発表して,その内容を討議?検討する。
保育実習報告会に向けて,事前に,発表の内容を整理しておくこと。 配布資料あり
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 1.保育所、児童福祉施設等の社会的ニーズと役割?機能を理解できる。(D)
2 2.ビデオ教材や実地の見学?観察を通して子どもへの理解を深めることができる。(D)
3 3.既習の教科の内容を踏まえ、子育ち?子育てについて総合的に学んでいる。(D)
4 4.保育の計画、観察、記録及び自己評価等について具体的に理解できる。(D)
5 5.保育士の業務内容や職業倫理について具体的に学んでいる。(D)
6 6.実習に向けた準備として,作成物や報告書などの課題を適切に行うことができる。(D)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
受講の状況 課題の提出 発表や討議
1 1.保育所、児童福祉施設等の社会的ニーズと役割?機能を理解できる。(D)
2 2.ビデオ教材や実地の見学?観察を通して子どもへの理解を深めることができる。(D)
3 3.既習の教科の内容を踏まえ、子育ち?子育てについて総合的に学んでいる。(D)
4 4.保育の計画、観察、記録及び自己評価等について具体的に理解できる。(D)
5 5.保育士の業務内容や職業倫理について具体的に学んでいる。(D)
6 6.実習に向けた準備として,作成物や報告書などの課題を適切に行うことができる。(D)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
20 60 20
評価ルーブリックはこちら

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