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科目一覧へ戻る | 2020/04/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
在宅看護学 |
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科目名(英文) /Course |
Home Care Nursing |
時間割コード /Registration Code |
11005201 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
看護学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○佐々木 純子 , 山形 真由美 |
オフィスアワー /Office Hour |
佐々木 純子(月曜5限 6303)
山形 真由美(金曜日4限) |
開講年度 /Year of the Course |
2019年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
3年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2019/03/06 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
本授業では、在宅で療養している人々と家族の生活を理解し、ICFの理念に基づいて療養者と家族の尊厳を守り、自律を促し、QOLの維持?向上をめざした看護支援のあり方を学ぶことを目的とする。 また、各種の社会制度や地域ケアシステムと人々の暮らしの関連性を学び、在宅療養者と家族の固有の価値観や生活を尊重した看護の基本的な考え方やケアプラン、医療と生活を統合するマネジメントについて考えていく。 さらに、生活の場で展開する看護ケアに必要な技術について理解を深める内容とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
本授業は、看護の統合分野に位置づけられていることから、これまでの看護の専門科目、成人、精神、老年、小児、母性などでの学びの積み重ねの上にある。これらの学びを常に振り返り、さらに探求していくことが求められる。 |
履修上の注意 /Notes |
地域看護学概論、看護学基礎論Ⅰ?Ⅱ、看護学方法論Ⅰ~Ⅵ、成人看護学Ⅰ、老年看護学Ⅰ?Ⅱ、精神看護学Ⅰ、小児看護学Ⅰ、母性看護学Ⅰ、家族看護学を履修していること。 実技演習では、演習にふさわしい服装で臨むこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
ナーシンググラフィカ「地域療養を支えるケア 在宅看護論①」 |
参考文献等 /References |
国民衛生の動向 写真でわかる訪問看護 その他必要時授業の中で紹介する |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
人の生活についての理解を深めるために、自分の生活と、自分の生活している地域社会への興味と、制度を含めた社会資源への関心を持ち、常に新聞、ニュースなどの情報にも注意を払っておいてください。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
備考 /Notes |
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。 その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。 /guide/guide_detail/index/1860.html |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション] なぜ在宅看護を学のか? 在宅看護の特性と歴史 |
これまでに学んだ専門領域の復習 | オリエンテーションガイド |
2 | 2 | [在宅看護の対象の理解] 在宅看護の対象の理解 家族看護の視点 |
家族看護の理論 倫理的課題は? |
講義資料配布 |
3 | 3(3~6) | [在宅ケアの仕組み] 1、訪問看護ステーション 2、在宅ケアを支える制度と社会資源 3、在宅ケアとケアマネジメント 4、地域包括ケアシステムと在宅ケア |
訪問看護STとは 地域包括ケアシステムとは? 介護保険制度の概要、サービスの種類、 |
講義資料配布 |
4 | 4(7~8) | [在宅看護過程の展開1 アセスメント] 1、在宅看護でのアセスメント フィジカル面 2、在宅看護でのアセスメント 生活面 |
看護アセスメント項目 生活と関連づけた呼吸?栄養?排泄?清潔?移動などのアセスメント、在宅での看取りについ |
講義資料配布 |
5 | 5(9~10) | [在宅看護過程の展開2 看護過程の考え] 看護過程の考え方 訪問看護の計画立案 |
生活を見据えた看護過程とは? ストレングスモデル |
講義資料配布 |
6 | 6(11~12) | [在宅看護の技術] 生活支援の看護技術 生活のなかでの医療ケア技術 |
在宅での呼吸?栄養?排泄?清潔ケア 在宅人工呼吸療法、在宅酸素療法、腹膜透析、ストーマケア、褥瘡、ペインコントロールなど |
講義資料配布 |
7 | 7(13~16) | [在宅看護の技術(演習)] フィジカルアセスメント 生活行動支援 医療的処置技術 家庭訪問でのマナー |
フィジカルアセスメントの技術 在宅での清潔を保つ看護技術の手順 在宅でのケア提供時の注意点 在宅での気管切開時の気道管理とケアなど |
講義資料配布 |
8 | 8(17~18) | [在宅看護の展開(演習)] 事例展開グループワーク |
各事例をもし自分がその立場だったら?をヒントに学習を進める | 資料配布 |
9 | 9(19~20) | [在宅ケアの実際] 訪問看護ST管理者 ケアマネジャーなど |
訪問看護の管理者って? ケアマネジャーって? |
|
10 | 10(21?22 | [在宅看護の展開(演習)] 事例展開グループワーク発表 |
効果的なプレゼンテーションとは? | グループ毎に学生が作成 |
11 | 11(23) | [在宅看護管理 在宅ケアの今後の課題] 在宅における看護管理 今後の課題と展望 |
在宅看護関連のニュースなど | 講義資料配布 |
12 | 12 | [試験] 在宅看護学まとめ試験 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 在宅での生活ニーズの捉え方と生活者の視点でのアセスメントについて理解できる | ○ | ○ | |||||
2 | 介護保険制度を中心とした社会制度の概要と利用方法を説明することが出来る | ○ | ○ | |||||
3 | 訪問看護ステーションの制度、仕組み、訪問看護の役割を説明することが出来る | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 在宅での看護技術において、生活者の視点での配慮の必要性が理解できる | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
5 | 地域(在宅)での看護職の役割について自己の考えを持つことが出来る | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート1 | レポート2 | レポート3 | ミニッツレポート | |
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1 | 在宅での生活ニーズの捉え方と生活者の視点でのアセスメントについて理解できる | ○ | ○ | ||||
2 | 介護保険制度を中心とした社会制度の概要と利用方法を説明することが出来る | ○ | ○ | ||||
3 | 訪問看護ステーションの制度、仕組み、訪問看護の役割を説明することが出来る | ○ | ○ | ||||
4 | 在宅での看護技術において、生活者の視点での配慮の必要性が理解できる | ○ | ○ | ||||
5 | 地域(在宅)での看護職の役割について自己の考えを持つことが出来る | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 10 | 10 | 10 | 10 |