建築設計
建築設計の授業は、以下のようにステップアップしながら進んでいきます。
1年生:建築設計基礎Ⅰ?Ⅱ
2年生:建築設計Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ
3年生:建築設計Ⅴ?Ⅵ、建築スタジオⅠ
4年生:建築スタジオⅡ
建築設計基礎Ⅰ?Ⅱでは、住宅や公共施設といった機能のある「建築」の一歩手前の小さな「空間」のデザインを学びます。独創的な空間の発想および基礎的な建築図面と模型を仕上げることができるレベルを目指します。詳細はこちら
建築設計Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳでは、住宅から複合的な用途の建築までを扱い、建築設計の基礎力を磨きます。ⅠからⅣに進むごとに、必要とされる部屋や機能が多様化し、建築の構造や設備といった側面も検討しなければならなくなります。詳細はこちら
建築設計Ⅴ?Ⅵでは、これまでの設計演習で身につけたスキルを用い、集合住宅のリノベーションや 美術館のような公共施設といったより難易度の高い課題に取り組みます。独創的なアイデアを提案し、魅力的なプレゼンテーションが求められます。詳細はこちら
建築スタジオⅠ?Ⅱは、敷地や用途といった課題の条件を教員側では厳密に設定せず、より大きなテーマのみが与えられます。建築の企画?構想段階から、具体的な設計提案までを求める高度な課題であり、卒業制作へとつながっていきます。詳細はこちら
すべての設計演習(建築設計基礎Ⅰ?Ⅱを除く)において、社会で活躍する建築家(非常勤講師)とCMD体育_cmd体育平台@専任教員が一緒になって、多角的な視点から学生を指導します。バラエティに富んだ教員たちの様々なデザイン手法や設計の考え方に触れ、学生それぞれの個性に応じた成長を目指します。
建築設計基礎Ⅰ?Ⅱ
学生が大学で取り組む最初の設計演習科目です。ともに小規模な建築空間を設計します。実際の敷地を対象とすることで、周辺環境の文脈を空間に反映させる手法や、光や風などの外的因子を空間に取り込む、あるいは拒絶する初歩的な手法を学びます。最初のⅠでは、アートを展示するための小さな空間を設計の条件とし、次のⅡでは、こちらは柱と梁によって区切られた空間を設計の条件としています。このように、基本的であるが性格の相反する架構形式から空間を構成することを連続的に学ぶことにより、建築設計の多様な世界に気づくことが期待されています。
建築設計Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ
建築設計Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳて?は、小規模な建築施設の課題を通し?て、建築設計のための基礎を学ひ?技術を習得していくことを目指しています。
ます?建築設計Ⅰて?は、住居の設計を題材に、建築空間に対するスケール感覚を養うとともに、基本的な設備や構造についての設計手法を習得します。建築設計Ⅱて?は、幼児のための教育施設の設計課題を通し?て、自由て?創造的な空間について、コンセフ?トに基つ?いた設計を提案しようとします。そして建築設計Ⅲて?は、文化施設を題材に、都市におけるやや複雑な建築物の設計に挑戦し、周辺環境を読み解きなか?ら建築設計に取り組みます。さらに建築設計Ⅳて?は、福祉施設の設計課題を通し?て、建築の機能計画や動線設計なと?のスキルを獲得していきます。これらの授業て?は、計画やテ?サ?インは、スケッチや模型を制作しなか?ら、創りたい空間を試行錯誤して最終案を導いていきます。そうして完成させた建築空間をフ?レセ?ンテーションするスキルも身に付けていきます。
建築設計Ⅴ?Ⅵ
3年前半の設計演習科目は、2年次までに修得してきた知見やスキルの応用です。つまり、周辺環境の理解と解決能力、建築の機能計画や動線設計のスキル、空間や形態、構造についての設計手法、これらが修得されていることの確認とより高いレベルへの向上を目標としています。建築設計Ⅴは、中規模な共同住宅の設計をおこなうことにより、集って住まうことの意味を理解し、その計画を立てられることを目指します。作業をチームでおこない、役割分担にそって共同作業ができるようになることも目標の一つです。建築設計Ⅵは、中規模な文化複合施設の設計をおこないます。建築の構想からプレゼンテーションまでの一連の学習の流れは、他の課題と共通していますが、各段階において、学生の主体性の発揮とレベルの高い成果が期待されています。
建築スタジオⅠ?Ⅱ
建築設計Ⅴ?Ⅵでは、建物機能別の設計技能を応用的に習得する課題です。スタジオでは、課題て?与えられたテーマに沿って、敷地選択から用途?規模、構造方式の選択なと?、多岐にわたる設計条件を自ら設定します。社会問題の解決に向けた企画?構想から具体的な建築設計まて?、幅広い設計技術について学習しつつ、卒業設計に備えた高度なプロジェクトに取り組みます。