2025年2月7日副専攻地域連携?研究子ども学科

子ども学科の4年生24名が里庄町を音楽訪問し園児と交流しました

1月16日、副専攻「吉備の杜」科目である「表現活動研究」の一環として、子ども学科4年生24名が里庄町を音楽訪問しました。

「表現活動研究」は、年齢や性別?障がいの有無などを超えて展開されるインクルーシブな表現活動の在り方について学ぶことなどを目的とした、CMD体育_cmd体育平台@独自の科目です。 里庄町のご協力により、学生たちは保育園や幼稚園の園児たちと音楽を通じて交流することができました。

午前9時 楽器を抱えて集合


資機材をバスに載せて大学を出発です


最初の目的地は里見保育園


ミニミュージカルで園児と交流


園児から嬉しいプレゼントをいただきました

お昼は里庄町役場にお邪魔しました


午後に訪れたのは里庄西幼稚園


園児たちに迎えていただき感激


いっしょに楽器に触って音を出したり


おもちゃ楽器を一緒に作れば、もうお友達


最後は歌のプレゼント


みんなでダンスで盛り上がりました


ここでも園児からのお返しが


終始笑顔の里庄町杉本教育長


車座で教育長と懇談し一日の交流を終了しました

 

■授業に参加した卒業間近な学生の声

  • 里庄は初めての訪問でした。小さい町ですが自然が豊かで素敵な場所だと感じました。
  • 今回1日限りの交流でありながら、両園ともにひとつひとつ愛のこもったギフトをつくってくださっていて、暖かさを感じることができました。
  • 園だけでなく、町役場の方々や教育長先生とも関わらせていただき、里庄町への興味が湧きました。
  • やり方を教わってから触れるのではなく、興味を持って自ら触れて、考えてやってみる、どうしたらどんな音が鳴るのか、叩いたり振ったり試行錯誤する子どもたちの姿が印象的でした。
  • 中にはバトンを立てて置いて倒れた時の音を聞いて、「高さが違う!」「なんでだろう、長さのせい?」と気づいている子どももいて、自ら気付いて試してみるということは、子どものより豊かな経験、学びになると感じました。
  • 楽器を紹介して演奏して興味を持ってもらってから、楽器を体験して自分も楽器を演奏する楽しさを知って、最後にみんなで演奏する事で、演奏会の一員になってみんなとひとつのものを完成させる喜びを感じられる構成を、学科のメンバーと作ることができて良かったです。
  • 今回の活動ではチームワークが達成できていたのかなと感じました。決まった流れがある活動の中で、アドリブで物事を話すことはとても苦手なのですが、自分達の発表の際、子ども達の表情や行動に合わせて、少しセリフの内容を変えたり、声掛けを伝えたりといったことができて、この一日でまた新たな成長を得られたと感じました。
  • 子どもの姿や進み具合を見て、活動時間を柔軟に変え、グループで共有をすることができ、それに向けて補助で入ってくれてる子が準備を整えてくれたりする場面があり、自分の役割を理解し、場に合わせて動いたり考えたりする力が、4年間の学びとして表れたのではないかなと思いました。
  • これまで幼少期から生の音楽に触れる重要性について学んできましたが、実際に生の楽器、音楽を子どもたちの前で演奏し、子どもたちの生き生きとした表情や、音楽への関心を持つ姿を見て、改めて、生の音楽に触れる大切さを感じました。
  • これまでの実習などで、子どもたちの学びを促すような声掛けを課題としてあげられることが多かったです。今までだったら考えながら発していた言葉が、今回子どもたちと関わってみて自然と出てくることが多く、たくさんの実践の機会をいただく中で無意識のうちに意識し成長していたんだなということを嬉しく感じました。
  • 子どもたちの反応を直接感じ、音楽に触れて楽しそうにする姿を見て、子どもたちの好奇心や興味関心はこのようにして育むのだと学びました。子どもたちに楽しんでもらうには、自分たち自身が楽しまなければならないことも実感できました。
  • 交流でできなかったほかのクラスの園児までも外で活動を見て楽しそうにしてくれていました。関わった園児は少ないはずなのに園全体と繋がることができたように感じました。
  • 初めは緊張してしまいましたが、音楽の楽しさを全力で伝えることができたと思います。実際に子どもたちの前で実践を行ったことで、これからの自信にもつながるよい経験になりました。ありがとうございました。