「保健医療と福祉」は、社会福祉士国家試験受験資格を得るために必要な専門科目の一つです。
この科目は、ソーシャルワーク実践において必要となる保健医療の動向、政策、制度、サービスについて理解を深めることを目的としています。
また、保健医療領域における社会福祉士の役割と、他の専門職との連携や協働について学びます。

7月17日は、医療ソーシャルワーカーの役割や保健医療関係者との連携について、講師に兵庫医科大学病院のソーシャルワーカーとして実際に入院患者の支援を行われている木村亜紀子氏をお迎えし、「兵庫医科大学病院の概要と医療ソーシャルワーカーの業務について」と題してご講義をいただきました。
この科目は、制度政策と演習技術が混在するため学生たちにとっては複雑ですが、講義も終盤に入った現段階で実際の事例を交えた講義を聴講できたことで、保健医療の課題を持つ人に対する社会福祉士としての適切な支援のあり方の理解が深まりました。