2024年6月21日看護学科

在宅看護学 特別講義を開催しました【訪問介護との連携】

2024年6月20日に在宅看護学の授業において、株式会社ツクイから若林グループリーダー(岡山県ホームヘルパー連絡協議会会長、岡山県通所介護事業所協議会理事、岡山県訪問介護事業所連絡協議会理事)をお招きし特別講義を行っていただきました。 岡山県における在宅ケアの課題や若林先生が経験された、病院治療を止めて自宅に帰りたいといわれた余命2週間と宣告された高齢女性の支援についてご紹介いただきました。本人の思いと専門職の考え方のズレを感じながらどのように支援されたかをお話いただきました。 また「自宅で一番お気に入りの場所はどこか」を友達と話し合い、「生活の場にはその人が大切にしているものがある。それが大切かどうかはその人にしかわからない。」ということに気づかさせてもらいました。 岡山県は医療施設が多く、短期入所サービスや通所リハビリテーションは全国平均以上ですが、訪問介護、訪問入浴、訪問看護など訪問系のサービスが足りていませんでした。 人口、働き手が減少するなかで、ケアを必要とする人々の生活をどのように支えるか?について深く考える時間となりました。