デザイン学部工芸工業デザイン学科Department of
Craft and
Industrial Design

卒業生の声

松嶋芽生(2023年度卒業生 セラミックデザイン)

松嶋芽生

小代焼ふもと窯

 

■仕事紹介

私は2024年4月から熊本県小代焼ふもと窯の井上尚之さんに弟子入りしました。日中は石膏型を使った器の製作や、清掃作業、器の底すりやそれらの洗い作業、梱包作業など様々な仕事をさせて貰っています。就業後には、ろくろの練習に励み、現在は豆鉢やくみ出しを製作しています。

作品

■学生時代について

?学生時代にやっておいて良かったこと

私は大学2年生の頃から焼き物に関する仕事がしたいと思っていました。焼き物と言っても、産地が異なれば、生産方法も異なるということを知りました。そこで、自分がどういった類いの焼き物をやりたいのかを明確にするために、長期休暇を利用して産地を巡り、そこで働く人に話を聞いたり、インターンシップに参加して、働く現場を見て回りました。そのおかげで、現在は恵まれた環境で毎日楽しく仕事をさせて貰っています。

?県大の魅力?志願した理由

高校生の頃までは、全くデザインに興味が無かったのですが、どうせ進学するなら楽しそうな学部に入りたいなという思いがありました。美術の授業が好きだったので、色んな大学について調査したところ、CMD体育_cmd体育平台@のデザイン学部は、1次試験の配分が他大学より大きく、素人の私にも挑戦できそうだったため、志願しました。入学が決まって、授業についていけるか不安になりましたが、1年次では、手を動かす授業が多く、座学も基礎からしっかり教えて貰えたので、すぐに不安はなくなりました。デザイン以外でも、キャリアや自己分析、他分野の授業も学ぶ機会がたくさんあるので、自分のやりたいことややりたいことが明確化出来たので良かったと思います。

?受験生へのメッセージ

私は、模試の結果を見て絶望したり、漠然とした不安から泣いたり、親に当たっていました。そんな時は、FUNKY MONKEY BΛBY’Sの「大丈夫」とサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」を聴いて、よく自分の心を落ち着かせていました。受験中は落ち込んだり、不安になる時間がどうしても増えると思いますが、その時間をいかに短縮出来るかが大切だと思っています。音楽では無くても、自分の心の拠り所になるものや場所を作って、勉強に向き合える時間を少しでも多く得て程々に頑張って下さい。