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科目名/Course: 未来社会論/Future Society | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
未来社会論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Future Society |
時間割コード /Registration Code |
00A48001 |
学部(研究科) /Faculty |
共通 |
学科(専攻) /Department |
|
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○河合 大介 , 末岡 浩治 |
オフィスアワー /Office Hour |
河合 大介(3407研究室 前期:水曜2限、後期:火曜3限)
末岡 浩治(2303室に在室時は随時対応します.また,メールでアポイントメントを取ってくれれば,時間指定して対応します.) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/28 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
共通カテゴリ /Category |
キャリア形成 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
授業概略 現代社会は予測不可能な変化にさらされてきた.近年では,人工知能,ゲノム編集などの科学技術の発展と,国際情勢の不安定化,価値観の多様化などの社会的問題によって,私たちの生活は大きな影響を受けている.この予測困難な状況において,私たちは未来社会を想像するとともに,来たるべき未来社会に適応していかなければならない.この授業では,自然科学と人文学の両面から,未来社会について考える知識と力を身につける.自然科学分野では,未来社会における自然科学と科学技術を論じたうえで,産業界が展望する未来社会について述べるとともに,各テーマについて討論する.人文学分野では,未来に向けた私たちのあり方に関わる哲学的問題について学ぶとともに,未来に向けて自分自身を「訂正」していくというあり方について考える. 目的 1.自然科学と科学技術の現状を説明できる. 2.未来社会を考えるうえで役立つ哲学的概念を説明できる 3.自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会のあるべき姿を説明できる. 4.自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会について討論し,自身の見解を述べることができる. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
自然科学,人文学,科学技術,哲学,未来社会 |
履修上の注意 /Notes |
特になし. |
教科書 /Textbook(s) |
東浩紀『訂正する力』朝日新聞出版,2023年 |
参考文献等 /References |
授業中に紹介する. |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
自らの専門分野の現状について学ぶとともに,将来について考察すること. また、常に問題意識を持ち、授業内容についてより詳しく調べて自主的に学ぶこと. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし. |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では,以下のアクティブラーニングを採用している. グループワーク,プレゼンテーション,課題(宿題等) |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
メーカーにおける実務経験のある教員が,その実務経験を生かして,産業界における未来社会を論じる教育を行う. |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [自然科学と人文?社会科学の立場から論じる未来社会] 本授業についてのガイダンスを行ったうえで,未来社会のあるべき姿について,自然科学と人文?社会科学の立場から討論する. |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
2 | 2 | [未来社会における自然科学] 近年注目されている自然科学の概要を学び,未来社会における自然科学について,様々な観点から討論する. |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
3 | 3 | [未来社会における科学技術] 近年注目されている科学技術の概要を学び,未来社会における科学技術について,様々な観点から討論する. |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
4 | 4 | [仮想現実の文化史] コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービス(メタバース)と,それに伴う文化史について討論する(ゲストスピーカー). |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
5 | 5 | [現実化する仮想世界] 超メタバースが確実に現実化する未来社会を展望するとともに,その功罪について討論する(ゲストスピーカー). |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
6 | 6 | [産業界が展望する未来社会1] 産業界から招くゲストスピーカーから未来社会を見通す視点を学んだうえで,未来社会において必要な専門性と人間力について討論する(ゲストスピーカー). |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
7 | 7 | [産業界が展望する未来社会2] 産業界から招くゲストスピーカーから未来社会を見通す視点を学んだうえで,未来社会において必要な専門性と人間力について討論する(ゲストスピーカー). |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
8 | 8 | [産業界が展望する未来社会3] 産業界から招くゲストスピーカーから未来社会を見通す視点を学んだうえで,未来社会において必要な専門性と人間力について討論する(ゲストスピーカー). |
宿題を課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. |
9 | 9 | [人文学と未来社会] 未来社会について考えるうえで、人文知がどのように役立ちうるかを解説する。 |
授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 |
10 | 10 | [フィクションと未来社会] フィクション作品における未来社会像の実例について検討する。 |
授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 |
11 | 11 | [因果性?自由意志?決定論] 未来社会の予測(不)可能性について考察する。 |
授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 |
12 | 12 | [『訂正する力』を読む(1)] 『訂正する力』第1章の内容についてグループで議論し、それをまとめて発表する。 |
授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 |
13 | 13 | [『訂正する力』を読む(2)] 『訂正する力』第2章の内容についてグループで議論し、それをまとめて発表する。 |
授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 |
14 | 14 | [『訂正する力』を読む(3)] 『訂正する力』第3章の内容についてグループで議論し、それをまとめて発表する。 |
授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 |
15 | 15 | [『訂正する力』を読む(4)] 『訂正する力』第4章の内容についてグループで議論し、それをまとめて発表する。 |
授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 |
16 | 16 | [まとめ] 人文学的?自然科学的なふたつの観点から未来社会について検討する。 |
これまでの内容を復習する。 | 必要に応じて配布する。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 自然科学と科学技術の現状を説明できる. | ○ | ○ | |||||
2 | 未来社会を考えるうえで役立つ哲学的概念を説明できる. | ○ | ○ | |||||
3 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会のあるべき姿を説明できる. | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会について討論したうえで自身の見解を述べることができる. | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | グループワーク | |||
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1 | 自然科学と科学技術の現状を説明できる. | ○ | |||||
2 | 未来社会を考えるうえで役立つ哲学的概念を説明できる. | ○ | |||||
3 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会のあるべき姿を説明できる. | ○ | |||||
4 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会について討論したうえで自身の見解を述べることができる. | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 40 |