シラバス参照 |
科目名/Course: 語学国際要論/Elements of International Studies | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
語学国際要論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Elements of International Studies |
時間割コード /Registration Code |
00A45001 |
学部(研究科) /Faculty |
共通 |
学科(専攻) /Department |
|
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○吉田 浩 , 関根 紳太郎 |
オフィスアワー /Office Hour |
関根 紳太郎(木曜12時~13時 ※その他随時面談可能です。お気軽にメール連絡ください!【保健福祉学部棟3階6307研究室】) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2024/03/11 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
共通カテゴリ /Category |
語学国際 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
【概要】西洋世界の政治?経済?社会を特徴づけるキーポイントとなる出来事を軸に, 20世紀後半から現代にいたる国際関係を概説する。 【目的】国際関係を歴史的に考察することにより、現代社会の特徴や構造がよりよく理解できるようになることを目標とする。本講義では現代に直接つながる20世紀後半以降の時代を扱うことにより、過去と現代の相違だけでなく共通点や連続性にも気づけるようになる。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
国際関係やその歴史と現在、日本と世界の関係、アメリカ、ヨーロッパに興味があること。 |
履修上の注意 /Notes |
第一回の授業には必ず出席してください。 |
教科書 /Textbook(s) |
教科書は用いません。授業中に毎回関連資料を配布します。 |
参考文献等 /References |
【講義全体にかかわる参考書】 青野利彦『冷戦史 上下』中公新書、2023年 木畑洋一『20世紀の歴史』岩波新書、2014年 トニー?ジャット『ヨーロッパ戦後史上下』(森本 醇他訳)みすず書房、2008年。 毎回のテーマに関わる参考文献は授業中に紹介します。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
レジュメや参考文献を参考に予習、復習をしてください。具体的には第一回講義の際に説明します。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブ?ラーニングを採用している。 ?振り返り(小テスト)。 ?発問(授業の内容から派生する事項について教員が質問する)。 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない。 |
備考 /Notes |
原則として対面でおこないます。なんらかの事情により急遽オンラインにする場合にはCMD体育_cmd体育平台@でお知らせするので、授業の前に必ず確認してください。 レジュメは授業の前日までにCMD体育_cmd体育平台@にアップロードするので、各自ダウンロードしてください。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [講義の進め方の説明と受講上の注意 ] 授業全体の概要と受講上の注意について説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
2 | 2 | [第二次世界大戦-その原因と勃発] 戦後の国際関係の枠組みは第二次世界大戦の経験から生じたことを念頭に3回にわたって第二次世界大戦史を概説する。第一回目は戦前の基本的な国際関係と大戦勃発の原因について説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
3 | 3 | [第二次世界大戦-展開 ] 1941年にソ連、日本、アメリカが参加して以降、国際関係はどのように変質したかについて説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
4 | 4 | [第二次世界大戦-終結と結果] 戦争中に出された戦後国際秩序構想と実際について説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
5 | 5 | [冷戦の厚い壁] 戦後から約40年続いた基本的国際関係である冷戦はどのように生まれたのか、どのような構造をもっていたのかについて説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
6 | 6 | [朝鮮戦争] 冷戦の当事国であるアメリカとソ連の代理戦争としておこった朝鮮戦争について説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
7 | 7 | [戦後世界経済秩序の形成とヨーロッパの復興] 戦後ヨーロッパの復興はアメリカの援助「マーシャルプラン」にはじまるが、それはトルーマンドクトリンという冷戦イデオロギーと不可分の関係であったことを説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
8 | 8 | [欧米植民地の独立] 連合国は民族自決をうたって戦い勝利したが、戦後も欧米は植民地を持ち続けた。その論理を国際関係の視点から説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
9 | 9 | [スターリン死後のソ連と東欧] 冷戦期にソ連と東欧は西側世界とは異なった国際関係をもっていた。それは何かについて説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
10 | 10 | [キューバ危機とヴェトナム戦争] 戦後国際関係の最大の危機であったキューバ危機と米ソ代理戦争のもう一つの例であるヴェトナム戦争について説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
11 | 11 | [冷戦の終わり] 1985年にゴルバチョフがソ連共産党書記長になり、東西対話が質量ともに増加し、冷戦が実現した過程について説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
12 | 12 | [ソ連の解散] ゴルバチョフは冷戦を終結に導いたが、ソ連国内の改革であるペレストロイカは失敗し、ソ連の解散につながった。冷戦の終わりとソ連の崩壊の関連に注目しながらその過程を説明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
13 | 13 | [戦後ヨーロッパ統合の歴史] 1992年に調印されたマーストリヒト条約によりEUが誕生した。その歴史をたどることでヨーロッパ国家間国際関係を考える。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
14 | 14 | [ウクライナ戦争と現代世界1] ウクライナ戦争の原因について、ロシアとウクライナの歴史、NATOの東方拡大の観点から考える。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
15 | 15 | [ウクライナ戦争と現代世界2] ウクライナ戦争の性質について、ロシアとウクライナ2国間の戦争なのか、あるいは「民主主義国」と「権威主義国」の間の戦争なのか。日本を含む西側世界で主流となっている説明とは別の視点から解明する。 |
レジュメと参考文献をもとに予習?復習することが望ましい。 | レジュメを配布 |
16 | 16 | [期末試験] 期末試験をおこなう。 |
試験後、CMD体育_cmd体育平台@に解答例を掲示する。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 20世紀後半における国際関係の基本的な特徴を理解できる(A)。 | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 国際関係の研究方法を身につける(A)。 | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 国際関係の知識をもとに、現代存在する諸問題を理解できる目を養う(A)。 | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
小テスト | ||||
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1 | 20世紀後半における国際関係の基本的な特徴を理解できる(A)。 | ○ | ○ | ||||
2 | 国際関係の研究方法を身につける(A)。 | ○ | ○ | ||||
3 | 国際関係の知識をもとに、現代存在する諸問題を理解できる目を養う(A)。 | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 |