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授業情報/Course information

科目名/Course: 生命倫理学/Bioethics
科目一覧へ戻る 2024/09/10 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
生命倫理学
科目名(英文)
/Course
Bioethics
時間割コード
/Registration Code
00A42401
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
全学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○粟屋 剛
オフィスアワー
/Office Hour
粟屋 剛(毎回の講義終了後)
開講年度
/Year of the Course
2024年度
開講期間
/Term
1Q集中
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
1.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2024/03/04
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
健康科学
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
【授業概略】
さまざまな具体的な事例(臓器移植、安楽死など)を通して生命倫理(学)を学ぶ。また、その基礎となる人間論(これには、人間ほど非人間的な動物はいない、という言説も含まれる)や優生学なども学ぶ。
【目的】
医療や生命科学(及びそれらの周辺領域)は患者ひいては社会に恩恵をもたらすものであると同時に、さまざまな倫理的、法的、社会的な問題Ethical, Legal and Social Issues(=ELSI)をも、抱えている。本講義のねらいは、受講生がそれらの問題のうちのとくに基本的なものを理解するようになることである。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
人間の尊厳、自己決定権、臓器移植、脳死、安楽死、インフォームド?コンセント、優生学
履修上の注意
/Notes
(1)講義にきちんと出席(三分の二以上)することが単位取得の前提です(毎回出席をとります)。なお、単位が欲しいのみ、という方は受講をお控えください。
(2)遅刻、早退、私語、スマホ、居眠り、着帽、内職等、お止め下さい。
(3)成績評価は小テスト(最終講義日に実施)ほかによって行いますが、小テストとはいえ、カンニングや代返などの不正行為が発覚すれば多大な代償を払うことになる可能性があります。そのような行いは取り返しのつかない事態を引き起こすかもしれません。つまり、単位取得ひいては学生という身分が壊滅的な打撃を受ける可能性は排除されません。残念ながら、というべきか、当然に、というべきか、すべての選択肢は用意されています。
教科書
/Textbook(s)
使用しません。 担当者(粟屋)のホームページ https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1  から適宜、粟屋の著書?論文等の関係資料がダウンロード可能。
参考文献等
/References
書名
シリーズ生命倫理学(丸善、全20巻)

著者
粟屋剛?編集総代表(総執筆者約250名)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
生命倫理に関連するニュースに触れて、多角的な視点で学習するよう努めましょう。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
適宜、ディベート等を行います。
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
該当しない。
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [脳死?臓器移植問題を通して生命倫理を学ぶ]
改正臓器移植法による自己決定権空洞化の問題を含めて、脳死?臓器移植一般に関する生命倫理問題を概説する。
タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
2 2 [優生学]
ナチス?レーベンスボルン(生命の泉)計画や我が国のハンセン病問題などを素材にして優生学(ないし優生思想)について概説する。そして、それをめぐる生命倫理問題について概説する。我が国の国民優生法?優生保護法?母体保護法などにも触れる。
タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
3 3 [患者の自己決定権とインフォームド?コンセント /生命倫理の概念 ]
医療倫理、生命倫理の基本概念である患者の自己決定権について概説する。また、インフォームド?コンセント及び医療者の説明義務についても概説する。さらには、法、倫理、医療倫理、生命倫理のそれぞれの概念について説明し、その上で、法と倫理の違い、及び医療倫理と生命倫理の違いについて概説する。

タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
4 4 [生殖医療の問題を通して生命倫理を学ぶ]
人工授精?体外受精、配偶子(精子?卵子)提供、出生前診断?着床前診断、代理出産、死後生殖?死後認知等における生命倫理問題を概説する。LGBTQについても触れる。
タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
5 5 [死生論]
死の意味、死と太陽は直視できない?、メメント?モリ、死という人生最後の大仕事、死の個人主義、死の恐怖は三種類、パーソン論、死の解釈学、魂の重さは21グラム?、死後の世界?、死のプロはいない、死に時はあるか、命は誰のものか、自殺をどう考えるか、死ぬ権利が死ぬ義務に転化する?、死の自己決定権、などについて概説する。
タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
6 6 [人体実験]
人体実験(ひいては問題のある医学研究)の事例を紹介し、それらがもつ生命倫理問題を概説する。
タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
7 7 [安楽死?尊厳死問題を通して生命倫理を学ぶ]
安楽死?尊厳死に関する実例を紹介した上で、それらに関する生命倫理問題を概説する。日本の判例や外国の立法等も概説する。
タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
8 8 [人間論―人間の尊厳と人権― ]
人間とはいかなる存在か、人間は遺伝子の乗り物に過ぎないのか、人類は存続するに値するか、絶滅危惧種か絶滅希求種か?、人間の存在理由、人間の尊厳と人権の虚実、などについて概説する。
タイトルに関する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが、かなり、とても、大変、望ましい。 私のホームページ   (https://bioethicsawaya.wixsite.com/website-1)にたくさんの資料があります。適宜、紙の資料も配付します。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 脳死?臓器移植をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
2 優生学をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
3 患者の自己決定権とインフォームド?コンセントをめぐる倫理的、法的、社会的問題の問題の概要を説明できる。
4 生殖医療をめぐる倫理的、法的、社会的問題の問題の概要を説明できる。
5 死生論をめぐる諸問題及び安楽死?尊厳死をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
6 人体実験をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
7 安楽死?尊厳死問題をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
1 脳死?臓器移植をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
2 優生学をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
3 患者の自己決定権とインフォームド?コンセントをめぐる倫理的、法的、社会的問題の問題の概要を説明できる。
4 生殖医療をめぐる倫理的、法的、社会的問題の問題の概要を説明できる。
5 死生論をめぐる諸問題及び安楽死?尊厳死をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
6 人体実験をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
7 安楽死?尊厳死問題をめぐる倫理的、法的、社会的問題の概要を説明できる。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
100

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