シラバス参照 |
科目名/Course: サステイナブルな社会に生きる/Living in a Sustainable Society | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
サステイナブルな社会に生きる |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Living in a Sustainable Society |
時間割コード /Registration Code |
01A11201 |
学部(研究科) /Faculty |
大学院 |
学科(専攻) /Department |
|
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○伊東 秀之 |
オフィスアワー /Office Hour |
伊東 秀之(金曜5限(6204室)(他の時間帯でも在室時はいつでも対応します)) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
通年 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
単位数 /Credits |
1 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/29 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
複数教員担当 |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
食糧やエネルギーの諸外国への大きな依存や異常気象などの問題は持続可能な社会を構築する上での大きな障害となる。変動する社会,経済,環境問題に対し,環境に配慮した持続可能な社会やライフスタイルの実現に向けた基盤づくりを,SDGs?エネルギー問題?食糧問題の基礎知見を会得した上で,政府の重点課題や岡山県の取組み例から考え,課題解決に向けたワークショップを行い,その提案について講師も含めて議論する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
持続可能な社会や環境問題に関心を持っていること。SDGs,ゼロカーボン,バイオエネルギー,エシカル,食料危機 |
履修上の注意 /Notes |
積極的に質問し,疑問点の解決に努めること。 |
教科書 /Textbook(s) |
必要に応じてプリントを配布する。 |
参考文献等 /References |
特になし。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
毎回配布するプリントを復習し,さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
本科目は,副専攻「吉備の杜プロデューサー課程」における「創造戦略プロデューサー」認定のための要件科目の1つである。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では次のアクティブ?ラーニングを採用している。 小テスト、ミニッツペーパー、グループディスカッション ※振り返りおよび理解度をチェックするために原則毎回小テストの実施やミニッツペーパーを活用する。 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
行政などにおいて様々な環境問題やSDGsへの取組みの施策に携わっている講師が、本講義で基礎知識および応用について指導し,共に議論する。 |
備考 /Notes |
本科目は、一部をオンライン授業で実施する可能性があります。講義日程や受講方法については,CMD体育_cmd体育平台@を通じて受講生に連絡します。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [ローカルSDGs(地域循環共生圏)の実現を目指して] 2015年に国連で採択されたSDGsはグローバルに急速に展開,国内でも持続可能な社会に向けた大転換が進んでいるむ。持続可能な地域づくりの舞台である地域をメインとしつつ,地域循環共生圏(ローカルSDGs)の実現に関連する最近の動きを講述する。(中国四国地方環境事務所) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
2 | 2 | [脱炭素と共に実現する地方創生] 日本は2050年カーボンニュートラルを宣言し,あらゆる分野で急速に取組が進む。これまでのような「我慢の脱炭素?節約の脱炭素」ではなく,「成長?投資の脱炭素」を目指し,あらゆる施策を総動員していくこととされている。「地域?暮らし」の分野を中心に,脱炭素と共に地域活性化?地方創生を目指す最近の動きを講述する。(中国四国地方環境事務所) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
3 | 3 | [ゼロカーボンを前提とした「水島地域の創生ビジョン」と「ゼロカーボンキャンパス」の実現可能性」について] 「ゼロカーボンキャンパス」の実現可能性」について] 水島地区が直面する課題を乗り越え、今後、策定すべきゼロカーボンを意識した持続可能な地域創生の在り方を概説すると共に、キャンパスにおけるゼロカーボン実現に向けた再生可能エネルギー導入の可能性を探る。(おひさまエナジーステーション(株)) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
4 | 4 | [真庭市の取組み(バイオエネルギー?資源循環型社会)] 平成30年6月に「SDGs未来都市」に選定され、これまでも進めていた「バイオマスの多様な活用」や「里山?里海の連携」を軸に,多様な主体との連携のもと地域資源を活用し,経済?社会?環境の各側面の課題解決を図りながら、持続可能な地域づくりを目指した取組を推進している現状を講述する。(真庭市総合政策部) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
5 | 5 | [おかやまコープの取組み(エシカル消費,食糧?農業問題)] 消費の行動で出来るSDGsの実践に基づき,環境,地域,社会,人々の視点からの取組みや,産直?地産地消,循環型農業貢献,後継者問題に基づく生産体制,地域連携の視点から岡山県の食糧?農業の問題を講述する。(おかやまコープ) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
6 | 6 | [おかやまコープの取組み(環境サステナビリティ政策)] 気候変動対策,省資源?資源循環,生物多様性保全推進の取組み,情報公開と対話の取組み等,多様な協働の視点から岡山県における環境サステナビリティ政策について後述する。(おかやまコープ) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
7 | 7 | [ワークショップ?発表会] 環境保全に関して政府の重点課題や岡山県の取組み例を踏まえて,サステイナブルな社会で生きるための問題提起とその課題解決策について,県職員と共に議論し,プレゼンテーションを行うことで理解を深める。(岡山県環境文化部環境企画課) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
8 | 8 | [振り返り] 本講義を振り返ることにより各講義内容の関連付けを図り,ワークショップ?発表会により他者の視点を取り入れ理解を深めた上で,広い視点からサステイナブルな社会で生きるために他者と共に取組めるアクションや役割を見つける。(各講師) |
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 | 授業内容をまとめた資料を配布する。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 地球環境に関する課題解決に向けた解決方法を提案できる(B) | ○ | ○ | |||||
2 | エネルギー資源や食料問題に関する課題解決に向けた解決方法を提案できる(B) | ○ | ○ | |||||
3 | SDGsに関する課題について討論でき,その結果を基に自らの意見を述べることができる(B) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | ミニッツペーパー | |||
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1 | 地球環境に関する課題解決に向けた解決方法を提案できる(B) | ○ | ○ | ||||
2 | エネルギー資源や食料問題に関する課題解決に向けた解決方法を提案できる(B) | ○ | ○ | ||||
3 | SDGsに関する課題について討論でき,その結果を基に自らの意見を述べることができる(B) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 40 |