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授業情報/Course information

科目名/Course: 病態栄養学特論Ⅱ/
科目一覧へ戻る 2024/09/10 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
病態栄養学特論Ⅱ
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
52111801
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学研究科 博士前期課程
学科(専攻)
/Department
栄養学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○赤木 收二
オフィスアワー
/Office Hour
赤木 收二(授業時にお知らせします。)
開講年度
/Year of the Course
2024年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2024/02/21
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
臨床における栄養療法を施行するためには、各種疾患の病態生理を深く理解することが重要である。本授業では,栄養指導等の栄養学的治療介入を行う上で広く用いられているガイドライン等において、その根拠とされるエビデンスが、どのような研究成果によってもたらされたのかを各種疾患の病態生理に関連づけながら学修し、医療現場においてより高度な栄養療法を行うために必要な能力を高めることが目的である。さらに、栄養学的理論を展開?応用?実践させる能力を向上させつつ,新たな栄養学的介入を探求するために必要となる研究遂行能力を養うことも目標とする。ただし、下記に示した授業計画の内容は1例とであり、実際の授業では科目名に資する範囲に沿って受講者の研究テーマ等に配慮し、希望する学修したい内容に変更することができます。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
学部時代に学修した各種栄養素とそれらの代謝についての関連事項を復習?整理しておくこと。
事前に配布する文献等の資料を通読しておくこと。
履修上の注意
/Notes
病態栄養学に興味を持ち、常に積極的に自主学習する心構えを持ち授業に出席する
教科書
/Textbook(s)
事前に資料を配布する。
参考文献等
/References
日本人の食事摂取基準2020
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
事前に資料を配布するので、授業前に通読しておくこと。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
授業内容をより深く理解しやすくために、受講者は、事前に配布した資料に触れている疾患について、予め課題として提示された深く理解するために必要となる生理学の基礎的事項について、その解答を授業時に随時、発表する。
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
総合内科、消化器病、肝臓専門医、臨床栄養指導医として診療に従事するとともに、産業医として事業所の産業保健衛生活動に参画。上記の経験を生かし,実臨床に即した内容に重きを置きつつ授業を進める。
備考
/Notes
本科目は一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [消化器疾患1 消化管疾患]
胃食道逆流症(GERD)、炎症性腸疾患を中心とした疾患の病態生理について学修する。
2時間以上 論文?資料等の印刷物
2 2 [消化器疾患2 肝疾患]
慢性肝疾患の進展および肝硬変症の病態生理について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
3 3 [消化器疾患3 胆?膵疾患]
胆道感染症、急性?慢性膵炎の病態生理について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
4 4 [糖代謝異常 糖尿病①]
糖質代謝の概要および高血糖によってもたらされる人体への影響について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
5 5 [糖代謝異常 糖尿病②]
糖質代謝の概要および高血糖によってもたらされる人体への影響について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
6 6 [脂質代謝異常 脂質異常症]
脂質代謝の概要および動脈硬化の成り立ちについて学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
7 7 [肥満 メタボリック症候群]
内臓脂肪蓄積の観点から、肥満について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
8 8 [高血圧および高血圧関連疾患]
高血圧症の成因および高血圧症によってもたらされる病態について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
9 9 [高尿酸血症 痛風]
高尿酸血症に関わる諸因子および痛風などの合併疾患について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
10 10 [慢性腎臓病]
慢性腎臓病の病態およびその進展に関わる諸因子について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
11 11 [栄養不良 担がん患者]
栄養不良にもたらせる人体への影響を学修し、とくに担がん患者における栄養管理について考えたい。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
12 12 [高齢者1 骨粗鬆症]
ミネラル代謝および骨代謝について理解した上で、骨粗鬆症の病態について学修する。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
13 13 [高齢者2 サルコペニア、フレイル]
サルコペニアという病態がフレイルにどのような影響を及ぼすかを理解し、これらに対する栄養学的介入について考えたい。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
14 14 [高齢者3 嚥下障害]
嚥下障害の病態について学修し、このような病態下にある患者に対する栄養療法のあり方について考えたい。
2時間以上 論文?事例等の印刷物
15 15 [まとめ]
今までの授業で学んだ事例について討議していく
2時間以上 論文?事例等の印刷物
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 各種疾患の病態生理について理解する。(A-1)
2 病態をふまえた高度な栄養管理法を行うことができる知識を養う(A-1)
3 クライエントの栄養ケアが実践できる知識を身につける(A-1)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 発表 授業態度
1 各種疾患の病態生理について理解する。(A-1)
2 病態をふまえた高度な栄養管理法を行うことができる知識を養う(A-1)
3 クライエントの栄養ケアが実践できる知識を身につける(A-1)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
40 30 30

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