シラバス参照 |
科目名/Course: 看護倫理特論/ | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
看護倫理特論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
|
時間割コード /Registration Code |
51112201 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士前期課程 |
学科(専攻) /Department |
看護学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○名越 恵美 |
オフィスアワー /Office Hour |
名越 恵美(月曜日 5限 6402研究室) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2024/03/06 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
目的:保健?医療?教育の現場で生じる倫理的問題に看護専門職として適切な判断と行動をとるための基礎理論と方略を探求することを目的とする。 概要:生命倫理?看護倫理の基礎知識と倫理的思考方法について文献講読や事例分析を通して学ぶ。特に、実践の場で生じている倫理的諸問題の具体例について、意思決定モデルを用いた演習から倫理的思考による問題解決を探究する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
倫理原則、生命倫理、看護倫理、倫理的問題 |
履修上の注意 /Notes |
「看護倫理」「看護倫理解決モデル」といわれているものは米国を中心に発達し、多くのものが日本に紹介されている。ここではそのうちのいくつかを学習する。時間に制限があるので自己学習が必須である。事例を出して演習も計画するので、習得した知識のみならず新たに必要な知識も各自で調べる必要がある。 |
教科書 /Textbook(s) |
看護実践の倫理(日本看護協会出版会 Sara T.Fry and Megan-Jane Johnstone/片田範子、山本あい子訳) |
参考文献等 /References |
臨床倫理学(新興医学出版社 Albert R.Jonsen/赤林朗、大井玄監訳) |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
先行研究について文献検索を行い、倫理疑問及び解決方法等について考えておくこと |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では,次のアクティブラーニングを採用している ?グループワーク?ペアワーク ?プレゼンテーション ?課題 ?ディスカッション |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
倫理審査の実務経験のある教員がその実務経験を生かして,価値観の多様性を実感するような教育を行う |
備考 /Notes |
事例分析を行うので、倫理的問題の含まれる事例を準備しておくこと。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [生命倫理発展の歴史] 授業ガイダンス、生命倫理発展の歴史を社会で生じた倫理的問題を知る |
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2 | 2 | [生命倫理の基礎] 生命倫理の基礎となる原則を知る |
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3 | 3 | [生命倫理の課題] 生命倫理の課題を検討する |
文献を購読しレポート作成 | |
4 | 4 | [臨床倫理の基礎] 臨床倫理の基礎となる理論を知る |
文献を精読しレポート作成 | |
5 | 5 | [看護倫理の理論] 看護倫理の基礎となる理論を知る |
文献を精読しレポート作成 | |
6 | 6 | [組織倫理お基礎] 組織倫理の基礎となる倫論を知る |
文献を精読しレポート作成 | |
7 | 7 | [公衆衛生倫理の基礎] 公衆衛生倫理の基礎となる理論を知る |
文献を購読しレポート作成 | |
8 | 8 | [教育倫理の基礎] 教育倫理の基礎となる理論を知る |
文献を購読しレポート作成 | |
9 | 9 | [倫理的問題を明確化] 倫理的問題について自己の体験を振り返る |
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10 | 10 | [倫理的問題解決モデルの内容] 倫理的問題解決モデルについて調べ,共有する |
文献を購読しレポート作成 | |
11 | 11 | [倫理的問題解決モデルの文献購読] 倫理的解決モデルを使用した論文を選択し,内容をまとめる |
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12 | 12 | [倫理的問題解決モデルの文献クリティーク] 倫理的問題解決モデルを使用した論文をクリティークする |
クリティークをまとめおく | |
13 | 13 | [学びの共有 ] 倫理的問題解決モデルについて、クリティークした内容を発表する |
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14 | 14 | [事例検討 ] 受講生の事例提示をもとに、全員で分析に関してディスカッションを行う |
文献を精読し発表資料作成 | |
15 | 15 | [まとめ] 倫理的問題の解決プロセスを通した学び及び今後の課題についてを行いまとめとする |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 生命倫理?看護倫理の基本的な知識を説明できる。(A-1) | ○ | ○ | |||||
2 | 意思決定モデルの学習から倫理的意思決定のプロセスを説明できる。(A-1,A-2) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 看護実践の場で生じている倫理的諸問題を顕在化することができる。(A-1,A-2) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 倫理的諸問題の解決モデルを提示することができる。(A-1、A-2 、B) | ○ | ○ | |||||
5 | 倫理的感性を養い臨床倫理を探求することができる。(A-1、A-2 、B) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | 発表能力 | 討議能力 | ||
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1 | 生命倫理?看護倫理の基本的な知識を説明できる。(A-1) | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 意思決定モデルの学習から倫理的意思決定のプロセスを説明できる。(A-1,A-2) | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 看護実践の場で生じている倫理的諸問題を顕在化することができる。(A-1,A-2) | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 倫理的諸問題の解決モデルを提示することができる。(A-1、A-2 、B) | ○ | ○ | ○ | |||
5 | 倫理的感性を養い臨床倫理を探求することができる。(A-1、A-2 、B) | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
40 | 40 | 20 |