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科目名/Course: 高齢者保健福祉学特別講義Ⅱ/ | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
高齢者保健福祉学特別講義Ⅱ |
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科目名(英文) /Course |
|
時間割コード /Registration Code |
91141501 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士後期課程 |
学科(専攻) /Department |
保健福祉科学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○桐野 匡史 |
オフィスアワー /Office Hour |
桐野 匡史(前期:月4限、後期:水3限(6602研究室)) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/20 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
一般的に、ケアラー(carer)とは、公的な制度やサービスに基づく専門職ではなく、介護や看護、療育等を必要とする家族や親族、近親者等を無償でケアする人のことを指す。近年、こうしたケアラーの多様化に伴い、家族等のケアラーに対する支援の充足化が大きな課題となっている。 本講義では、家族等のケアラーが直面する生活課題や、ケアラーに対する支援のあり方について、国内外の先行研究や先進的な取り組みを参照しながら、文献抄読と併せて双方向的に学修することで、日本におけるケアラー支援のあり方について展望する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
要介護者等?家族介護者等の動向、ケアラー支援、推測統計学の基礎知識 |
履修上の注意 /Notes |
関連する図書や文献を読み、自ら理解を深めること。 |
教科書 /Textbook(s) |
使用しない |
参考文献等 /References |
池田心豪(2023). 介護離職の構造-育児?介護休業法と両立支援ニーズ. 労働政策研究?研修機構 木下康仁(2015). ケアラー支援の実践モデル. ハーベスト社. 三富紀敬(2016). 介護者支援政策の国際比較:多様なニーズに対応する支援の実態. ミネルヴァ書房. Twigg J, Atkin K(1994). Carers perceived : Policy and practice in informal care. Open University Press. |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業中に紹介する参考文献を積極的に参照すること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本講義では、以下のアクティブラーニングを採用している。 ?ディスカッション ?プレゼンテーション ?課題 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない。 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション] ?講義の概要と留意点、シラバスについての説明等 |
資料を講読する | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
2 | 2 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー①] ?多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 ?最近の知見について解説する。 |
文献抄読の準備とレジュメの作成 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
3 | 3 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー②] ?多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
4 | 4 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー③] ?多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
5 | 5 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー④] ?多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 ?まとめの討議を行う |
同上 | |
6 | 6 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー①] ?諸外国のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 ?最近の知見について解説する。 |
文献抄読の準備とレジュメの作成 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
7 | 7 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー②] ?諸外国のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
8 | 8 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー③] ?諸外国のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
9 | 9 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー④] ?諸外国のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 ?まとめの討議を行う。 |
同上 | |
10 | 10 | [日本におけるケアラー支援の動向?課題に関する研究レビュー①] ?日本のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 ?最近の知見について解説する。 |
文献抄読の準備とレジュメの作成 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
11 | 11 | [日本におけるケアラー支援の動向?課題に関する研究レビュー②] ?日本のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 |
同上 | |
12 | 12 | [日本におけるケアラー支援の動向?課題に関する研究レビュー③] ?日本のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 |
同上 | |
13 | 13 | [日本におけるケアラー支援の動向?課題に関する研究レビュー④] ?日本のケアラー支援に関わる制度?政策?施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 ?まとめの討議を行う。 |
同上 | |
14 | 14 | [ケアラー支援条例の概観] ? ケアラー支援条例の概要について概観し、学修する。 |
同上 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
15 | 15 | [まとめ] ? まとめの討議を行う ? レポート課題を提示する |
レポート課題の作成、提出等 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 多様化するケアラーの現状と課題について、近年の動向を踏まえて説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 国内外のケアラー支援の動向について把握し、課題の顕在化ができる。(A) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 先行研究を批判的にレビューし、説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
発表?プレゼンテーション | 期末レポート | |||
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1 | 多様化するケアラーの現状と課題について、近年の動向を踏まえて説明できる。(A) | ○ | ○ | ||||
2 | 国内外のケアラー支援の動向について把握し、課題の顕在化ができる。(A) | ○ | ○ | ||||
3 | 先行研究を批判的にレビューし、説明できる。(A) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 50 |