シラバス参照 |
科目名/Course: 写真基礎演習Ⅱ/Photography Basics Ⅱ | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
写真基礎演習Ⅱ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Photography Basics Ⅱ |
時間割コード /Registration Code |
35001101 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
ビジュアルデザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○北山 由紀雄 |
オフィスアワー /Office Hour |
北山 由紀雄(前期:月曜日6限/3506研究室、後期:月曜日6限/3506研究室) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/28 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
デジタル画像を取り扱う上での基本的な知識と技術の習得を目的とする。デジタル写真の適正露出、ニュートラルカラーといった漠然とした基準に対し、適切に判断することの出来る知識と感覚を養い、基礎的画像処理技術(RAWデータの活用)と、その特性であるレイヤー効果、画像合成などについて学ぶ。その上で、デザイン分野で必要とされる基本的なデジタル画像補正方法について、撮影から画像処理に至る一連の作業と共に修得し、明確な意図を以て、それを伝達するための写真表現基礎能力を身につける。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
デジタルカメラ、デジタル写真、画像補正、レイヤー、画像処理ソフト、モニタキャリブレーション、被写界深度、スティッチング、 |
履修上の注意 /Notes |
写真基礎演習Ⅰの単位を修得していることを前提として授業を進めます。 授業で使用(課題制作を含む)するカメラは学科で用意しているため、各自で準備する必要はありませんが、RAWデータによる撮影が可能なカメラを所有している場合は、それを使用しても構いません。 受講に必要となるSDカードは各自で用意すること。 授業外での課題撮影及び教員による課題確認(授業態度として評価)が必要となるため、その時間を確保すること。 30分以上の遅刻、無断早退は欠席として扱います。 |
教科書 /Textbook(s) |
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参考文献等 /References |
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自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業時以外での課題制作(撮影及び画像処理)を前提としているので、制作の時間を確保すること。 課題撮影及び教員による課題確認(授業態度として評価)は複数回必要となるので、課題には早めに着手すること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
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アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
「本授業では次のアクティブ?ラーニングを採用している」 ?ディスカッション ?プレゼンテーション ?宿題(作品課題) |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1(1) | [オリエンテーション] 授業の予定と、シラバスの説明(予定)を行った上で、写真基礎演習Ⅰで教授した内容の内、画像処理に必要となる内容を改めて説明する。使用するソフトに関するチュートリアル(個別教材)の参照についても説明する。 |
写真基礎演習Ⅰで教授した内容について、各自で制作したノートなどを参照し、内容を確認しておく(事前)。 | 授業予定、提出課題一覧 |
2 | 2(2) | [プロファイルを理解する] モニタプロファイルに関して、説明を行う。その上で、各自使用するコンピュータに対し、モニタプロファイルを調節するために必要となるソフトに関して説明する。 |
各自使用のコンピュータのモニタプロファイルを取得しておく(授業後)。 |
事前学習用資料 |
3 | 3(3) | [RAWデータの現像] 各自で用意したRAWデータを調整し、画像濃度分布を最大限に保ち、白飛び、黒つぶれのない画像データとして指定フォーマットに現像する。 |
RAWデータでの撮影(屋外人物)を行っておく(事前)。 関係チュートリアル(個別教材)の確認(事前)。 |
事前学習用資料と当日実施内容 |
4 | 4(4) | [画像修正ツールの活用] 各種修正ツールを用いて、画像の不要部分を除去したり、別のオブジェクトと置き換えを行う方法を学ぶ。 |
関係チュートリアル(個別教材)の確認(事前)。 課題制作用の撮影を進める(事前)。 |
事前学習用資料と当日実施内容 |
5 | 5(5) | [調整レイヤーの活用] 各種修正ツールを用いて、画像の不要部分を除去したり、別のオブジェクトと置き換えを行う方法を学ぶ。 |
関係チュートリアル(個別教材)の確認(事前)。 課題制作用の撮影を進める(事前)。 |
事前学習用資料と当日実施内容 |
6 | 6(6) | [マスクの活用] 各種選択ツールを用いて、レイヤーマスクを作成し、画像を合成していく方法を理解する。 |
関係チュートリアル(個別教材)の確認(事前)。 課題制作用の撮影を進める(事前)。 |
事前学習用資料と当日実施内容 |
7 | 7(7) | [課題のプレゼン] 課題(調整レイヤーの活用とマスク課題)の確認を行う(プレゼン)。 |
使用した方法と共に作品趣旨について説明できる様にしておく(事前)。 | |
8 | 8(8) | [被写界深度を理解する] 絞りと被写界深度、収差の関係を理解し、被写界深度合成のメリットと、その方法について理解する。 |
課題制作用に撮影する立体物を用意する(授業後)。 | |
9 | 9(9) | [被写界深度調整_撮影] 被写界深度の調整用画像の撮影を行う(2人2組で実施するが、それぞれ異なった対象で撮影を行う)。 |
撮影した結果を確認し、必要に応じて再撮影を行う(授業後)。 | |
10 | 10(10) | [被写界深度調整_画像処理] 各自で撮影した被写界深度合成用のデータを合成する。 |
画像処理した結果を確認し、必要に応じて再撮影、画像処理を行う(授業後)。 | |
11 | 11(11) | [スティッチングについて] スティッチングを理解し、パノラマ写真を制作する為の撮影方法を理解する。 |
パノラマ撮影を行う場所について、学内を中心にロケハンを行う(授業後)。 | |
12 | 12(12) | [パノラマ合成_撮影] パノラマ合成を行う為の撮影を行う(2人2組で実施するが、それぞれ異なった対象で撮影を行う)。 |
撮影した結果を確認し、必要に応じて再撮影を行う(授業後)。 | |
13 | 13(13) | [パノラマ合成_画像処理] 各自で撮影したパノラマ合成用の画像データを合成し、1枚の画像に仕上げる。 |
画像処理した結果を確認し、必要に応じて再撮影、画像処理を行う(授業後)。 | |
14 | 14(14) | [課題のプレゼン] 課題(被写界深度調整とパノラマ合成課題)の確認を行う(プレゼン)。 |
使用した方法と共に作品趣旨について説明できる様にしておく(事前)。 | |
15 | 15(15) | [作品課題のプレゼン] 自身で撮影した写真を用い、授業課題で取り扱った方法を用いて、“作品”として仕上げた写真画像に対しプレゼンを行う。 |
使用した方法と共に作品趣旨について説明できる様にしておく(事前)。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | RAWデータを調整し、画像濃度分布を最大限に保ち、白飛び、黒つぶれのない画像データとして指定フォーマットに現像することができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 修復ツールを用いて、オブジェクトの除去や置き換えを行う事ができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 調整レイヤーの特性を理解し、それを用いた画像処理により、色調補正に伴う調整をおこなうことができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | マスク処理を伴った画像合成をおこなうことができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | 撮影から画像合成の一連の作業を経て、被写界深度をコントロール(深度を深くする)した画像を作成することができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
6 | 撮影から画像合成の一連の作業を経て、パノラマ合成した画像を作成することができる(C-2) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
課題作品 | プレゼン | 受講態度 | ||
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1 | RAWデータを調整し、画像濃度分布を最大限に保ち、白飛び、黒つぶれのない画像データとして指定フォーマットに現像することができる(C-2) | ○ | ○ | ||||
2 | 修復ツールを用いて、オブジェクトの除去や置き換えを行う事ができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 調整レイヤーの特性を理解し、それを用いた画像処理により、色調補正に伴う調整をおこなうことができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | |||
4 | マスク処理を伴った画像合成をおこなうことができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | |||
5 | 撮影から画像合成の一連の作業を経て、被写界深度をコントロール(深度を深くする)した画像を作成することができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | |||
6 | 撮影から画像合成の一連の作業を経て、パノラマ合成した画像を作成することができる(C-2) | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 30 | 10 |