シラバス参照 |
科目名/Course: 造形デザイン論Ⅱb/Aesthetic Design Ⅱb | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
造形デザイン論Ⅱb |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Aesthetic Design Ⅱb |
時間割コード /Registration Code |
33012501 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○渡邉 操 , 今田 千裕 , 島田 清徳 |
オフィスアワー /Office Hour |
渡邉 操(金曜日 3時限 3202研究室)
今田 千裕(月曜日 3時限 7209研究室) 島田 清徳(月曜日 4時限 3201研究室) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/26 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
オムニバス |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
テキスタイルは人や社会と関わりながら発展と変容を遂げている。授業前半では、優れたデザインへと導くために、テキスタイルデザインの重要要素である繊維素材について学ぶ。特に天然素材の羊毛、麻や絹そして合成繊維に関して、それらの特性及び背景となる歴史文化を理解する。また、紡績や染色などの繊維加工の手法?プロセスおよびそれらの多様性について知識を広げ、テキスタイルデザインへの理解と思考を深めてゆく。授業中半では染色に関する表現、技法について学ぶ。歴史的背景を通した多様な染色技法の特性について理解し、テキスタイルにおける染色表現の知識、考察を深めることを目的とする。授業後半は、まず、技法とデザインとの関係性からクラフト領域でのテキスタイルについて論じ考察する。そして、美術とも深い繋がりを持つテキスタイルについて、アートという観点から論じ、人が何をテキスタイルに託し、どのように展開したか、そしてこれからのテキスタイルの可能性とは何か、について考察を進める。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
テキスタイルデザイン専門科目。 |
履修上の注意 /Notes |
テキスタイル関連の情報を収集する習慣付けに努めること。 授業内容に関連する展覧会をみたり書籍文献を読むなど、積極的な情報収集を併行させながら取り組むこと。 30分以上の遅刻、無断早退は欠席とした扱う。 |
教科書 /Textbook(s) |
使用しない。 |
参考文献等 /References |
使用しない。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
テキスタイル関連の情報を収集する習慣付けに努めること。 授業内容に関連する展覧会をみたり書籍文献を読むなど、積極的な情報収集を併行させながら取り組むこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
特になし。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。 ?ディスカッション ?プレゼンテーション ?振り返り ?発問 ?挙手 ?実験 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない。 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [素材とテキスタイル1(渡邉)] 繊維素材に関する概論。グループ分けにより、調査とプレゼンを行う繊維素材とテーマを決定する。 紡毛車の種類とメカニズム概説。(渡邉) |
指定された繊維について調査し、プレゼン資料を作成する。 | 繊維分類表?羊毛についてのパワポスライド |
2 | 2 | [素材とテキスタイル2(渡邉)] 羊毛についてのグループ発表と質疑応答及び実験による補填。 (渡邉) |
予習:綿について調べておく。 | 学生作成の出力資料 |
3 | 3 | [素材とテキスタイル3(渡邉)] 綿についてのグループ発表と質疑応答による補填。 紡毛車のメカニズム実験1(渡邉) |
予習:麻と靱皮繊維について調べておく | 学生作成の出力資料 |
4 | 4 | [素材とテキスタイル4(渡邉)] 麻と靱皮繊維についてのグループ発表と質疑応答による補填。 紡毛車のメカニズム実験2(渡邉) |
予習:絹について調べておく | 学生作成の出力資料 |
5 | 5 | [素材とテキスタイル5(渡邉)] 絹についてのグループ発表と質疑応答による補填。 紡毛車のメカニズム実験3(渡邉) |
予習:化学繊維について調べておく | 学生作成の出力資料 |
6 | 6 | [素材とテキスタイル6(渡邉)] 化学繊維についてのグループ発表と質疑応答による補填。紡毛車のメカニズム実験4 (渡邉) |
予習:繊維と社会?環境?人権について調べておく | 学生作成の出力資料 |
7 | 7 | [素材とテキスタイル7(渡邉)] 繊維と社会?環境?人権について、海外研究事例紹介と質疑応答による補填。 |
学生作成の出力資料 | |
8 | 8 | [染色とテキスタイル1(今田)] 概論として染色技法全般について紹介し、各自調査しプレゼンする技法を決定する。(今田) |
予習:技法について調査しプレゼン資料を作成する。 | 染色に関する出力資料 |
9 | 9 | [染色とテキスタイル2(今田)] 染色技法ついてプレゼン発表、質疑応答を行う。(今田) |
復習:染色技法についての調査まとめ | パワポスライドに付随する出力資料(学生作成) |
10 | 10 | [造形表現とテキスタイル1(島田)] 国内の展覧会について(島田) |
復習:ミニレポートおよび研究発表につなげるための調査 |
テーマに関連するプリント |
11 | 11 | [造形表現とテキスタイル2(島田)] 国外の展覧会について(島田) |
復習:ミニレポートおよび研究発表につなげるための調査 | テーマに関連するプリント |
12 | 12 | [造形表現とテキスタイル3(島田)] インスタレーション:空間と造形表現について(島田) |
復習:ミニレポートおよび研究発表につなげるための調査 | テーマに関連するプリント |
13 | 13 | [造形表現とテキスタイル4(島田)] 異領域とのコラボレーションについて(島田) |
復習:ミニレポートおよび研究発表につなげるための調査 | |
14 | 14 | [造形表現とテキスタイル5(島田)] 研究発表:国内および国外のテキスタイル作家について(島田) |
復習:ミニレポート 予習:研究発表のための調査のまとめ |
|
15 | 15 | [倫理的デザインとテキスタイル1(島田)] 研究発表:テキスタイル分野における倫理的デザインの具体例について(島田) |
予習:研究発表のためのデータ作成 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 複数の天然繊維素材の主要特性について説明することができる。(渡邉担当分)(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 繊維素材の歴史における倫理問題事項について、複数説明することができる。(渡邉担当分)(B) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 染色技法の種類、その特性について理解し説明することができる。(今田担当分)(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 |
テキスタイルの分野におけるデザインと造形表現の相違点を説明することができる。(島田担当分)(C-2) |
○ | ○ | |||||
5 | テキスタイルの分野における倫理的デザインの具体例を説明することができる。(島田担当分)(B) | ○ | ○ | ○ | ||||
6 | 授業で指定されたテーマについて、他の受講者に分かりやすくプレゼンスライドと口頭で他者に伝えることができる。(渡邉、今田、島田担当分)(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
提出物 | 授業態度 | |||
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1 | 複数の天然繊維素材の主要特性について説明することができる。(渡邉担当分)(C-2) | ○ | ○ | ||||
2 | 繊維素材の歴史における倫理問題事項について、複数説明することができる。(渡邉担当分)(B) | ○ | ○ | ||||
3 | 染色技法の種類、その特性について理解し説明することができる。(今田担当分)(C-2) | ○ | ○ | ||||
4 |
テキスタイルの分野におけるデザインと造形表現の相違点を説明することができる。(島田担当分)(C-2) |
○ | ○ | ||||
5 | テキスタイルの分野における倫理的デザインの具体例を説明することができる。(島田担当分)(B) | ○ | ○ | ||||
6 | 授業で指定されたテーマについて、他の受講者に分かりやすくプレゼンスライドと口頭で他者に伝えることができる。(渡邉、今田、島田担当分)(C-2) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 50 |