シラバス参照 |
科目名/Course: 景観デザイン論/Landscape Design | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
景観デザイン論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Landscape Design |
時間割コード /Registration Code |
34016701 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
デザイン工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○穂苅 耕介 , 宮原 克昇 |
オフィスアワー /Office Hour |
穂苅 耕介(月、水の10:30?15:00) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
3年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2024/03/11 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
近年、景観という指標により、建築物などが評価することが増えている。しかし、景観という概念は、建築等を創り出す側ではなく、それを受容する側のものである。景観を学ぶことは、どのように建築物を設計するかではなく、それが社会にどのように受け入れられるかを学ぶことである。ここでは、そもそも景観という概念がどのように生まれてきたのかを知り、その上でその概念の元でよりよい建築等を創り出す可能性をデザイン論として学ぶ。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
景観、風景、場所性、生活景、景観工学、パタンランゲージ |
履修上の注意 /Notes |
近代文化史をよく理解しておくこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
なし |
参考文献等 /References |
「風景学ー風景と景観をめぐる歴史と現在」、中川理、共立出版。『日本の風景?西欧の景観」、オギュスタン?ベルク、講談社。「都市のイメージ」、ケビン?リンチ、岩波書店。「パタン?ランゲージ」、クリストファー?アレグザンダー、鹿島出版会 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
|
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
建築士受験指定科目 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
|
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション] 景観という概念を学ぶことがなぜ必要なのかを学ぶ |
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2 | 2 | [名所と風景] 景観よりさらに古い名所や風景の価値について学ぶ |
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3 | 3 | [景観価値の発見] 景観(風景)が近代(ルネッサンス)に発見されたものであることを学ぶ |
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4 | 4 | [規範としての景観] 景観(風景)が社会的規範として発動されてきたことを学ぶ |
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5 | 5 | [歴史が作る景観(風景)] 歴史的な価値が風景(景観)の価値に結びついていることを学ぶ |
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6 | 6 | [近代主義が作る景観] 近代主義(モダニズム)が作り出す景観の特殊性を学ぶ |
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7 | 7 | [都市の景観デザイン] モダニズムの波及とともに登場する都市デザインを学ぶ |
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8 | 8 | [景観工学] 土木工学から生まれた景観工学の価値創造について学ぶ |
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9 | 9 | [生活景] 集落的な世界に見いだされる生活景という概念を学ぶ |
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10 | 10 | [没場所性] 景観の根拠となる場所性をそれを失う近代社会について学ぶ |
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11 | 11 | [仮構される景観] アミューズメント施設や商業施設に登場する仮設的な景観について学ぶ |
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12 | 12 | [イメージ?マップ] 景観要素を都市のイメージとして調査?分析するイメージマップを学ぶ |
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13 | 13 | [パタン?ランゲージ] 景観デザインの手法として登場したパタン?ランゲージについて学ぶ |
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14 | 14 | [生態的景観] 近年注目されるエコロジカル(生態的)景観の理論を学ぶ |
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15 | 15 | [景観デザインの実例] これまで学んだ手法を用いた景観デザインの実例を学ぶ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 景観価値がどのように生まれたかを理解する | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 景観が絶対的ではなく相対的なものであるこを学ぶ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 景観の構成要素と相互の関係について学ぶ | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 景観と風景の違いと共通点について理解する | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | よりよい景観を構成できるデザイン手法を学ぶ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | 出席?授業態度 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 景観価値がどのように生まれたかを理解する | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 景観が絶対的ではなく相対的なものであるこを学ぶ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 景観の構成要素と相互の関係について学ぶ | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 景観と風景の違いと共通点について理解する | ○ | ○ | ○ | |||
5 | よりよい景観を構成できるデザイン手法を学ぶ | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 30 | 20 |