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科目名/Course: 日本デザイン論/Japanese Design | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
日本デザイン論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Japanese Design |
時間割コード /Registration Code |
30527601 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
ビジュアルデザイン学科,工芸工業デザイン学科,建築学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○西田 麻希子 , 山下 万吉 , 真世土 マウ , 舩山 俊克 , 吉田 豊 |
オフィスアワー /Office Hour |
西田 麻希子(火曜日3限、3604/その他:メールにてmacky@dgn.oka-pu.ac.jpまで希望日時を連絡してください。)
山下 万吉(木曜2限(3608)) 真世土 マウ(月曜日2限(3206研究室)) 舩山 俊克(?月曜3限、4限:3301 ?予定が空いている時間は基本的に対応可能なため下記まで連絡してください。 funayama@dgn.oka-pu.ac.jp) 吉田 豊(月曜日3限 3403室) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2024/03/01 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
オムニバス |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
本講義では、日本のデザインが外来文化を受容しつつ独自の文化を形成してきた点に着目し、文化史や異文化比較に基づく日本のデザインの系譜と特色および多視点からの観察に基づく発想について講義する。 講義を通じて日本のデザインについて考察をうながし、専門の基礎となるデザインリテラシーを身につけることを目的とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
デザイン史を履修済みであることが望ましい。 キーワード:異文化比較 |
履修上の注意 /Notes |
オムニバス形式で実施する。 各分野の講義において課された課題をすべて提出することを単位修得の条件とする。 |
教科書 /Textbook(s) |
なし |
参考文献等 /References |
各分野別に指示する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
インターネットや図書館等での資料収集だけでなく、可能な限り実物の観察を行うこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では次のアクティブラーニングを採用している。 ?課題(宿題など) |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
なし |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション/グラフィック分野] 授業概要、スケジュールの説明を行う。 継承性のある紋章が古くから存在するのはヨーロッパの紋章と日本の家紋のみである。両者を比較しながら造形手法ついて学ぶ。(西田) |
授業内容の復習 | 授業概要資料 |
2 | 2 | [グラフィック分野] 他国からの影響を受けながら時代とともに変容していく平面上の空間表現や、平面に現れる時間的要素について学ぶ。(西田) |
授業内容の復習 | 授業概要資料 |
3 | 3 | [グラフィック分野] 日本人は「包む」ことについて独特の作法を形成し、伝承してきた。日本の「包む」文化とパッケージについて学ぶ。(西田) |
授業内容の復習 | 授業概要資料 |
4 | 4 | [映像分野/世界に影響を与えた日本の映像表現] 世界に影響を与えた日本の映像表現(また、世界に影響を与えた映像表現がどのように発展し、日本に先祖返りしたのか)について説明しつつ、日本の映像表現について学ぶ。 |
授業内容の復習 | 授業概要資料 |
5 | 5 | [映像分野/日本国内外CMの比較から見る映像表現の違い] 日本と海外のCMや、同一商品の日本向けと海外向けのプロモーションビデオなどを比較し、映像表現手法や広告手法の違いについて学ぶ。そこから、日本独自の映像表現及び国民性について考える。 |
事前リサーチ(第4回の授業内にて指示) | 授業概要資料 |
6 | 6 | [映像分野/映像メディアによる感情のデザイン] 私たちの感情が映像メディアの作り手にいかに操作(デザイン)されているか。日本の商業映画を取り上げ、説明する。 |
授業開始前までに指定された映画の鑑賞(第5回の授業内にて指示)、授業内容のまとめ、レポートの提出 | 授業概要資料、レポート説明用紙 |
7 | 7 | [プロダクト分野] プロダクトデザインに関する日本と海外の関係性を歴史から概観する。(舩山) |
授業内容の復習 | 特になし |
8 | 8 | [プロダクト分野] 日本のプロダクトデザインにおける、人間工学やユニバーサルデザインの考え方を学ぶ。(舩山) |
授業内容の復習 | 特になし |
9 | 9 | [プロダクト分野] 現代のロボットやAIなどに至るモノのデザインに対する考え方とその立ち位置について確認する。(舩山) |
授業内容の復習 | 特になし |
10 | 10 | [せラミック分野/土器の起源] 古代文明における道具としての土器の起源と、文化発展における土器の重要性を考察する。(真世土) |
授業内容の復習 | 授業概要資料、レポート説明用紙 |
11 | 11 | [セラミック分野/六古窯] 日本古来の窯、中世から現在まで生産が続く陶磁器の特徴を学ぶ。(真世土) |
授業内容の復習 | 授業概要資料、レポート説明用紙 |
12 | 12 | [セラミック分野/走泥社] 「走泥社」(1948?1998)伝統的な陶芸にとらわれず、実用性を伴わない「オブジェ焼き」という新たなジャンルについて考察する。(真世土) |
授業内容の復習 | 授業概要資料、レポート説明用紙 |
13 | 13 | [建築分野] 気候?屋根に見る建築の違いについて説明しつつ、日本の建築表現について学ぶ。(吉田) |
授業内容の復習 | 授業概要資料、レポート説明用紙 |
14 | 14 | [建築分野] 素材や構造架構に見る建築の違いについて説明しつつ、日本の建築表現について学ぶ。(吉田) |
授業内容の復習 | 授業概要資料、レポート説明用紙 |
15 | 15 | [建築分野] 世界に影響を与えた日本の建築について説明しつつ、日本の建築表現について学ぶ。(吉田) |
授業内容の復習 | 授業概要資料、レポート説明用紙 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 文化史や異文化比較に基づいて、日本のデザインの特色を理解できる(C-1)。 | ○ | ||||||
2 | 日本を軸に、デザインを成り立たせている発想や手法について理解できる(C-1)。 | ○ | ||||||
3 | 日本のデザインの精神性を考察できる(C-1)。 | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート1 | レポート2 | レポート3 | レポート4 | レポート5 |
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1 | 文化史や異文化比較に基づいて、日本のデザインの特色を理解できる(C-1)。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
2 | 日本を軸に、デザインを成り立たせている発想や手法について理解できる(C-1)。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3 | 日本のデザインの精神性を考察できる(C-1)。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
評価割合(%) /Allocation of Marks |
20 | 20 | 20 | 20 | 20 |