シラバス参照 |
科目名/Course: 情報通信工学実験A(通信2)/Information and Communication Engineering Experiment A | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
情報通信工学実験A |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Information and Communication Engineering Experiment A |
時間割コード /Registration Code |
21271102 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○福嶋 丈浩 |
オフィスアワー /Office Hour |
福嶋 丈浩(月曜日 5限 2319室 ※在室中であれば他の時間帯でも対応可) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
第4クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
2年B(28年度以降入学生) |
単位数 /Credits |
1.0 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/16 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
電気回路ならびに電子回路を中心としたハードウエアに関する実験を通して、情報通信工学における基礎的な技術や問題解決能力を身につける。具体的には、オシロスコープなどの測定機器の使い方を学んだ上で、電気回路や半導体素子の特性を測定する技術を身につける。さらに、論理回路の基本的な動作を実験により確認する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
情報通信工学演習Ⅲで学んだ計測機器の使い方やレポートの書き方などの基礎的な技術や知識。 交流回路、ダイオード、トランジスタ、演算増幅器、論理回路 |
履修上の注意 /Notes |
「電気回路Ⅰ」、「電気回路Ⅱ」、「電子回路」、「論理回路」を履修していることが望ましい。 全回出席および全報告書の提出を要す。 三角関数や平方根が計算できる関数電卓、ノート、USBメモリを持参すること。 |
教科書 /Textbook(s) |
教科書は使用しないが、初回に担当教員が作成した実験テキストを配布する。 |
参考文献等 /References |
図書館に電気回路、電子回路、半導体デバイス、論理回路に関する書籍が多数あるので参考にすると良い。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
情報通信工学演習Ⅲのハードウエアに関する実験内容を十分に復習しておくこと。 実験テキストを事前に良く読んでおくこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
グループワーク プレゼンテーション 課題(レポート) |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
民間企業の研究所において光半導体素子の開発に従事した経験を生かして、オシロスコープ等の計測機器を用いた電気?電子工学に関する実験の技術を伝える。 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [実験テーマの説明および報告書作成上の注意] 情報通信工学実験Aで取り組む実験テーマについて説明するとともに、履修上の注意や報告書作成上の注意について説明する。 |
実験のテキストを配布する。 | |
2 | 2 | [交流電圧の測定とホイートストンブリッジによる抵抗の測定] オシロスコープを用いた交流電圧の測定方法を学ぶ。また、ホイートストンブリッジを用いて50本の電気抵抗の測定を行い、平均値や分散を求める。 |
実験のテキストを熟読して、実験の目的、実験方法、注意事項を十分に理解したうえで実験に臨むこと。また、レポートの提出が求められる課題に対しては、報告内容を理解した上で実験に臨むこと。さらに、実験終了後は、実験のテキストに示したレポート作成の手引きにしたがって、期限までにレポートを仕上げること。3回目以降も同様である。 | |
3 | 3 | [フィルタ回路ならびにRLC 直列回路の周波数特性の測定] 抵抗とコンデンサで構成されるローパスフィルタやハイパスフィルタの周波数特性を測定して、遮断周波数を求める。また、RLC直列共振回路の周波数特性を測定して、共振周波数や共振の鋭さを求める。 |
||
4 | 4 | [半導体素子(ダイオード、トランジスタ) の特性測定] ダイオードの電圧-電流特性を測定して整流作用を確認する。また、トランジスタを用いたエミッタ接地形式の増幅器に対して電流増幅率を測定する。 |
||
5 | 5 | [演算増幅器を用いたアナログ演算回路の特性測定] 演算増幅器を用いた演算回路(加算回路、減算回路、積分回路、微分回路)の入出力電圧波形を観測して、演算回路の動作を確認する。 |
||
6 | 6 | [論理回路の基本的な動作の確認] トランジスタを用いたNOT回路とNAND回路の構成方法を学ぶ。さらに、ロジックICの動作を確認する。 |
||
7 | 7 | [組合せ回路の動作確認] ロジックICを用いた各種の組み合わせ回路(セレクトゲート,ワショットマルチバイブレータ)の動作確認を行う。 |
||
8 | 8 | [発表会] 取り組んだ実験の中から一つのテーマを選んで実験グループごとにプレゼンテーションと質疑応答を行う。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | オシロスコープなどの測定機器を活用した電気回路の測定ができる。(G)(H) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 抵抗、コンデンサ、コイルなどの回路素子および半導体素子の動作を理解して検証できる。また、論理回路の動作を理解して検証できる。(G)(H) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 実験結果に対して理論と照らし合わせて考察が行える。(F) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 実験結果をまとめて報告すること(技術文書の作成、プレゼンテーション)ができる。(F) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート/Reports | 授業態度/Attitude | 実技試験/Practical exam | プレゼンテーション/Presentation | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | オシロスコープなどの測定機器を活用した電気回路の測定ができる。(G)(H) | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 抵抗、コンデンサ、コイルなどの回路素子および半導体素子の動作を理解して検証できる。また、論理回路の動作を理解して検証できる。(G)(H) | ○ | ○ | ||||
3 | 実験結果に対して理論と照らし合わせて考察が行える。(F) | ○ | |||||
4 | 実験結果をまとめて報告すること(技術文書の作成、プレゼンテーション)ができる。(F) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 20 | 10 | 10 |