シラバス参照 |
科目名/Course: 計算機工学入門/Introduction to Computer Engineering | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
計算機工学入門 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Introduction to Computer Engineering |
時間割コード /Registration Code |
21145101 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○岩橋 直人 |
オフィスアワー /Office Hour |
岩橋 直人(水曜日14:00~15:00) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2024/03/08 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
計算機科学/計算機工学の基礎知識を、計算機の歴史や社会的要件を踏まえて理解するとともに、学問として総合的に学習するための視点を取得することを目指す。そのために、計算機の歴史やさまざまな応用システムなどの社会的背景、計算機を科学/工学として成立させている数学、計算機アーキテクチャ、ソフトウェアの基本的考え方、情報倫理、などさまざまな基礎知識を学習する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
キーワード:計算機、コンピュータ、論理回路、組み合わせ回路、機械語、アセンブリ言語、高水準言語、情報倫理 |
履修上の注意 /Notes |
アクティブラーニング形式で授業を行います。授業の前に各自予習をし、授業では、不明点についての質問への開設を行います。 |
教科書 /Textbook(s) |
コンピュータのしくみを理解するための10章、馬場敬信、技術評論社、1980円(税抜) |
参考文献等 /References |
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自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
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資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
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アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
アクティブラーニング形式で授業を行います。授業の前に各自予習をし、授業では、不明点についての質問への開設を行います。 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
ソニー(株)にて、現在全世界で普及しているオーディオコーディングを開発し基本特許を取得した。また、ソニーの日本、アメリカ、ドイツの研究所からなる全社的プロジェクトを統括し、音声翻訳の研究?開発を行った。さらに、産官学共同研究機関である国際電気通信基礎技術研究所にて、先進的な音声合成方法を開発し、情報技術で世界最高峰のベル研究所に技術供与した。その他、ロボカップ世界大会優勝2回など。 本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。 その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。 /guide/guide_detail/index/1860.html |
備考 /Notes |
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。 その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。 /guide/guide_detail/index/1860.html |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [導入?計算機とは何か] ?計算機の基礎的概念について学ぶ |
教科書の予習復習 | |
2 | 2 | [計算機の歴史] ?計算機の発達の歴史を学ぶことにより、計算機についての理解を深める。 |
教科書の予習復習 | |
3 | 3 | [コンピュータの動く基本] ?電卓とコンピュータの違いを理解する。 ?プログラム内蔵方式について学ぶ。 ?コンピュータの基本構成を理解する。 |
教科書の予習復習 | |
4 | 4 | [0と1から始まるコンピュータの世界] ?ビット表現について学ぶ。 ?2進数による数の表現について学ぶ。 ?デジタルとアナログの違いについて理解する。 |
教科書の予習復習 | |
5 | 5 | [0と1を組み合わせて処理する(1)] ?ブール代数を使った0と1の処理法を学ぶ。 ?論理式表現について学ぶ。 ?論理関数で事象を表す方法を学ぶ。 |
教科書の予習復習 | |
6 | 6 | [0と1を組み合わせて処理する(2)] ?論理関数を論理回路で実現する方法を学ぶ。 ?組み合わせ回路を学ぶ。 |
教科書の予習復習 | |
7 | 7 | [0と1を組み合わせて処理する(3)] ?順序回路を学ぶ。 ?時間の概念を導入する方法を学ぶ。 |
教科書の予習復習 | |
8 | 8 | [簡単なコンピュータを設計する] ?シンプルをコンピュータを実現する。 ?命令サイクルを実現する。 ?プログラムを実行してみる。 |
教科書の予習復習 | |
9 | 9 | [0と1を並べて命令やデータを表現する] ?機械語プログラムについて学ぶ。 ?機械命令の表現について学ぶ。 ?10進数と2進数 ?固定小数点形式、負の数の表現、浮動小数点形式について学ぶ。 |
教科書の予習復習 | |
10 | 10 | [機械命令を実行する] ?固定小数点演算命令の実行をシミュレートしてみる。 ?浮動小数点演算命令の実行をシミュレートしてみる。 ?分岐命令を実行する。 |
教科書の予習復習 | |
11 | 11 | [機械命令の実行を制御する] ?割り込みについて学ぶ。 ?複数のプログラムを同時に走らせる方法について学ぶ。 ?オペレーティングシステムの基礎を理解する。 |
教科書の予習復習 | |
12 | 12 | [アセンブリ言語でプログラムを作成し実行する] ?なぜアセンブリ言語でプログラムを書くか理解する。 ?アセンブリ言語から機械語へどうやって変換するか理解する。 ?アセンブリ?コードから実行可能イメージの生成までの過程を理解する。 |
教科書の予習復習 | |
13 | 13 | [高水準言語でプログラムを作成する] ?なぜ高水準言語でプログラムを書くのかを理解する。 ?Cのプログラム例。 ?コンパイラの仕事について理解する。 ?高水準プログラムの作成から実行までを理解する。 ?高水準言語レベルでプログラムをデバックする方法を学ぶ。 |
教科書の予習復習 | |
14 | 14 | [アルゴリズムを考える] ?アルゴリズムとは何かを学ぶ。 ?例として数字を大小順に並べる問題を取り上げる。 ?効率のよりアルゴリズムとは何かを理解する。 |
教科書の予習復習 | |
15 | 15 | [まとめ] ?全体のまとめ?整理?復習を行う。 |
教科書の予習復習 | |
16 | 16 | [期末試験] 全体の内容に関して試験を行う. |
教科書の予習復習 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | システムとしての計算機の役割と基本的枠組みが理解できる(D) | ○ | ||||||
2 | 計算機でのさまざまな情報表現を理解できる(D) | ○ | ||||||
3 | 計算機の各サブシステムの基本的機能を理解できる(D) | ○ | ||||||
4 | 積極的に授業に参加できる(D) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
受講態度 | ||||
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1 | システムとしての計算機の役割と基本的枠組みが理解できる(D) | ○ | |||||
2 | 計算機でのさまざまな情報表現を理解できる(D) | ○ | |||||
3 | 計算機の各サブシステムの基本的機能を理解できる(D) | ○ | |||||
4 | 積極的に授業に参加できる(D) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
70 | 30 |