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授業情報/Course information

科目名/Course: 介護総合演習Ⅲ(障がい者支援施設)/Care Work Exercise Ⅲ
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授業基本情報
科目名(和文)
/Course
介護総合演習Ⅲ(障がい者支援施設)
科目名(英文)
/Course
Care Work Exercise Ⅲ
時間割コード
/Registration Code
16203701
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
現代福祉学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○佐藤 ゆかり , 趙 敏廷 , 未定 ---
オフィスアワー
/Office Hour
佐藤 ゆかり(通年 火曜日 2限 6611研究室)
趙 敏廷(通年 月曜日 4限 5105研究室)
開講年度
/Year of the Course
2024年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
3年,4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2024/03/05
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
[授業の目的?ねらい]
介護実践に必要な知識と技術の統合を行うとともに、介護福祉観を形成し、専門職としての態度を養う

[授業全体の内容の概要]
介護福祉実習Ⅲの導入及び総括を行う。本演習では、実習施設の理解を深め、既習の知識と技術の統合を図り、介護実践につなげられるよう事前学習を進める。また、実習の振り返りから介護の知識と技術を実践と結び付けて統合?深化させる。さらに、担当利用者の個別支援計画について、根拠に基づいた支援が展開されているか介護実践の評価を行い、質の高い介護実践につながる実践研究の意義と方法を理解する。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
介護総合演習Ⅲは介護福祉実習Ⅲの事前指導と事後学習を行う。
これまでの知識?技術の総まとめを行う。
これまでに履修した講義?演習?実習で学んだ内容を統合し、臨床において介護福祉実践を行う基礎を固めていく過程であるため、既習知識?能力の全てが必要となる。

キーワード:高齢者、障がい者、家族、在宅、地域、障がい者支援施設、対象者特性、対象者との人間関係の成立?発展、日常生活の障害、生活像、介護福祉計画、生活支援技術、記録と評価、関連専門職との連携
履修上の注意
/Notes
?グループメンバー及び担当教員との連絡を密にする。
?ディスカッションには積極的に参加すること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]
1.介護福祉士に求められる役割と機能を理解し、専門職としての態度を養う。
2.介護を実践する対象、場によらず、様々な場面に必要とされる介護の基礎的な知識?技術を習得する。
3.本人、家族等との関係性の構築やチームケアを実践するための、コミュニケーションの基礎的な知識?技術を習得する。
4.対象となる人の能力を引き出し、本人主体の生活を地域で継続するための介護過程を展開できる能力を養う。
5.介護実践における安全を管理するための基礎的な知識?技術を習得する。
6.各領域で学んだ知識と技術を統合し、介護実践に必要な観察力?判断力及び思考力を養う。
教科書
/Textbook(s)
CMD体育_cmd体育平台@介護福祉実習要綱
参考文献等
/References
介護福祉士養成講座テキスト全巻

介護保険法?障害者総合支援法を含む福祉六法、ハンドブック等
例えば、ミネルヴァ社会福祉六法, 2023 ミネルヴァ書房編集部編 ミネルヴァ書房
CMD体育_cmd体育平台@附属図書館に書籍が所蔵されています。
https://opac.lib.oka-pu.ac.jp/opac/search?isbn=9784623095162
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
既習科目の全ての知識と技術を統合し、活用する演習であるため、しっかり復習をしておくこと。
法律、制度、施策等の最新情報を収集しておくこと。
介護福祉士国家試験、社会福祉士国家試験の受験勉強内容も連動して実習?演習に役立つため、並行して進めるとよい。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
介護福祉士国家試験受験資格を得るための必修科目
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
?グループワーク?ペアワーク
?ディスカッション
?プレゼンテーション
?振り返り
?挙手
?課題
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
介護福祉士の実務経験のある教員が、その実務経験を活かして介護実践に繋げられるような教育を行う
備考
/Notes
本科目は、対面で実施する。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [介護福祉実習Ⅲの意義]
介護福祉実習Ⅲの授業目標、到達課題、実習の実施方法について理解する。知識と技術の統合として、実習の教育効果を上げるため、事前に実習施設についての理解を深めるとともに、各領域で学んだ知識と技術を統合し、 介護実践につながる準備を進める。介護実習の意義と目的 ?実習施設?事業などの理解。実習施設?機関についての理解。実習施設?事業所がある地域の理解、社会資源との関わりについての理解を深める。
実習要綱を詳細に読み、理解する。ポートフォリオの作成に取り掛かる。 適宜配布
2 2 [実習施設の理解① グループ学習]
実習目標の設定、実習計画の作成、実習記録の意義と目的、方法、留意点、個人情報の取り扱い、健康管理について理解する。実習機関?施設、対象者、対象者の持つ特性について、グループ学習を進め、理解を深める。さらに、冊子にまとめ、実習教材とする。
実習施設、対象者、対象者の持つ特性の復習、知識の補完 適宜配布
3 3 [実習施設の理解② グループ発表]
グループ学習でまとめた冊子を資料に、グループごとにプレゼンテーションを行う。また、これまでに各領域で学んだ知識と技術を統合し、介護実践につなげる考え方を学習する。
他グループのプレゼンから学んだことを事後学習、プレゼン内で理解が不十分だった点を補習 適宜配布
4 4 [介護福祉実習Ⅲの概要①実習課題の検討]
介護福祉実習Ⅲの実習課題を確認するとともに、実習課題達成に向け必要な既習知識や技術の振り返りを行う。
既習知識や技術の復習 適宜配布
5 5 [介護福祉実習Ⅲの概要② 実習内容の確認]
介護福祉実習Ⅲの実習内容を確認し、各事業所での到達目標を理解する
各事業所の概要について調べる 適宜配布
6 6 [実習後学内反省会(総括)]
実習におけるスーパービジョン、自己評価と客観的評価、実習のまとめを行う。実習後に、主に施設単位で実習成果をまとめ、プレゼンテーションを行う。実習を振り返り、介護福祉の知識や技術を実践と結び付け、統合?深化させる。介護実践の研究について、研究の意義と目的や研究方法の理解(質的研究、量的研究、 事例研究)。
実習総括の作成と、施設ごとの実習成果シートの作成 適宜配布
7 7 [実習報告会]
実習を振り返り、学びの共有。介護の知識や技術を実践と結びつけて統合、深化させるとともに、自己の課題を明確にし、専門職としての態度を養う。
適宜配布
8 8 [模擬カンファレンス(事例発表)の開催方法について]
学生が担当した利用者1名を選定し、グループメンバー全員で事例発表を行うとともに模擬カンファレンスを実施する。そのためのオリエンテーションを行う。
カンファレス開催技法の復習 適宜配布
9 9 [事例検討①グループワーク]
発表事例を全員で共有する。担当ケースのケースレポート作成。自己の課題と展望について検討する。
事例検討ルールの確認 適宜配布
10 10 [事例検討②グループワーク]
発表事例のニーズ統合、ケアプランと介護福祉計画を作成し、担当教員の指導を受ける
ニーズ抽出に関連する知識の補完、計画立案に関連する知識の補完 適宜配布
11 11 [事例検討③グループワーク]
模擬カンファレンスのシナリオを作成し、ロールプレイの準備を行う
シナリオ作成の技法の確認、ロールプレイ技法の確認 適宜配布
12 12 [模擬カンファレンス①]
シナリオに沿って模擬カンファレンスを実施する。ロールプレイにより、対象者の立場に立ってケースと援助展開を理解する。
ロールプレイで気づいた点について理解を深める 適宜配布
13 13 [模擬カンファレンス②]
シナリオに沿って模擬カンファレンスを実施する。ロールプレイにより、対象者ならびに家族や介護福祉士、他専門職の立場に立ってケースと援助展開を理解する。質の高い介護実践やエビデンスの構築につながる、実践研究の意義とその方法を理解するとともに、介護福祉専門職に求められる能力を養う。
家族や他専門職のロールプレイで気づいた点について理解を深める 適宜配布
14 14 [模擬カンファレンス③]
他グループの模擬カンファレンスに、フロア参加者として参加し、意見を述べるなど、カンファレンス内容をともに検討する
カンファレンス展開を実践し、気づいた点について理解を深める 適宜配布
15 15 [模擬カンファレンス④?実習総合総括]
フロア参加者および教員からの助言を受け、カンファレンスを通して気づいたこと、発表内容とは別の解釈からカンファレンスを展開した場合の予測などについて、振り返りの発表を行う。介護実践の科学的探求として、質の高い介護実践やエビデンスの構築につながる実践研究の意義とその方法を理解する。
ケースの別の展開について考察し、必要な支援展開を検討する 適宜配布
16 16 [定期試験]
自己の課題を明確にし、専門職としての態度を養うとともに、介護福祉観を形成するために、介護福祉の課題と展望というテーマで論考する。授業目標の達成状況を自己評価する。
ポートフォリオの振り返り 適宜配布
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 1.障がい者支援施設における介護福祉実習の意義と重要性について理解できる。(D)
2 2.介護福祉実習での学習内容を検討し再構築することで専門職としての意識を高めることができる。(D)
3 3.介護過程展開の実践力を高めことができる。(D)
4 4.研究姿勢を養うことができる。(D)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
実習事前事後課題
1 1.障がい者支援施設における介護福祉実習の意義と重要性について理解できる。(D)
2 2.介護福祉実習での学習内容を検討し再構築することで専門職としての意識を高めることができる。(D)
3 3.介護過程展開の実践力を高めことができる。(D)
4 4.研究姿勢を養うことができる。(D)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
30 70
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