シラバス参照 |
科目名/Course: 家族福祉論/ | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
家族福祉論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
|
時間割コード /Registration Code |
16100301 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
現代福祉学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○周防 美智子 |
オフィスアワー /Office Hour |
周防 美智子(火曜日 3限) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/15 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
近年の核家族化、小家族化によって、育児、介護、家族員の生活の保護など多様な家族の福祉機能は変化を見せている。場合によっては家族への福祉機能の期待が家族を追い詰め、児童虐待や高齢者虐待、貧困などの生活問題を浮き彫りにする結果となった。現代社会の変化と家族の変容を家族システムの視点から理解し、アクティブラーニングを通して家族福祉とは何かを考え学びを深める。また、家族福祉を支える社会の役割を、ミクロ?メゾ?マクロの視点から理解できることを目的とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
履修には、様々な領域におけるソーシャルワーク活動の理解が基本となる。当事者理解だけでなく、家族理解が求められる。 |
履修上の注意 /Notes |
授業中は積極的に参加し、社会と家族に関する理解を深めてほしい。 |
教科書 /Textbook(s) |
指定教科書はない。 |
参考文献等 /References |
家族心理学―家族システムの発達と臨床援助― 中釜 洋子 : 有斐閣ブックス |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
マスメディアなどでとりあげられる「家族」をめぐる状況、問題に関心を持つこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
選択科目であるが、社会福祉士、精神保健福祉士として家族福祉ニーズの理解を深めるために、受講を勧める。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では、次のアクティブラーニングを使用している。 ①グループワークによる意見共有、課題の共有 ②小レポートによる理解の確認 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
福祉、教育領域での実践経験を活かし、家族システム?家族支援を説明する。 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [家族機能の変容] 社会の変化による家族機能の変化について、意見共有を行う。 |
家族機能を理解する。 | |
2 | 2 | [家族福祉の意義と視点] 家族の現状について理解を深め、家族福祉のニーズを学ぶ。 |
家族の課題について学ぶ。 | 家族についての資料配布 |
3 | 3 | [家族福祉の歴史] 日本における家族福祉の発展と、欧米の家族福祉の影響を考える。 |
家族福祉の理解を深める。 | |
4 | 4 | [家族に対する福祉政策] 家族福祉の現状を理解する。家族全体に視点を置いた福祉政策を考える。 |
家族福祉の理解をもとに、福祉施策を考える。 | |
5 | 5 | [家族システムの理解(1)] 家族システム理論を学ぶ。 |
家族システム論を理解する。 | 家族システム理論についての資料配布 |
6 | 6 | [家族システムの理解(2)] 子どもの課題を、家族システムから考える。(不登校?非行?母子密着など) |
家族システム論を理解する。 | 家族コミュニケーションについて資料配布 |
7 | 7 | [子育てをめぐる問題と支援] 子育ての課題を家族システムから理解し、支援のあり方を考える。履修者による分かち合いを行う。 |
子育て課題を理解する。 | |
8 | 8 | [ひとり親家庭と家族福祉] ひとり親家庭の課題を家族システムから考える。 |
ひとり親家庭の家族システムを理解する。 | DV,アルコール依存の家族システム資料を配布 |
9 | 9 | [障害者と家族福祉の実際] 障害者福祉の理解を深め、家族福祉ニーズについて意見共有を行う。 |
家族システムから介護を理解する。 | |
10 | 10 | [高齢者介護と家族福祉] 高齢者介護の現状と家族課題を考える。 |
家族システムから介護を理解する。 | |
11 | 11 | [家族支援の実際(1)] 児童虐待の事例を家族システムから捉え、家族支援計画を作成する。 |
児童虐待の家族システムを理解する。 | |
12 | 12 | [家族支援の実際(2)] 非行事例を家族システムから捉え、家族支援計画を作成する。 |
非行を家族システムで理解する。 | |
13 | 13 | [家族支援の実際(3)] 家族介護の事例を家族システムから捉え、家族支援計画を作成する。 |
家族システムを用いた家族支援を考える。 | 家族支援計画モデル資料配布 |
14 | 14 | [家族福祉の課題と展望(1)] 家族福祉ニーズを明らかにする。 |
家族システムにより家族理解を深め支援のあり方を理解する。 | |
15 | 15 | [家族福祉の課題と展望(2)] 家族を理解した、福祉ニーズを考え、今後の家族福祉について意見共有する。 |
家族システムから福祉ニーズを考える。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 専門職としての倫理観、人間性をもとに現在社会における家族と家族問題について理解ができる。(B) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
2 | 家族システムの視点から家族の福祉ニーズを理解し、家族支援、地域支援における専門性を高めることができる。(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | 家族福祉政策を理解し、家族福祉の課題?ニーズを明らかにし、専門的な支援に結びつけることができる。(C-2 ) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
グループワークにおける貢献 | 小レポート | 意見共有 | 意見発表 | 最終レポート |
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1 | 専門職としての倫理観、人間性をもとに現在社会における家族と家族問題について理解ができる。(B) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
2 | 家族システムの視点から家族の福祉ニーズを理解し、家族支援、地域支援における専門性を高めることができる。(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3 | 家族福祉政策を理解し、家族福祉の課題?ニーズを明らかにし、専門的な支援に結びつけることができる。(C-2 ) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
評価割合(%) /Allocation of Marks |
15 | 10 | 15 | 10 | 50 |