シラバス参照 |
科目名/Course: 薬理学/Pharmacology | |
科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
科目名(和文) /Course |
薬理学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Pharmacology |
時間割コード /Registration Code |
11B20901 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
看護学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○高橋 吉孝 |
オフィスアワー /Office Hour |
高橋 吉孝(火曜4限6208研究室(在室時はいつでも可)) |
開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2024/02/29 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
概略 今日の医療において薬物はなくてはならないものであり、ベッドサイドで看護業務に携わる者が、実際に投与される薬物について十分な知識をもっていることは必要不可欠である。この科目では現場の看護師に必要とされる知識として、病態との関連から臨床で実際に使用される薬物の作用機序を中心に、基本事項のみに絞って解説する。 目的 臨床で実際に使用される様々な薬物について、投与方法や薬物動態、作用点と作用機序、副作用や禁忌など基本的事項を、投与される病態の十分な理解をもって説明できるようになることを目的とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
解剖生理学、生化学を履修していることが望ましい。 |
履修上の注意 /Notes |
教科書と配布済みのプリントは、毎回の講義ですべて持参すること。 各単元の終了後に小テストを行う。 オンラインでの授業実施や連絡に備えて、事前に所定の様式の「情報倫理に関する理解と同意」を送信すること(送信があった者のみをTeamsに加えるので特に注意すること) |
教科書 /Textbook(s) |
?安原一、小口勝司、「わかりやすい薬理学」、広川書店 |
参考文献等 /References |
?田中千賀子、加藤隆一、成宮周、「NEW 薬理学 改訂第7版」、南江堂 ?プリントを配布する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業前までに講義予定の部分の教科書とプリントに目を通しておくこと。授業中に出てきた薬物について帰宅後その日のうちに、適用となる病態、その作用機序、副作用と禁忌についてまとめておくこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。 ①小テストによる単元ごとの理解度確認 ②重要事項の説明後の挙手等による理解度確認 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
病院勤務の経験を生かし、臨床で実際に使用される薬物の作用機序について説明している。 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [薬理学総論(1)] 薬物療法の目的、薬物の作用点、薬物の量と効果、薬物投与後の血中濃度の変化 |
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2 | 2 | [薬理学総論(2)] 薬剤の分布、薬剤への感受性、偽薬、薬物相互作用 |
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3 | 3 | [末梢神経薬理(1)] 末梢神経の構造、局所麻酔薬、筋弛緩薬、神経伝達物質とその受容体 |
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4 | 4 | [末梢神経薬理(2)] 自律神経の解剖、アドレナリン作動薬、抗アドレナリン作動薬 |
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5 | 5 | [末梢神経薬理(3)] コリン作動薬、抗コリン薬、抗ヒスタミン薬 |
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6 | 6 | [中枢神経薬理(1)] 精神障害の分類、中枢神経の解剖、統合失調症とその治療薬 |
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7 | 7 | [中枢神経薬理(2)] パーキンソン病とその治療薬 |
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8 | 8 | [中枢神経薬理(3)] 抗うつ薬、睡眠薬、抗不安薬 |
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9 | 9 | [鎮痛薬、抗炎症薬、消化器疾患治療薬] 麻薬と非麻薬性鎮痛薬、非ステロイド系抗炎症薬、止痢剤と制吐薬 |
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10 | 10 | [循環器薬理(1)] 降圧薬、レニンアンジオテンシンアルドステロン系 |
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11 | 11 | [循環器薬理(2)] 心不全、狭心症とその治療薬 |
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12 | 12 | [代謝性疾患薬理] 糖尿病とその治療薬 |
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13 | 13 | [化学療法(1)] 抗菌薬の分類、MICと抗菌スペクトル、抗菌薬の副作用、薬剤耐性 |
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14 | 14 | [化学療法(2)] 抗菌薬各論、消毒薬 |
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15 | 15 | [化学療法(3)] 抗腫瘍薬の作用機序と副作用、抗腫瘍薬各論、 |
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16 | 16 | [試験] 期末試験を実施 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 薬物の血中濃度と効果の関係について図示でき、EC50とは何か説明できる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 末梢神経系の解剖の理解に基づき、主な末梢神経作用薬について、作用点、薬理作用ならびに副作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 統合失調症、パーキンソン病、うつ病の病態の理解に基づき、これらの治療薬の作用機序と副作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 非ステロイド系抗炎症薬の薬理作用と副作用、麻薬性鎮痛薬の薬理作用と管理について説明でき、依存症とは何か説明できる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | レニン?アンジオテンシン?アルドステロン系の理解に基づいて高血圧と心不全の病態を説明でき、降圧薬、利尿薬、心不全治療薬、について、その作用点と薬理作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
6 | 糖尿病の病態の理解に基づいて、主な糖尿病治療薬の作用機序と特徴、ならびに副作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
7 | 主な抗菌薬のスペクトル、作用機序、副作用、耐性機序を説明でき、抗腫瘍薬の副作用とその対応についても説明できる(C-2) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
小テスト | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 薬物の血中濃度と効果の関係について図示でき、EC50とは何か説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
2 | 末梢神経系の解剖の理解に基づき、主な末梢神経作用薬について、作用点、薬理作用ならびに副作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
3 | 統合失調症、パーキンソン病、うつ病の病態の理解に基づき、これらの治療薬の作用機序と副作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
4 | 非ステロイド系抗炎症薬の薬理作用と副作用、麻薬性鎮痛薬の薬理作用と管理について説明でき、依存症とは何か説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
5 | レニン?アンジオテンシン?アルドステロン系の理解に基づいて高血圧と心不全の病態を説明でき、降圧薬、利尿薬、心不全治療薬、について、その作用点と薬理作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
6 | 糖尿病の病態の理解に基づいて、主な糖尿病治療薬の作用機序と特徴、ならびに副作用を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
7 | 主な抗菌薬のスペクトル、作用機序、副作用、耐性機序を説明でき、抗腫瘍薬の副作用とその対応についても説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
70 | 30 |