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授業情報/Course information

科目名/Course: 環境科学論A/Environmental Science A
科目一覧へ戻る 2023/11/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
環境科学論A
科目名(英文)
/Course
Environmental Science A
時間割コード
/Registration Code
00A41702
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○池口 主弥
オフィスアワー
/Office Hour
池口 主弥(月曜日5時限(16:00~17:30)在席時はいつでも対応しますので気軽に研究室に訪問してください。その他、メール等での質問も歓迎します。)
開講年度
/Year of the Course
2023年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2023/03/13
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
自然科学
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
本講義は「食文化論」ならにび食文化の前提となる「文化人類学」について概説する。
グローバル化が叫ばれて久しい現代では、旅行や商取引だけでなく、メディアや普段の生活におけるあらゆる場面で異文化に触れる機会が増えてきており、多文化の理解ならびに自国の文化の再認識?理解も必要になってきている。
本講義を通じて、自国と他国、出身地と他の地域などの食文化の多様性を把握することで、文化全般の多様性を理解し、相互尊重の意識とグローバルな視点を持った人材育成を目指す。さらに、食文化を支える食品産業の構造についても実例を交えて説明することで、将来の進路について考えるための材料を提供する。
※「食文化」とは人が生きるために食べることを工夫、努力を重ねて多くの人と共有して作り上げてきた食生活の形態であり、次世代へと継承され変容していくものである。食文化形成の要因としては、人々の住む風土の気候条件、地理的条件に加えて、異文化との接触の影響、社会?経済、人間を取り巻く環境などがあげられる(「日本からみた世界の食文化」より)。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
食べることや料理をすること、異(食)文化コミュニケーション、食品産業に対する興味
履修上の注意
/Notes
講義中は積極的に質問し、疑問点の解決に努めること。
※講義以外でも在席時はいつでも対応しますので気軽に研究室に訪問してください。その他、メール等での質問も歓迎します。
教科書
/Textbook(s)
教科書は特に使用しない。毎回資料等を配布する。
参考文献等
/References
参考図書;日本からみた世界の食文化 -食の多様性を受け入れる-(鈴木志保子、第一出版)、目からウロコの文化人類学入門(斗鬼正一、ミネルヴァ書房)
その他、必要に応じて講義中に紹介する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
身の回りの「食」「文化」について興味?関心を持ち、疑問点や課題を抽出しておき、講義等で質問できるようにしておく。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
本授業では次のアクティブ?ラーニングを採用している。
小テスト、ミニッツペーパー、ディスカッション
※振り返りおよび理解度をチェックするために原則毎回小テストの実施やミニッツペーパーを活用する。
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
複数の食品企業において食品開発(特に健康食品?サプリメント、機能性食品開発)業務に携わった経験を活かし、食物史、食文化、食生活、食品産業構造等の実際について指導する。
備考
/Notes
本科目は、一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [はじめに、文化とは、文化人類学とは]
はじめに
文化とは、文化人類学とは
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
2 2 [文化の作られ方、環境と文化の関係]
文化の作られ方
1.構造
2.組織化
3.教育
環境と文化の関係
1.気候と文化
2.空間と文化
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
3 3 [人の行動と文化、人の感覚と文化]
人の行動と文化
1.分類と行動
2.人の行動を決めるもの
人の感覚と文化
1.色と文化
2.音と文化
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
4 4 [食、味覚と文化]
食、味覚と文化
1.食べるものと食べないもの
2.食のタブー
3.味覚と文化
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
5 5 [価値と文化]
価値と文化
1.風景と文化
2.見た目と文化
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
6 6 [不潔、清潔とは何か、正常、異常とは何か]
不潔、清潔とは何か
正常、異常とは何か
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
7 7 [国際化と民族のアイデンティティ、共生について]
国際化と民族のアイデンティティ
共生について
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
8 8 [中間振り返り、レポート課題]
中間振り返りによるレポート課題テーマの決定およびレポート課題の実施
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
9 9 [人類と食物、食の文化史]
人類と食物
1.人類の歩みと食物
2.食品加工?保存技術史
食の文化史
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
10 10 [日本の食文化]
日本の食文化
1.日本の食文化
2.日本の食文化の流れ
3.日本の食文化の特徴
4.日本の伝統料理
5.これからの日本の食文化
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
11 11 [現代日本の食生活]
現代日本の食生活
1.戦後の食生活の変化
2.食生活の現状と消費生活
3.食生活の変化と食産業
4.食料の供給と食料自給率
5.環境と食
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
12 12 [世界の食文化、世界各国の食事情]
世界の食文化
世界各国の食事情
1.アジア
2.中東
3.欧州
4.アフリカ
5.中南米
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
13 13 [思想?宗教と食、これからの食事?食生活]
思想?宗教と食、これからの食事?食生活
1.宗教による食事制約
2.食事?食生活の変化と思想などが関与する食事
3.食材に関する情報
4.これからの日本の食事?食生活
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
14 14 [食品に関連する職業や資格、食品産業の役割]
食品に関連する職業や資格
食品産業の役割
1.フードシステムと食品産業
2.食品製造業の規模と動向
3.食品製造業の目的と特徴
4.食品卸売業
5.食品小売業
6.外食産業
配布された資料を見返し、復習をしておく。不明点や疑問点を抽出し、次回講義やメール等で質問を行う。 事前もしくは授業中に資料を配布する。
15 15 [振り返り、レポート課題]
振り返りならびにディスカッション、レポート課題テーマの決定およびレポート課題の実施
今までの授業内容の振り返りを行うとともに、レポート課題に取り組む。 レポート課題のテーマ、書式等に関して指示を行う。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 文化、食文化について概要を説明することができる。
2 人類と食物、食の文化史について概要を説明することができる。
3 日本の食文化について概要について説明することができる。
4 現代日本の食生活について概要を説明することができる。
5 世界の食文化、世界各国の食事情について概要を説明することができる。
6 思想?宗教と食、これからの食事?食生活について概要を説明することができる。
7 食品に関連する職業や資格、食品産業の役割について概要を説明することができる。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
小テスト ミニッツペーパー レポート
1 文化、食文化について概要を説明することができる。
2 人類と食物、食の文化史について概要を説明することができる。
3 日本の食文化について概要について説明することができる。
4 現代日本の食生活について概要を説明することができる。
5 世界の食文化、世界各国の食事情について概要を説明することができる。
6 思想?宗教と食、これからの食事?食生活について概要を説明することができる。
7 食品に関連する職業や資格、食品産業の役割について概要を説明することができる。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
30 20 50

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