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科目名/Course: 感性文化論E/Aesthetic Culture E | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
感性文化論E(食糧を考える) |
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科目名(英文) /Course |
Aesthetic Culture E |
時間割コード /Registration Code |
00A40201 |
学部(研究科) /Faculty |
共通 |
学科(専攻) /Department |
共通 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○田中 晃一 , 林 玉美 , 入江 康至 , 山下 広美 |
オフィスアワー /Office Hour |
田中 晃一(水曜日 5限 6212室(在室時はいつでも対応します))
入江 康至(水曜15:00-16:00(事前確認が望ましいです。) 教授室6202にて) 山下 広美(金曜日5限目/6201研究室) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
第4クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
1.0 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/01 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
共通カテゴリ /Category |
人文?社会科学 |
オムニバス /Omnibus |
複数教員担当?オムニバス |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
「授業概要」 人間にとって「食」とは、生きていく上で欠くことのできない命の源である。また、時代や国境を越えて、歴史や伝統、風土と密接に関わりながら、文化や産業にも深いつながりを持つ。本講義では、「歴史」「文化」「科学」といった様々な角度から「食」について学ぶことで、食に関する知識や自らの食について考える習慣を身につけるきっかけを掴む。 「達成目標」 1.農耕開始に伴う食生活の変化と地域社会?文明への影響について説明できる。(A) 2.異なる地域における食の歴史と文化について説明できる。(A) 3.近年の情報化がもたらす食生活や食文化の変化について説明できる。(A) 4.食を科学的な観点から考察し、健康や医療、嗜好、産業などとの関係性について説明できる。(A) |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
高校卒業時程度の歴史、文化、生物、化学に関する知識と、自分の考えを的確かつ簡潔にまとめる能力 |
履修上の注意 /Notes |
レポートは、講義内容をよく理解した上で、自分の考えをわかりやすい文章にまとめること。 |
教科書 /Textbook(s) |
必要に応じて授業中にレジュメ?資料を配布する。 教科書は特に指定しない。 |
参考文献等 /References |
参考書は必要に応じて授業中に指示する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
食に関するニュースや記事に積極的に触れて、関心を持ち続けること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
該当しない。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。 ?振り返り(小テスト、ミニッツペーパー等) |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
実務経験を有する教員を含むオムニバス形式で行う授業であり、実務経験を生かした教育を行う。 |
備考 /Notes |
本科目は、対面で実施の予定であるが、感染状況によっては一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [人類の食生活と文化の形成] 農耕を開始したことで人類の食生活がどのように変化し、地域集団における構造変化と文化の発達について考察する。 |
講義に関する課題について調査する。 | 配布資料あり |
2 | 2 | [民族料理の発展と文化的背景] 素材や調理法の相違、宗教的理由などにより、地域ごとに食べ方の違いが形成されるが、大別して、手食?箸食?ナイフ食の3つの文化圏の食の歴史を考察する。 |
講義に関する課題について調査する。 | 配布資料あり |
3 | 3 | [食生活のタブーと民族のアイデンティティー] 風土や宗教的理由により、民族ごとに多様な食べ物のタブーがあり、民族アイデンティティーの成立に寄与しているが、食とタブーとの関係性を考察する。 |
講義に関する課題について調査する。 | 配布資料あり |
4 | 4 | [飽食と飢餓] 国連の推定によると、世界の人口は、2030年には、85億人、2050年までには、97億人に達するという。さらに、この人口増加の半数は、アフリカや東南アジアの8ヵ国が占めており、一方、先進国の多くは人口減少の対策に苦慮している。また、豊かな国々では、膨大な量の食料が日々廃棄されている一方で、様々な要因から生じる食糧難により、世界中で飢餓難民が増大している。今後、食糧と水の確保をめぐる競争が激化し、環境への負荷の増大が予想される。この世界の二極化という現実を見据え、飽食と飢餓の関係を検討し、起こりうる近い未来の食糧危機について考察する。 |
授業のテーマに即したエッセーを書いて提出 | 配布資料あり |
5 | 5 | [どっちが本物? みぢかなコピー食品] コピー食品とは本物とは異なる食材をもちいて、まるで本物のように作られた加工食品のことを指す。その中には、私たちが普段の生活の中で知らずに口にしているものもたくさんある。講義では様々なコピー食品を紹介するとともに、コピー食品のメリット?デメリット、今後の展望などについて考察してみたい。 |
講義内容を復習する | 必要に応じて資料を配布する |
6 | 6 | [食酢の文化と健康] 食酢は古くから世界中で食されてきた食経験の豊富な食品の一つであり、現在では飲む酢としての需要も増加している。最近、食酢中に含まれる酸っぱさの成分である酢酸の作用により、肥満抑制や糖尿病予防効果が期待できることがわかってきた。本講義では食酢の食文化の歴史とともに、身体における機能を概説する。また酢の上手な摂取法についても紹介する。 |
講義内容を復習する | 必要に応じて資料を配布する |
7 | 7 | [食事と薬物] 食事と健康の関係についての社会的な関心が高まる一方、高齢化の進展によって 日常的に服薬する人が増え、また嚥下食など治療としての食事に対するニーズも 高まっている。本単元では、栄養を補給する薬について学ぶとともに、食事と薬物の関係について考えたい。 |
講義内容を復習する | 必要に応じて資料を配布する |
8 | 8 | [お酒の話] お酒の醸造法、豆知識、健康との関係、マナーなど、お酒に関する様々な側面を紹介する。 |
講義内容を復習する | 必要に応じて資料を配布する |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 農耕開始に伴う食生活の変化と地域社会?文明への影響について説明できる(A) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 異なる地域における食の歴史と文化について説明できる(A) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 近年の情報化がもたらす食生活や食文化の変化について説明できる(A) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 食を科学的な観点から考察し、健康や医療、嗜好、産業などとの関係性について説明できる(A) | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
小テスト?レポート | ||||
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1 | 農耕開始に伴う食生活の変化と地域社会?文明への影響について説明できる(A) | ○ | |||||
2 | 異なる地域における食の歴史と文化について説明できる(A) | ○ | |||||
3 | 近年の情報化がもたらす食生活や食文化の変化について説明できる(A) | ○ | |||||
4 | 食を科学的な観点から考察し、健康や医療、嗜好、産業などとの関係性について説明できる(A) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
100 |