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科目名/Course: 社会学/Sociology | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
社会学 |
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科目名(英文) /Course |
Sociology |
時間割コード /Registration Code |
00A39602 |
学部(研究科) /Faculty |
共通 |
学科(専攻) /Department |
|
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○横山 陸 |
オフィスアワー /Office Hour |
|
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
前期集中 |
対象学生 /Eligible Students |
2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/14 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
共通カテゴリ /Category |
人文?社会科学 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
本年度は社会学の古典を紹介しながら、「社会」について、さらに「社会」という視点から、労働、自殺、犯罪、宗教、資本主義、愛、自由、個性、自分と他人といった問題について論じます。コント、マルクス、デュルケーム、ウェーバー、ルカーチ、フロム、ジンメルといった社会学者の議論を扱います。以上を通じて、履修者が自分の暮らす「社会」について、物事を多角的に捉えられるようになることを講義の目的とします。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
履修にあたって専門的な知識は前提としません。ただし、社会に対して興味関心をもっていること、また少しばかり物事を抽象的に考えてみようという意欲が必要です。 |
履修上の注意 /Notes |
集中講義ですので、出席が重要となります。 |
教科書 /Textbook(s) |
毎回、レジュメを配布します。 |
参考文献等 /References |
適宜、授業中に紹介します。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
数回ごとに、宿題として簡単な小レポートを課します。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
とくにありません。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では次のアクティヴ?ラーニングを採用している。 ?課題(宿題等) ?振り返り |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない。 |
備考 /Notes |
とくにありません。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [近代社会と社会思想(コント)] 講義のテーマに関するイントロ。授業の進め方、評価方法などに関するオリエンテーション。コントによる「社会学」の構想について。 |
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2 | 2 | [働くということ] マルクスの疎外論について。「働くこと」と「幸福」「疎外」の関係について考える。 |
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3 | 3 | [お金と労働もしくは資本主義] マルクスの資本論について。「労働」という問題から資本主義社会について考える。 |
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4 | 4 | [自殺について考える] デュルケームの自殺論について。「自殺」という問題から個と社会との関係について考える。 |
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5 | 5 | [社会の連帯と分業] デュルケームの社会分業論について。「連帯」と「分業」という観点から個と社会との関係について考える。 |
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6 | 6 | [宗教の近代化?] ウェーバーの宗教社会学について。宗教と社会との関係について考える。 |
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7 | 7 | [宗教と資本主義のメンタリティ] ウェーバーの宗教社会学の続き。「合理性」という観点から社会について考える。 |
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8 | 8 | [理解社会学の構想] ウェーバーの「理解社会学」の構想について。 |
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9 | 9 | [人間関係の物象化] ルカーチの物象化論について。近代社会における人間関係について考える。 |
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10 | 10 | [自由からの逃走と全体主義のメンタリティ] フロムの社会心理学について。権威主義的パーソナリティと民主主義社会?全体主義社会の関係について考える。 |
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11 | 11 | [愛とナルシズム] フロムの社会心理学について。愛とナルシズムという観点から社会における人間関係について考える。 |
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12 | 12 | [社会と個性の関係] ジンメルの社会的文化論について。個性と社会との関係について考える。 |
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13 | 13 | [社交と闘争もしくは人間関係のプラスとマイナス] ジンメルの社会学について。「社交」や「闘争」といった人間関係から「社会」について考える。 |
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14 | 14 | [人権と「よそ者」] ジンメルの社会学の続き。「よそ者」という視点から社会および社会学について考える。 |
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15 | 15 | [総括] これまでの講義で扱った内容をまとめながら、改めて「社会」とは何かを考える。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を理解している。(A) | ○ | ○ | |||||
2 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を自分の言葉で説明できる。(A) | ○ | ○ | |||||
3 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を応用して、現実の社会問題を分析できる。(A) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
小レポート | ||||
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1 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を理解している。(A) | ○ | |||||
2 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を自分の言葉で説明できる。(A) | ○ | |||||
3 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を応用して、現実の社会問題を分析できる。(A) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
100 |