シラバス参照 |
科目名/Course: 精神保健ソーシャルワーク特論/Mental Health Social Work | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
精神保健ソーシャルワーク特論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Mental Health Social Work |
時間割コード /Registration Code |
53314301 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士前期課程 |
学科(専攻) /Department |
保健福祉学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○大倉 高志 |
オフィスアワー /Office Hour |
大倉 高志(火曜日4時限(6605研究室)) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/03 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
精神保健ソーシャルワークとは,一般的には,精神保健福祉領域における相談援助活動,並びに,相談援助実践のことである。精神保健福祉領域の対象は,産業分野や学校分野など多岐にわたっている。 本授業では,精神保健福祉領域においてもとりわけ支援が困難な対象とされている自殺とその遺族に焦点をあて,特に遺族自身が望む支援方法について検討を進めていきたい。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
国内外の自殺の実態に関する動向に関心があること。 自殺念慮者や自殺未遂者,死別後の遺族などを対象とした支援や研究に関心があること。 |
履修上の注意 /Notes |
|
教科書 /Textbook(s) |
大倉高志(2020)『自殺で遺された家族が求める支援―偏見による苦しみへの対応―』ミネルヴァ書房,定価7000円 |
参考文献等 /References |
授業中に適宜,紹介する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
日頃から新聞などからの最新情報を入手するように心掛け,精神保健福祉領域の動向を知るようにしてください。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業は,アクティブラーニングを採用している。 ?グループワーク ?ディスカッション ?プレゼンテーション ?振り返り ?挙手 ?課題 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
本授業の担当教員は,大手企業,福祉施設,医療機関,地方自治体での実務経験を生かし,精神障害,知的障害,発達障害,死別による遺族等の当事者支援を中心に授業を展開する。 |
備考 /Notes |
オンラインで授業を行う可能性がある。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション] 授業概要と授業計画の説明をする |
次週の予習をすること | 適宜?資料を配付する |
2 | 2 | [序章(1)自殺などの用語と自殺観の歴史的変遷] これまでの自殺観の歴史的変遷を理解する(1) |
次週の予習をすること | 適宜?資料を配付する |
3 | 3 | [序章(2)自殺などの用語と自殺観の歴史的変遷] これまでの自殺観の歴史的変遷を理解する(2) |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
4 | 4 | [序章(3)自殺などの用語と自殺観の歴史的変遷] 自殺などの用語の定義を理解する(1) |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
5 | 5 | [序章(4)自殺などの用語と自殺観の歴史的変遷] 自殺などの用語の定義を理解する(2) |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
6 | 6 | [第1章 続柄を考慮した支援とは] 自殺で遺された家族の続柄を考慮した支援実践を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
7 | 7 | [第2章 続柄に基づく支援(1)配偶者] 自殺で家族を亡くした配偶者が求める支援を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
8 | 8 | [第3章 続柄に基づく支援(2)親] 自殺で子供を亡くした親が求める支援を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
9 | 9 | [第4章 続柄に基づく支援(3)子供] 自殺で親を亡くした子供が求める支援を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
10 | 10 | [第5章 続柄を考慮した支援の比較検討] 続柄を問わず求められる支援と,特段の配慮が求められる子供への支援をそれぞれ理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
11 | 11 | [第6章 職種別の心得] 警察などが支援する際の留意点を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
12 | 12 | [第7章 理想像の探求] 望まれる理想的な情報提供者像を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
13 | 13 | [第8章 子供への伝え方] 自殺で亡くなった事実の子供への伝え方を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
14 | 14 | [終章 時系列に関わる支援者の心得] 想定される介入時期を理解する |
指定する章を予習すること | 適宜?資料を配付する |
15 | 15 | [終章 実践に向けて] 支援者としての今後の現実的な方向性を理解する |
ご自身の実践でどのように支援できるかを各自で考え,今後に繋げること | 適宜?資料を配付する |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 日本における自殺の定義の歴史的変遷と課題を理解し,説明できる。(A-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 自殺で遺された家族の続柄の違いを考慮した支援方法を理解し,説明できる。(A-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | 自殺で遺された家族に時系列に関わる支援者の心得を理解し,説明できる。(A-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
課題 | ||||
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1 | 日本における自殺の定義の歴史的変遷と課題を理解し,説明できる。(A-1) | ○ | |||||
2 | 自殺で遺された家族の続柄の違いを考慮した支援方法を理解し,説明できる。(A-1) | ○ | |||||
3 | 自殺で遺された家族に時系列に関わる支援者の心得を理解し,説明できる。(A-1) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
100 |