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科目名/Course: ニュートリゲノミクス学特論/Nutrigenomics | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
ニュートリゲノミクス学特論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Nutrigenomics |
時間割コード /Registration Code |
52314101 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士前期課程 |
学科(専攻) /Department |
栄養学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○加藤 久典 |
オフィスアワー /Office Hour |
|
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2023/04/04 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
ニュートリゲノミクスとは、食品成分の摂取に伴って起こるmRNAやタンパク質、あるいは代謝物量など様々な分子や現象の変動を、できる限り網羅的に解析する分野である。また、ひとりの遺伝子やゲノムの特徴に応じた食についても対象となる。本講義では、分子栄養学の研究によって蓄積されてきた栄養素のシグナル伝達機構を概説し、分子栄養学およびニュートリゲノミクスの概念、用いられる様々な技術を紹介する。DNAマイクロアレイ法、プロテオミクス、メタボロミクス、メタゲノミクスなどのニュートリゲノミクス解析が具体的にどのように行われ、どんな成果を生んでいるか、食品?栄養研究にどのような展開をもたらしてきたかなど、新たな栄養学研究の方向について理解することを目標とする。個別化栄養を目指すPrecision Nutritionへの展開についても紹介する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
「遺伝子発現」や「タンパク質のリン酸化修飾」など、分子生物学や生化学のごく基本的な部分は理解していることを前提として進める。 |
履修上の注意 /Notes |
|
教科書 /Textbook(s) |
教科書なし 配布プリントとパワーポイントを用いる |
参考文献等 /References |
加藤久典、藤原葉子(編著) 「栄養科学イラストレイテッド:分子栄養学~遺伝子 の基礎からわかる」羊土社 (2014) (希望者には割引価格で販売する。kato.hisanori@eiyo.ac.jp 宛てに連絡して下さい。) |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
分子生物学の基礎に自信が無い人は、事前に簡単な教科書等で復習しておくと良い |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
|
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [栄養に関わるシグナル伝達の機構(1)] ホルモンの情報伝達機構 |
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2 | 2 | [栄養に関わるシグナル伝達の機構(2)] 栄養素?機能性成分の情報伝達機構 |
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3 | 3 | [分子栄養学の技術(1)] 食品成分による遺伝子発現調節の例 |
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4 | 4 | [分子栄養学の技術(2)] 食品成分による遺伝子発現調節機構の詳細な解析 |
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5 | 5 | [ニュートリゲノミクス概観(1)] 分子栄養学からニュートリゲノミクスへの流れ |
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6 | 6 | [ニュートリゲノミクス概観(2)] 各種技術の紹介、データ解析ツール |
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7 | 7 | [トランスクリプトミクス(1)] DNAマイクロアレイ解析による栄養研究 |
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8 | 8 | [トランスクリプトミクス(2)] DNAマイクロアレイ解析による食品の機能性研究 |
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9 | 8 | [トランスクリプトミクス(3)] DNAマイクロアレイ解析による食品安全性の研究 |
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10 | 10 | [プロテオミクスとメタボロミクス] タンパク質および代謝産物の網羅的解析による食品?栄養研究 |
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11 | 11 | [エピゲノミクスと他のオミクス] ニュートリゲノミクスの新たな流れ |
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12 | 12 | [オミクス解析の統合(1)] 統合オミクスによる食品の機能性研究例 |
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13 | 13 | [オミクス解析の統合(2)] 統合オミクスによる食品の安全性研究例 |
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14 | 14 | [パーソナライズド栄養] 遺伝子多型と適正な栄養?食品成分摂取、プレシジョン栄養学 |
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15 | 15 | [ニュートリゲノミクスの今後の展望と課題] ニュートリゲノミクスの今後の展望と課題について解説する |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 栄養素のシグナル伝達や栄養素による遺伝子発現制御機構などを理解する(A-1) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 分子栄養学の従来の技術を整理して説明できる(A-1) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | ゲノム、エピゲノム、プロテオーム、メタボロームなどの、各種オミクスの考え方や解析技術について理解し、食品の機能等の研究におけるその有効性を理解する(A-1) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 各個人にあわせたテーラーメード栄養学(パーソナライズド栄養学)の考え方や課題について理解する(A-1) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
学習態度 | レポート | |||
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1 | 栄養素のシグナル伝達や栄養素による遺伝子発現制御機構などを理解する(A-1) | ○ | ○ | ||||
2 | 分子栄養学の従来の技術を整理して説明できる(A-1) | ○ | ○ | ||||
3 | ゲノム、エピゲノム、プロテオーム、メタボロームなどの、各種オミクスの考え方や解析技術について理解し、食品の機能等の研究におけるその有効性を理解する(A-1) | ○ | ○ | ||||
4 | 各個人にあわせたテーラーメード栄養学(パーソナライズド栄養学)の考え方や課題について理解する(A-1) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 50 |