シラバス参照 |
科目名/Course: 視覚心理学/Psychology of Visual Perception | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
視覚心理学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Psychology of Visual Perception |
時間割コード /Registration Code |
30531801 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
|
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○栗川 直子 |
オフィスアワー /Office Hour |
栗川 直子 |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
前期集中 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2023/02/27 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
ヒトが外界から得る情報の多くは視覚によるものです。デザインを見ること,そこから何かを感じたり,考えたりすること,心理学ではこれらを心の働きとして捉えます。授業の前半はヒトの視覚?認知のしくみや,何かを利用すること,創り出すことにかかわる心理学の基礎を学びます。後半は心理学の立場から見た広告やWebデザイン,芸術の研究例を紹介し,デザインの分野における視覚心理学の応用可能性について,受講生の皆さんと一緒に考察を深めることを目的とします。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
心理学の初学者を想定して授業を進めますので,特に必要な知識や能力はありません。 キーワード:心理学,視覚,認知,感性 |
履修上の注意 /Notes |
対面で行う場合には,初日の授業内課題として錯視制作を行う予定です。ハサミ,のり,ものさし,ポスカなどを手元に用意してください。 |
教科書 /Textbook(s) |
指定しない |
参考文献等 /References |
「知覚と感性の心理学」三浦佳世 岩波書店 2007年,「心を動かすデザインの秘密:認知心理学から見る新しいデザイン学」 荷方邦夫 実務教育出版 2013年,「美しさと魅力の心理」三浦佳世?河原純一郎(編著) ミネルヴァ書房 2019年。その他参考書は授業中に適宜紹介します。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
この授業で扱う心理学の専門用語は,図書館等にある文献で調べることができます。授業中に関心を持ったトピックや分からない言葉が出てきたときは,参考文献を読んでみてください。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
授業中に以下のアクティブラーニングを採用しています。 プレゼンテーション,宿題,振り返り |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
本科目は,一部もしくは全部をオンライン授業で実施する可能性があります。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [心理学とは:デザイナーを目指す人に学んでほしいこと] 心理学の歴史,心理学とデザインのつながり |
受講前にシラバスを読んでおく | 参考文献リスト等を配布する |
2 | 2 | [知覚(1):私達はどのようにこの世界を「見て」いるのか] 視覚のしくみ |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 視覚に関する補足資料を配布する |
3 | 3 | [知覚(2):見えないはずのものが見える?!] 図と地,錯視,群化,補完 |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 錯視に関する補足資料を配布する |
4 | 4 | [知覚(3):色は物についているのではない] 色と明るさの知覚 |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 知覚に関する補足資料を配布する |
5 | 5 | [知覚(4):石炭と雪,明るいのはどちら?] 動き,奥行きの知覚,恒常性とは何か |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 知覚に関する補足資料を配布する |
6 | 6 | [認知(1):使いやすいデザインとは?] スキーマ,メンタルモデル |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
7 | 7 | [認知(2):見ているのに見えていない?!] 注意,ヒューマンエラー,認知スタイル |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
8 | 8 | [認知(3):記憶に残りやすいもの,残りにくいもの] 記憶のしくみ |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
9 | 9 | [認知(4)じばんゅんはめくちちゃゃでもちんゃとよめる] 文字の認知,語の認知 |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
10 | 10 | [アフォーダンス:人に馴染むデザインとは?] 生体とデザインのかかわり |
身近なアフォーダンスの例について考えてみる | アフォーダンスに関する補足資料を配布する |
11 | 11 | [顔:なぜ人を引きつけるのか] 顔認知のしくみ,視線コミュニケーション |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
12 | 12 | [動機づけ:何が行動を起こし,持続させるのか] 欲求,覚醒水準,購買動機 |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
13 | 13 | [広告と消費者心理:言葉にしづらい差異を測る] モノの価値,イメージの測定 |
消費行動におけるデザインの役割について考察する | 必要に応じて補足資料を配布する |
14 | 14 | [美的評価:デザインの「よさ」とは?] 美的評価とは何か,美的評価の測定方法 |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
15 | 15 | [芸術と心理学:私達が好む作品の共通点] 典型性,流暢性,予期と感情 |
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する | 必要に応じて補足資料を配布する |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 視覚にかかわる心理学(知覚心理学?認知心理学)の基礎を習得し,知見を適切に用いることができる(C-1) | ○ | ||||||
2 | デザインと心理学のつながりを理解し,自分なりに論じることができる(C-1) | ○ | ○ | |||||
3 | 既存のデザイン?作品について心理学的視点からの考察ができる(C-1) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | 授業内課題 | |||
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1 | 視覚にかかわる心理学(知覚心理学?認知心理学)の基礎を習得し,知見を適切に用いることができる(C-1) | ○ | ○ | ||||
2 | デザインと心理学のつながりを理解し,自分なりに論じることができる(C-1) | ○ | ○ | ||||
3 | 既存のデザイン?作品について心理学的視点からの考察ができる(C-1) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
40 | 60 |