シラバス参照 |
科目名/Course: ソフトマテリアルズ/Soft Materials | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
ソフトマテリアルズ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Soft Materials |
時間割コード /Registration Code |
24271201 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
人間情報工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○野津 滋 |
オフィスアワー /Office Hour |
野津 滋(nozu@ss.oka-pu.ac.jpへメール連絡をお願いします.) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/01 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
ソフトマテリアルは,分子がひも状につながった高分子,ゲル,ゴム等の柔らかい材料の総称を表す. その性質は金属,セラミックスなどのハードマテリアルと大きく異なり,粘弾性やゴム弾性をはじめとするさまざまな機能を発揮する. そして、これらの性質を巧みに利用した各種製品が幅広く使われている.この授業では,(1)金属材料も対象とした材料の理解に必要な基礎知識,(2) 高分子材料, (3)複合材料,(4)ソフトマテリアルズの用途展開について学ぶ. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
力学,材料力学,微分方程式は履修済みであることが重要です. |
履修上の注意 /Notes |
複合材料の単元では,はじめに「材料力学」の教科書9章「応力状態とひずみ」を説明します.前期?材料力学が履修済みであることが重要です. |
教科書 /Textbook(s) |
プリントを配布.複合材料の単元では前期?「材料力学」で使った教科書を使います. |
参考文献等 /References |
原田,「化学熱力学」,裳華房 井上ほか,「基礎からわかる高分子材料」,森北出版 高原,「岩波講座?現代工学の基礎-高分子材料」,岩波書店 深掘,「設計のための高分子の力学」,技報堂出版 福田?邉,「複合材料の力学序説」,古今書店 強化プラスチック協会編,「基礎からわかるFRP」,コロナ社. 加藤,「やさしい産業用繊維の基礎知識」,日刊工業新聞社. |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
身の廻りには,金属?セラミックス?プラスチックはもとより,さまざまな機能性材料や複合材料が見受けられる.平素からこれらに興味?関心を向けるとともに,材料の力学的性質や物理化学的性質に眼を向けること. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
該当なし. |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では次のアクティブラーニングを採用している 「課題?調査研究」 生活に密着したソフトマテリアルの例とその素材が機能を発揮するしくみ ソフトマテリアルと人体のインタラクションを扱った文献の検索とその紹介 「課題?計算問題」 材料力学および材料と密接に関係する物理化学系の計算問題 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当なし. |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [序論] 材料とその分類法?性質?物性の概要,この授業の構成と進め方について説明する. |
高等学校「化学基礎」の復習を行うこと. | 授業資料を適宜配布します. |
2 | 2~5 | [材料物性の基礎] 材料特性の理解に必要な物理化学系の領域を概説する.項目は,熱力学の諸法則,エントロピー,自由エネルギー,相平衡,表面と界面など |
宿題(計算問題)を課す | 授業資料を適宜配布します. |
3 | 6~9 | [高分子材料] 高分子の基礎?構造?力学およびプラスチック,繊維,ゴムをとりあげ,それらの基本的な特性を説明する. |
宿題(計算問題)を課す | 授業資料を適宜配布します. |
4 | 10~14 | [複合材料] 複合材料の種類と基礎特性,代表的な強化繊維,繊維強化複合材料とその特性を中心に説明する. |
宿題(計算問題)を課す | 授業資料を適宜配布します.材料力学の教科書を持参すること. |
5 | 15 | [授業のまとめ] 授業のまとめ |
課題研究の説明も行う | 特になし |
6 | 16 | [成績評価] 学期末試験を実施する. |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 複合材料の力学に関する基礎を学び,強度?剛性に対する定量的評価ができる.(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 |
ソフトマテリアルズが機能を発揮する仕組みの考察に必要な,粘弾性特性や物理化学的性質を学び,材料選択の方向性を示すことができる.(E) |
○ | ○ | ○ | ||||
3 | 身近なソフトマテリアルをとりあげ,素材が機能を発揮するしくみを説明できる (E) | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
課題?計算問題 | 課題?調査研究 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 複合材料の力学に関する基礎を学び,強度?剛性に対する定量的評価ができる.(E) | ○ | ○ | ||||
2 |
ソフトマテリアルズが機能を発揮する仕組みの考察に必要な,粘弾性特性や物理化学的性質を学び,材料選択の方向性を示すことができる.(E) |
○ | ○ | ○ | |||
3 | 身近なソフトマテリアルをとりあげ,素材が機能を発揮するしくみを説明できる (E) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 20 | 20 |