シラバス参照 |
科目名/Course: 制御工学Ⅰ/Control EngineeringⅠ | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
制御工学Ⅰ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Control EngineeringⅠ |
時間割コード /Registration Code |
23187501 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
人間情報工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○小枝 正直 |
オフィスアワー /Office Hour |
小枝 正直(火曜日 12:40~14:10(通年)) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/02 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
普段の生活の中で出会う機械システム(エレベータ,エアコン,鉄道等)では,動的に変化する内部?外部環境の情報を取得して,適切な状態になるように処理?運用している.これを「制御」と呼び,制御を実現する手法を体系化した学問分野を制御工学と呼ぶ.本講義では,ラプラス変換,ブロック線図,伝達関数等の基礎的な制御理論,さらに時間応答や周波数応答,安定性解析,フィードフォワード系?フィードバック系の安定性解析について講述する. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
力学,微分方程式の知識を必要とする. キーワード:ラプラス変換,伝達関数,一次遅れ系,周波数解析,安定性 |
履修上の注意 /Notes |
課題の提出等にOffice365 (Teams) を使用するので,CMD体育_cmd体育平台@のアカウントでサインインできることを確認しておくこと. 教科書を必ず持参すること. |
教科書 /Textbook(s) |
「基礎と実践 制御工学入門」,横山,濱根,小野垣 著,コロナ社,2009. |
参考文献等 /References |
「詳解制御工学演習」,明石,今井 著,共立出版,1981. 「はじめての制御工学 改訂第2版」,佐藤,平元,平田 著,講談社,2019. 「Control Systems Engineering, sixth ed.」, N.Nise, John Wiley & Sons, Inc., 2011. など,制御工学に関する図書から自分に合うものを探すこと. |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
講義毎に必ず復習すること. 教科書掲載の演習問題だけでは不十分なため,参考書を入手して自習すること. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している. ?課題(宿題等) |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1, 2 | [制御工学の基礎と数学] システムのモデル化とラプラス変換,逆ラプラス変換について学ぶ. |
シラバスを確認しておくこと.例題や課題を復習すること. | |
2 | 3~6 | [ブロック線図と伝達関数] システムをブロック線図で表現する方法について学ぶ.これを等価変換し,システムの伝達関数を求める方法について学ぶ. |
例題や課題を復習すること. | |
3 | 7, 8 | [過渡応答] システムに基本的な信号を入力した際の出力について学ぶ. |
例題や課題を復習すること. | |
4 | 9, 10 | [一次遅れ系と二次遅れ系] 一次遅れ系と二次遅れ系の特徴や時定数,ゲイン定数の概念を学ぶ. |
例題や課題を復習すること. | |
5 | 11 | [周波数応答法] 周波数応答の基礎を学び,その性能をベクトル軌跡やボード線図で解析する方法について学ぶ. |
例題や課題を復習すること. | |
6 | 12, 13 | [安定判断] システムの安定性を判断する手法について学ぶ. |
例題や課題を復習すること. | |
7 | 14, 15 | [制御系の安定性] フィードフォワード制御,フィードバック制御の概念について学び,これらの制御系の安定性について学ぶ. |
例題や課題を復習すること. | |
8 | 16 | [到達度確認] 筆記試験またはレポート課題を実施する. |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | システムのモデルを数式で表現できる.(E) | ○ | ||||||
2 | ラプラス変換,ラプラス逆変換を理解し,システムの伝達関数を求めることができる.(E) | ○ | ||||||
3 | ブロック線図の読解,作成,等価変換ができる.(E) | ○ | ||||||
4 | システムの安定性を判別できる.(E) | ○ | ||||||
5 | ボード線図や位相線図の図的意味を理解し,描画できる.(E) | ○ | ||||||
6 | フィードフォワード制御系やフィードバック制御系の安定性を判別できる.(E) | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
試験またはレポート | ||||
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1 | システムのモデルを数式で表現できる.(E) | ○ | |||||
2 | ラプラス変換,ラプラス逆変換を理解し,システムの伝達関数を求めることができる.(E) | ○ | |||||
3 | ブロック線図の読解,作成,等価変換ができる.(E) | ○ | |||||
4 | システムの安定性を判別できる.(E) | ○ | |||||
5 | ボード線図や位相線図の図的意味を理解し,描画できる.(E) | ○ | |||||
6 | フィードフォワード制御系やフィードバック制御系の安定性を判別できる.(E) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
100 |