シラバス参照 |
科目名/Course: ベクトル解析と幾何学/Vector Analysis and Geometry | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
ベクトル解析と幾何学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Vector Analysis and Geometry |
時間割コード /Registration Code |
23180601 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
人間情報工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○中空 大幸 |
オフィスアワー /Office Hour |
中空 大幸(金曜日3時限) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年次生 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/07 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
電磁気学,流体力学,解析力学において,空間に広がる何かが物体に力を及ぼすという考え方を数学的に説明するものがベクトル解析である。空間に広がる何かを場と呼んでいる。スカラー場やベクトル場の微分積分を学び,微分積分学の基本定理の高次元版であるストークスの定理や発散定理を理解し,それらを用いた計算ができるようになることを目的とする. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
1年次に学んだ数学の基本概念を理解しており,計算能力を有する必要がある. キーワード: スカラー場,ベクトル場,積分公式 |
履修上の注意 /Notes |
|
教科書 /Textbook(s) |
「基礎解析学コース ベクトル解析」矢野健太郎?石原繁,裳華房 |
参考文献等 /References |
「解析学」と「線形代数学」の教科書 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
具体的な問題を自ら解くことによって,自分なりの心象を膨らませていかなければなりません.機械的な反復練習や丸暗記で会得できるものではありません. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
|
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している. 本科目は,?部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [ベクトルの復習] ベクトルの演算および内積について振り返る |
高等学校で学んだベクトルを自在に操れるようになること | 「CMD体育_cmd体育平台@」で配布 |
2 | 2 | [ベクトルの外積] ベクトルの外積について,定義と諸公式を説明する |
外積の意味を理解し,自在に計算できるようになること | 同上 |
3 | 3 | [ベクトル関数の微分積分] ベクトル関数の微分と積分について説明する |
意味を理解し,内積や外積と絡んだ計算ができるようになること | 同上 |
4 | 4 | [スカラー場の勾配] ベクトル場およびスカラー場を説明し,スカラー場の勾配の定義と性質を説明する |
場の考え方を理解することと演算子の扱いに慣れること | 同上 |
5 | 5 | [勾配に関する公式] スカラー場とベクトル場の演算と葬式について説明する |
同上 | 同上 |
6 | 6 | [ベクトル場の発散] ベクトル場の発散の定義と微分演算子を用いた表現を説明する |
同上 | 同上 |
7 | 7 | [ベクトル場の回転] ベクトル場の回転の定義と微分演算子を用いた表現を説明する |
同上 | 同上 |
8 | 8 | [空間曲線] 空間曲線のベクトル表記を導入し,曲線の接ベクトルについて説明する |
空間曲線にまつわる概念を理解するこ | 同上 |
9 | 9 | [線積分] スカラー場及びベクトル場における曲線に沿った線積分を説明する |
場における積分の概念を理解すること | 同上 |
10 | 10 | [曲面と面積分] 曲面について説明した上で,スカラー場及びベクトル場における曲面に沿った面積分を説明する |
同上 | 同上 |
11 | 11 | [発散定理] ベクトル場の発散の3重積分を面積分で表す発散定理を説明する |
先人の英知を鑑賞しましょう | 同上 |
12 | 12 | [ストークスの定理] ベクトル場の線積分を面積分で表すストークスの定理を説明する |
同上 | 同上 |
13 | 13 | [積分公式の応用] 積分公式を応用して得られる結果を紹介する |
単なる計算結果のみを見るのではなく,意味を考えること | 同上 |
14 | 14 | [ベクトル関数の面積分] ベクトル関数の面積分について説明する |
同上 | 同上 |
15 | 15 | [流体] 積分定理を流体へ応用します |
同上 | 同上 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | スカラー場の勾配と方向微分の概念を理解し,計算ができる(C) | ○ | ○ | |||||
2 | ベクトル場の発散と回転の概念を理解し,計算ができる(C) | ○ | ○ | |||||
3 | スカラー場とベクトル場の線積分の計算ができる(C) | ○ | ○ | |||||
4 | スカラー場とベクトル場の面積分の計算ができる(C) | ○ | ○ | |||||
5 | 発散定理やストークスの定理を理解し,応用できる(C) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
課題 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | スカラー場の勾配と方向微分の概念を理解し,計算ができる(C) | ○ | ○ | ||||
2 | ベクトル場の発散と回転の概念を理解し,計算ができる(C) | ○ | ○ | ||||
3 | スカラー場とベクトル場の線積分の計算ができる(C) | ○ | ○ | ||||
4 | スカラー場とベクトル場の面積分の計算ができる(C) | ○ | ○ | ||||
5 | 発散定理やストークスの定理を理解し,応用できる(C) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 40 |