シラバス参照 |
科目名/Course: データ工学/Data Engineering | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
データ工学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Data Engineering |
時間割コード /Registration Code |
22146301 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
情報システム工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○但馬 康宏 |
オフィスアワー /Office Hour |
但馬 康宏(水曜2限) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
3年次生 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2023/02/25 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
現代の情報システムに不可欠な基盤技術である関係データベースの概念や操作について,背景となる数学モデルも含めて講述します. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
履修に必要な知識: 集合の基礎知識,論理の基礎知識(論理和,論理積,否定など).計算機工学およびソフトウェア工学全般に関する基本知識を習得していることが望ましい. |
履修上の注意 /Notes |
なし |
教科書 /Textbook(s) |
データベース: ビッグデータ時代の基礎: 三石 大 (著), 吉廣 卓哉 (著), 白鳥 則郎 (監修) ほか:共立出版 |
参考文献等 /References |
なし |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業で取り扱った内容の実社会での応用を考えるとよい |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブ?ラーニングを採用している ?振り返り |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
プラント設計の経験から作成したデータベースは同時に作成したプログラムより長寿命であることを説明し、本授業の重要性を理解させる |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [導入,データの蓄積とデータベース] データベース管理システム,関係データベース管理システムなど,本講義の対象及び取り上げる範囲について説明する. |
現代のITシステムにおけるデータベース管理システムの位置付けの調査 | |
2 | 2 | [集合] 本講義を理解する上で必要となる集合などの数学的知識について再確認する. |
集合,集合演算,論理演算等に関する復習?確認 | |
3 | 3 | [関係] 関係データベースの基礎となる数学的モデルである関係(表)について説明する. |
講義メモに基づく予復習 | |
4 | 4 | [キー] 関係データベースにおいてデータ(組)を識別する方法を考察し,そのための重要な概念であるキー(主キー)について説明する. |
講義メモに基づく予復習 | |
5 | 5~7 | [関係代数] 関係操作の数学的モデルである関係代数について説明および演習を行う. |
講義メモに基づく予復習 | |
6 | 8 | [関係データベース管理システム] 関係データベース管理システムの概要,およびその標準データ操作言語であるSQLの概要について説明する. |
講義メモに基づく予復習 | |
7 | 9~12 | [SQL] SQLの詳細について,その問い合わせ構文であるSELECT文を中心に説明および演習を行う.SQLをプログラム内から利用する方法,その中で用いられるカーソル,フェッチなどの概念などについても説明する. |
講義メモに基づく予復習 | |
8 | 13~14 | [関係の設計] 関係を設計する上で重要となる概念のうち,実体,関連,更新時異常,関数従属性,正規形などの概念について説明し,更新時異常の回避を目的として関係を正規形へ変換する手法などについて説明する. |
講義メモに基づく予復習 | |
9 | 15 | [索引] 関係データベース管理システムでの性能向上に大きく影響する索引について説明する. |
講義メモに基づく予復習 | |
10 | 16 | [定期試験] 本講義の内容に関する記述式定期試験を実施する. |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 関係,スキーマ,キーなど,関係データベースの基本概念を理解できる(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 関係代数による基本的なデータベース問合せが記述できる(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | SQLによる基本的なデータベース問合せが記述できる(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 正規形を考慮した関係スキーマの変換が行える(E) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
演習 | ||||
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1 | 関係,スキーマ,キーなど,関係データベースの基本概念を理解できる(E) | ○ | |||||
2 | 関係代数による基本的なデータベース問合せが記述できる(E) | ○ | ○ | ||||
3 | SQLによる基本的なデータベース問合せが記述できる(E) | ○ | ○ | ||||
4 | 正規形を考慮した関係スキーマの変換が行える(E) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 50 |