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科目名/Course: 情報通信工学実験C(通信1)/Information and Communication Engineering Experiment C | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
情報通信工学実験C |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Information and Communication Engineering Experiment C |
時間割コード /Registration Code |
21271301 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○若林 秀昭 , 荒井 剛 |
オフィスアワー /Office Hour |
若林 秀昭(月曜4限2508室)
荒井 剛(金曜5限 2518室(即時対応の必要がない場合、電子メールやオンライン会議系での相談も受け付けます。オンライン会議系での相談を希望する場合、電子メールでアポイントを取ってください。)) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
第1クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
3年A |
単位数 /Credits |
1.0 |
更新日 /Date of renewal |
2023/02/24 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
情報通信工学の講義内容に対する理解を深めるために,情報通信を実現するためのハードウェアおよびソフトウェアについて理解を深める.ネットワーク,信号処理の実験を行い,基礎的な実験技術および科学的な思考方法を体得する.さらに,これらの少人数共同で行う実験を通して,コミュニケーション能力を高める. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
履修の要件:通信方式,情報ネットワーク,信号処理,符号理論に関する基礎知識を理解しておくことが望ましい.また,情報通信工学演習III,情報通信工学実験A,Bで課されたレベルの問題解決能力を前提とする. キーワード 「TCP/IP,IPネットワーク,アクセスリスト,サンプリング定理,フーリエ級数展開,FIRフィルタ」 |
履修上の注意 /Notes |
全ての実験を行い,全レポートの提出が必須である.原則として,レポートの提出遅延は認めない.受講希望者は第1週目のガイダンスに出席すること.また,学科GoogleアカウントでGoogle Classroom を確認し,実験資料や課題などを参照,提出できるようにしておくこと.信号処理については MATLAB Onlineを用いたソフトウェア実験を行うため,大学メールアドレスを用いて Mathworks アカウントを作成し,無料オンライン入門コース『MATLAB 入門』を事前に修了しておくこと.修了証の提出を求める. |
教科書 /Textbook(s) |
初回のガイダンスでテキストを配布する予定です. |
参考文献等 /References |
[ネットワーク実験] 例えば, 「ネットワーク工学(第2版)」,村上泰司 著,森北出版 「通信ネットワーク概論」,左貝潤一 著,森北出版 「基本からわかる情報通信ネットワーク講義ノート,大塚裕幸 監修,オーム社」 など. [信号処理実験] 「ディジタル信号処理(第2版)」, 萩原将文 著,森北出版 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
初回のガイダンスで配布する実験テキストを使用して実験を進めるので,各実験テーマ日までにテキストを熟読して実験内容を確認すること.通信方式,情報ネットワーク,信号処理,符号理論に関連のある書籍を参照するなどして,授業概要情報に示されたキーワードに関する内容を調べておくこと.信号処理実験については,Mathworks 社が提供するオンライン入門コース『信号処理入門 (英語)』を受講することが望ましい. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
該当なし. |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
課題(宿題,レポート),e-Learning. |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当なし. |
備考 /Notes |
感染症対策のため,一部の実験をオンライン形式で実施したり,時間割の教室とは異なる教室で実験を実施する可能性がある. |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1回 | [ガイダンス] 実験テーマの概要,履修上の注意,班分け,スケジュールの説明,実験テキストの配布等を行う. |
「キーワード」に関する基礎知識を確認しておくこと.「履修上の注意」をよく読んで準備しておくこと. | 班分け?日程表等の説明資料,実験テキストを配布する. |
2 | 1回 | [ネットワーク実験(1)] IPネットワークの基本であるIPアドレスの割り当て方法とフィルタリングを学ぶ.課題を通して理解を深めてもらう. |
テキストの該当箇所をよく読んでおくこと.出題された課題を解いて課題レポートを作成すること. | 必要に応じて資料等を配布する. |
3 | 2回 | [ネットワーク実験(2)] IPネットワークに使われている技術は階層化されたプロトコル構造になっていることを理解し,実際に使われているネットワーク機器を用いて,ネットワークの設計方法やフィルタリング方法を取得する. |
テキストの該当箇所をよく読んでおくこと.実験レポートを作成すること. | 必要に応じて資料等を配布する. |
4 | 1回 | [信号処理実験(1)] A/D変換や離散フーリエ変換を学ぶ.課題を通して理解を深めてもらう. |
提示される実験資料をよく読み,事前学習課題に取り組んでおくこと.実験レポートを作成すること. | 必要に応じて資料等を配布する. |
5 | 2回 | [信号処理実験(2)] MATLABによる音声信号処理,FIRフィルタの設計および周波数特性の測定を行うことで,デジタル信号処理に関する概念および基礎事項を習得する. |
提示される実験資料をよく読み,取り組んでおくこと.実験レポートを作成すること. | 必要に応じて資料等を配布する. |
6 | 1回 | [総合的な復習課題への取り組み] ネットワーク実験ならびに信号処理実験のそれぞれに対し,総合的な復習課題に取り組む. |
レポートを完成すること. | 必要に応じて資料等を配布する. |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | IPアドレスに関する知識を元に,適切なアドレス割当を行い,簡易なIPネットワークを構築できる(F,H) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | IPパケットの流れを理解し,アクセスリストによるフィルタリングを行うことができる(G,H) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | 決定論的信号を離散ディジタル信号として表現し、計測?評価できる(F,H) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | FIRフィルタを設計し,その特性を計測?評価できる(F,H) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
5 | 実験レポートと課題レポートを通して情報通信技術の基礎を習得できる((F,G,H) | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
実験に取り組む姿勢,実験の実施状況 | レポートの完成度 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | IPアドレスに関する知識を元に,適切なアドレス割当を行い,簡易なIPネットワークを構築できる(F,H) | ○ | ○ | ||||
2 | IPパケットの流れを理解し,アクセスリストによるフィルタリングを行うことができる(G,H) | ○ | ○ | ||||
3 | 決定論的信号を離散ディジタル信号として表現し、計測?評価できる(F,H) | ○ | ○ | ||||
4 | FIRフィルタを設計し,その特性を計測?評価できる(F,H) | ○ | ○ | ||||
5 | 実験レポートと課題レポートを通して情報通信技術の基礎を習得できる((F,G,H) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
0 | 40 | 60 |