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授業情報/Course information

科目名/Course: 半導体工学Ⅰ/Semiconductor Engineering I
科目一覧へ戻る 2023/11/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
半導体工学Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Semiconductor Engineering I
時間割コード
/Registration Code
21145901
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
情報通信工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○末岡 浩治
オフィスアワー
/Office Hour
末岡 浩治(2303室に在室時は随時対応します.また,メールでアポイントメントを取ってくれれば,時間指定して対応します.)
開講年度
/Year of the Course
2023年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
2年生,3年生
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2023/02/17
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
「授業概略」
半導体デバイスの特性を十分に理解して使いこなすためには,半導体中における電子の振る舞いの本質を理解する必要がある.本講義では,固体が原子核や電子の集合体であることをふまえ,半導体の電気伝導を決めるバンド構造を概説する.さらに,p型とn型の区別を論じ,キャリヤの種類,密度,移動度が導電性を決定することを述べる.最後に,p-n接合の理論について説明することで,半導体工学IIへの橋渡しをする.

「目的」
1.固体における電子の性質について,式を導出したうえで説明できる.
2.半導体の電気伝導とp-n接合を説明できる.
3.p-n接合を用いた半導体素子について,動作原理を説明できる.
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
電子デバイス,自由電子と正孔,エネルギーバンド構造,pn接合,拡散とドリフト
履修上の注意
/Notes
「物理学A」,「物理学B」等を履修していることが望ましい.
教科書
/Textbook(s)
「半導体デバイス入門 ‐その原理と動作のしくみ‐」(柴田直著)数理工学社
参考文献等
/References
「基礎電子工学」(藤本晶著)森北出版,「固体電子論入門 半導体物理の基礎」(志村史夫著)丸善,「電子物性」(松澤剛雄,高橋清,斉藤幸喜共著)森北出版など
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
講義終了時に次回の内容を指示するので,教科書の該当箇所を熟読しておくこと.教科書,ノート,講義内容を整理した配布プリントを併用した復習を行うことで,わからない箇所を次回の講義に持ち越さないようにすること.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
本授業では,以下のアクティブラーニングを採用している.
課題(宿題等)
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
半導体メーカにおける実務経験のある教員が,その実務経験を生かして,半導体工学の知識を製品開発に応用する視点を含めた教育を行う.
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [電子デバイスの概念]
電子デバイスの概念を学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
2 2 [結晶中の電子の振る舞い(1)]
電子の波動性について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
3 3 [結晶中の電子の振る舞い(2)]
エネルギーバンド構造の形成について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
4 4 [結晶中の電子の振る舞い(3)]
ダイヤモンド構造と共有結合について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
5 5 [半導体中の電子とホール(1)]
真性半導体について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
6 6 [半導体中の電子とホール(2)]
p型,n型半導体について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
7 7 [半導体中の電子とホール(3)]
キャリア濃度の算出について学ぶ.
前半の内容をまとめた課題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
8 8 [前半のまとめ]
前半のまとめを行う.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
9 9 [半導体中の電気伝導(1)]
キャリアの移動度について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
10 10 [半導体中の電気伝導(2)]
拡散とドリフト電流について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
11 11 [半導体中の電気伝導(3)]
キャリアの生成,再結合について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
12 12 [p-n接合(1)]
接合界面近傍のエネルギーバンド構造について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
13 13 [p-n接合(2)]
空乏層中におけるキャリア濃度について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
14 14 [p-n接合(3)]
理想ダイオードの電流電圧特性について学ぶ.
次回の講義内容に関する演習問題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
15 15 [p-n接合(4)]
実際のダイオードの電流電圧特性について学ぶ.
定期試験の準備に必要な課題を宿題として課す. 授業内容をまとめたプリントを配布する.
16 16 [定期試験]
半導体工学Iで学んだ内容について,理解度を評価する.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 固体における電子の性質について,式を導出したうえで説明できる(E).
2 半導体の電気伝導とp-n接合を説明できる(E).
3 p-n接合を用いた半導体素子について,動作原理を説明できる(E).
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
前半のまとめ試験 小試験
1 固体における電子の性質について,式を導出したうえで説明できる(E).
2 半導体の電気伝導とp-n接合を説明できる(E).
3 p-n接合を用いた半導体素子について,動作原理を説明できる(E).
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 20 10

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