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授業情報/Course information

科目名/Course: 貧困に対する支援/
科目一覧へ戻る 2023/11/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
貧困に対する支援
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
16100501
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
現代福祉学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○岩満 賢次
オフィスアワー
/Office Hour
岩満 賢次(前期金曜日3限に変更しました(7月分より).
後期金曜日3限
保健福祉学部棟6階6607研究室)
開講年度
/Year of the Course
2023年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2023/02/25
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
【授業概要】 
 日本では、明治時代以降、公的扶助のシステムを確立してきた。100年以上の月日を経て、公的扶助のシステムは大きな転換を見せている。さらに、昨今では、CMD体育_cmd体育平台@感染症の影響を受け、生活困窮者支援は大きく変容してきている。社会の構造が大きく変容し、生活課題が複雑かつ多様化する中で、公的扶助とはどのようにあるべきであるのか、検討していく。
【授業目的】
 本講義では,生活保護制度ならびに生活困窮者自立支援制度の仕組みを理解するとともに,生活困窮者支援の実態を理解することを目的とする.
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
?生活に困るということへの理解
?無差別平等の意識
?生活困窮者と地域福祉
履修上の注意
/Notes
 公的な支援を受けている人たちは、見えにくいですが、身近にいます。意見を述べることは大歓迎ですが、用いる用語などには十分配慮してください。
教科書
/Textbook(s)
『最新?社会福祉士養成講座 共通科目第7巻 社会保障』(中央法規出版)(社会保障論と同じ教科書を持参する)
参考文献等
/References
『最新?社会福祉士養成講座 専門科目第14巻 貧困に対する支援度』(中央法規出版)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
普段から貧困問題に関する記事に注意し、その内容の理解に努めてください。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
社会福祉士国家資格受験資格必修科目
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
?本授業では以下のアクティブラーニングを採用している
 ディスカッション?ディベート
 振り返り(小テスト)
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
なし
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [公的扶助の概念]
?公的扶助の考え方を、社会保障論で学習した社会保険との違いから理解する
?所得保障のシステムについて理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
2 2 [貧困の概念]
?伝統的な貧困論と近年の貧困論(新しい貧困、社会的排除など)の相違点を理解する
?貧困が見えにくいものであることを理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
3 3 [公的扶助の歴史]
?英国の救貧法の歴史を理解する
?日本の公的扶助の歴史を理解し、現行生活保護法の意義を理解する
?生活保護訴訟の歴史の意義を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
4 4 [生活保護制度の仕組み]
?生活保護法の現状を理解する
?生活保護制度の原理原則を理解する
?最低生活保障費の計算方法の変遷と現状を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
5 5 [生活保護の動向]
?生活保護の動向を理解する
?適正化の意味を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
6 6 [生活保護と就労の結合]
?生活保護受給者に対する就労支援の導入の経緯を理解する
?生活保護受給者者に対する就労支援の仕組みを理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
7 7 [生活保護行政の実施体制]
?福祉事務所の機能を理解する
?福祉事務所所員の業務を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
8 8 [低所得者福祉の概要①求職者支援制度]
?第二のセーフティネットの意味を理解する
?求職者支援制度の成り立ち,支援内容を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
9 9 [低所得者福祉の概要②生活困窮者自立支援制度]
?生活困窮者自立支援制の成り立ちを理解する
?生活困窮者自立支援制度の支援内容を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
10 10 [低所得者福祉の概要③その他の低所得者支援制度]
?ホームレス支援制度や生活福祉資金貸付制度などの成り立ちを理解する
?低所得者支援制度の支援内容を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
11 11 [貧困?低所得者に対する相談援助活動 ]
?生活困窮の意味を理解する
?生活困窮者に対するソーシャルワークの基本機能を理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
12 12 [相談援助活動の事例検討①ごみ屋敷家庭]
?生活困窮者に対する実践事例を理解する.
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
13 13 [相談援助活動の事例検討②ひきこもり青年]
?生活困窮者に対する実践事例を理解する.
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
14 14 [生活困窮者支援の課題と展望]
?生活困窮者支援と地域福祉の関係性を理解する
?近年の生活困窮者支援の流れから,生活困窮者支援の課題と展望について理解する
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
15 15 [まとめ]
?日本の公的扶助制度?生活困窮者支援の課題についてまとめる
示された課題を実施する
予習?復習をすること
教科書を持参すること
授業の補足資料を配布する
16 16 [期末試験]
?期末試験を実施する
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 低所得階層の生活実態とこれを取り巻く社会情勢、福祉需要とその実際について説明できる(C-1)
2 相談援助活動において必要となる生活保護制度や生活保護制度に係る他の法制度について説明できる(C-1)
3 生活困窮者の生活支援の意義とその実際について説明できる(C-1)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート(中間) 授業中の課題?発表
1 低所得階層の生活実態とこれを取り巻く社会情勢、福祉需要とその実際について説明できる(C-1)
2 相談援助活動において必要となる生活保護制度や生活保護制度に係る他の法制度について説明できる(C-1)
3 生活困窮者の生活支援の意義とその実際について説明できる(C-1)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 20 10

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