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授業情報/Course information

科目名/Course: 現代の精神保健の課題と支援Ⅰ/Contemporary Mental Health and Welfare Issues and SupportⅠ
科目一覧へ戻る 2023/11/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
現代の精神保健の課題と支援Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Contemporary Mental Health and Welfare Issues and SupportⅠ
時間割コード
/Registration Code
16001801
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
現代福祉学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○周防 美智子
オフィスアワー
/Office Hour
周防 美智子(月曜日 3限)
開講年度
/Year of the Course
2023年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2023/02/15
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
現代人は、家庭では離婚、虐待、引きこもり、孤独、介護負担、学校では不登校、いじめ、自殺、教師のバーンアウト、労働現場ではうつ病、過労自殺、アルコールやギャンブル依存、心身症や生活習慣病、また近年では、犯罪や災害被害者の外傷後ストレス障害、ニートなど、精神?心の健康(精神保健)の危機に向き合っている。授業の目的は、現代人の精神保健の課題について、ライフサイクル(出生前/胎児期、乳幼児期、学童期、思春期、青年期、成人期、老年期)と生活空間(家庭、学校、労働現場、地域社会)の二つの視点から理解し、それらの課題に対するアプローチを習得することである。また、精神保健の考え方、精神保健福祉士の役割や精神保健の保持増進、発生予防、専門?関係機関連携、国際連合における精神保健活動、他国の現状について理解を深める。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
社会福祉士に関する履修内容をベースに、精神?心の健康について学びを深めるため、社会福祉士としての知識を習得していること。
履修上の注意
/Notes
積極的に授業に参加し、自らの意見を述べ、他学生の意見を聞く姿勢が必要である。
教科書
/Textbook(s)
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟「現代の精神保健の課題と支援」最新精神保健福祉士養成講座 中央法規
参考文献等
/References
メディクメディア 「公衆衛生が見える2022-2023」
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
現代の精神保健福祉に関心を示し、書籍やメディアを通して自主学習を進める。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
精神保健福祉士国家試験受験、介護福祉士国家試験受験、スクールソーシャルワーク認定資格の必須科目である。
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
本授業では、次のアクティブラーニングを使用している。
①グループワークによる意見共有、課題の共有
②小レポートによる理解の確認
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
公衆衛生、福祉、教育領域での経験を活かし、現代の精神保健の現状について説明する。
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [精神保健の概要と課題:概要?歴史?課題(1)]
精神保健の概要、歴史、課題について理解する。
心の健康について考える。
2 2 [精神保健の概要と課題:概要?歴史?課題(2)]
精神保健の概要、歴史、課題について理解し、精神保健の支援、活動について考える。
精神保健の歴史を理解する。
3 3 [精神の健康とその要因:社会構造の変化と新しい健康観]
社会構造の変化から健康観を考え、理解を深める。精神の健康に関する心的態度を理解する。
現代の健康観について考える。
4 4 [精神の健康とその要因:ライフサイクルと精神の健康]
ライフサイクルと精神の健康、精神保健のあり方を理解する。
ライフサイクルについて復習する。
5 5 [精神の健康とその要因:ストレスと精神の健康、生活習慣と精神の健康、精神の健康、精神?身体疾患に由来する障害]
精神の健康とその要因について、ストレス、生活習慣などから学ぶ。
現代のストレス、生活習慣について調べる。
6 6 [精神の健康への関与と支援:精神の健康に関する心的態度、精神保健に関する]
精神の健康に関する心的態度、精神保健に関する
予防の概念と対象について理解を深める。
精神保健の予防について施策を調べる。
7 7 [精神の健康への関与と支援:精神保健に関する国?都道府県?市町村?団体等の役割および連携、精神保健に関する専門職種]
精神保健に関わる行政、団体、専門職について理解を深める。
専門職について理解を深める。
8 8 [精神保健の視点からみた家族の課題とアプローチ:現代日本の家族の特徴]
精神保健の視点からみた家族の課題とアプローチについて学ぶ。
家族の課題について考える。 厚労省統計資料配布
9 9 [精神保健の視点からみた家族の課題とアプローチ:現代日本の家族の特徴、結婚生活?育児?高齢者の精神保健]
精神保健の視点からみた家族の課題とアプローチを目的に、結婚生活?育児?ひきこもり?病気療養?高齢者などの精神保健について理解する。
家族の課題をライフサイクルから捉える。
10 10 [ 精神保健の視点からみた家族の課題とアプローチ:家庭内の問題を相談する機関や保健所等の精神保健福祉士の役割]
家庭内の問題を相談する機関や保健所等の精神保健福祉士の役割について理解を深める。
保健所の役割について復習する。
11 11 [精神保健の視点からみた学校教育の課題とアプローチ:日本の学校教育と児童生徒の特徴]
学校教育と児童生徒の特長を理解し、精神保健の課題と支援を学ぶ。スクールソーシャルワーカーの役割を理解する。
児童生徒の精神保健について学びを深める。 文科省統計資料配布
12 12 [精神保健の視点からみた学校教育の課題とアプローチ:教員の精神保健、関与する専門職と関係法規、精神保健福祉士の役割]
教員の置かれている状況を理解し、精神保健の課題と支援について学ぶ。
教員の就労状況を理解する。
13 13 [精神保健の視点らみた勤労者の課題とアプローチ:現代日本の労働環境、うつ病と過労自殺]
労働環境の現状を理解し、うつや過労自殺などの予防、支援について学びを深める。
労働者の心の健康について学ぶ。 厚労省、内閣府統計資料配布
14 14 [精神保健の視点からみた勤労者の課題とアプローチ:飲酒やギャンブルなど依存に関する問題、心身症と生活習慣病]
勤労者の飲酒やギャンブルなど依存に関する問題、心身症と生活習慣病も往いて学びを深め、求められる精神保健支援を理解する。
アルコール、ギャンブル依存について学びを深める。
15 15 [精神保健の視点からみた勤労者の課題とアプローチ:職場内の問題を解決するための機関および関係法規、職場における精神保健福祉士の役割]
職場内の問題を解決するための機関および関係法規、職場における精神保健福祉士の役割について理解を深め、支援に結びつける。
精神保健福祉士に求められる支援について考える。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 精神保健の概要について説明できる。(C-1)
2 ライフサイクルにおける精神保健の課題とアプローチについて理解し、説明できる。(C-1)
3 生活空間における精神保健の課題とアプローチについて理解できる。(C-1)
4 精神保健福祉士としての役割が理解できる。(C-1)
5 精神保健に関する知識を活用し、支援に結びつけることができる。(C-1)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
グループワークにおける貢献 小レポート 意見共有 意見発表
1 精神保健の概要について説明できる。(C-1)
2 ライフサイクルにおける精神保健の課題とアプローチについて理解し、説明できる。(C-1)
3 生活空間における精神保健の課題とアプローチについて理解できる。(C-1)
4 精神保健福祉士としての役割が理解できる。(C-1)
5 精神保健に関する知識を活用し、支援に結びつけることができる。(C-1)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
60 10 10 10 10

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