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授業情報/Course information

科目名/Course: 権利擁護を支える法制度/
科目一覧へ戻る 2023/11/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
権利擁護を支える法制度
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
16001601
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
現代福祉学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○桐野 匡史
オフィスアワー
/Office Hour
桐野 匡史(前期:月4限/後期:水3限)
開講年度
/Year of the Course
2023年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2023/03/07
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
本講義では、法に共通する基礎的知識、権利擁護を支える憲法、民法、行政法のほか、権利擁護の意義とそれを支える仕組み、権利擁護活動で直面しうる法的諸問題、権利擁護に関わる組織、団体、専門職および成年後見制度等について講義する。本講義では、権利擁護を支える法的知識を獲得し、権利擁護の意義やそれを支える仕組み、権利擁護活動で直面しうる法的諸問題、関係機関(専門職含む)等について理解し、対人援助職として求められる権利擁護のあり方や相談援助活動に必要な法律上の知識の習得を目的とする。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
憲法、行政法、民法(成年後見制度を含む)など幅広い理解が求められる。
履修上の注意
/Notes
基本的な知識を身につけるとともに、他の科目で習得する知識とも関連づけて理解を深めること。
教科書
/Textbook(s)
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編. 最新 社会福祉士養成講座?精神保健福祉士養成講座9『権利擁護を支える法制度』,中央法規出版
参考文献等
/References
その他必要な参考文献、参考図書等は、適宜、必要があれば紹介する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
教科書?配布資料等の教材を活用し、各回の授業の前後には必ず予習?復習を行うこと。また、権利擁護活動や成年後見等に関する新聞やニュース等を読み、理解を深めるための努力をすること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
社会福祉士?精神保健福祉士国家試験受験資格のための科目である(介護福祉士国家試験受験資格のための「人間と社会」領域の科目でもある)。詳細は、必ず履修案内を確認すること。
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用(予定)している。
?発問
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
該当しない。
備考
/Notes
学生の理解度や法改正の動向などを考慮しながら授業を展開するため、講義内容が前後したり、シラバスの内容が一部変更される場合がある。
本科目は、一部または全部をオンライン授業(オンデマンドまたはリアルタイム)で実施する可能性がある。この場合、期末試験の実施方法を変更することがある。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1(1回目) [オリエンテーション、法の基礎、相談援助活動と法]
履修上の注意事項(講義の概要、成績評価方法の説明など)、法の基礎について学ぶとともに、権利擁護の役割を担うために必要な相談援助活動と法の関連を概観する。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
2 2(2回目) [ソーシャルワークと法のかかわり:憲法]
日本国憲法の基本原理、基本的人権、統治機構などに対する理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。とくに、憲法上の権利と基本的人権、自由権と社会権についての理解を深めること。 スライド等を配布する。
3 3(3回目) [ソーシャルワークと法のかかわり:民法(1)]
民法の基礎、契約の基礎について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
4 4(4回目) [ソーシャルワークと法のかかわり:民法(2)]
民法における不法行為、損害賠償責任のほか、消費者契約法などに対する理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 また、福祉場面における不法行為責任や契約責任等について考えてみること。 スライド等を配布する。
5 5(5回目) [ソーシャルワークと法のかかわり:民法(3)]
親族(親族法)と遺産管理(相続法)について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
6 6(6回目) [ソーシャルワークと法のかかわり:行政法(1)]
行政法の基本原理(行政組織、行政の行為形式、行政上の義務履行確保など)を学ぶとともに、行政不服申立ての方法について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。とくに、行政により権利?利益が侵害された場合の救済の仕組みについて理解を深めること。 スライド等を配布する。
7 7(7回目) [ソーシャルワークと法のかかわり:行政法(2)]
行政訴訟(行政事件訴訟法)、国家賠償法、国と自治体の関係について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。とくに、行政により権利?利益が侵害された場合の救済の仕組みについて理解を深めること。 スライド等を配布する。
8 8(8回目) [権利擁護の意義と支える仕組み(1)]
権利擁護の意義、福祉サービスの適切な利用と苦情解決の仕組みについて理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
9 9(9回目) [権利擁護の意義と支える仕組み(2)、意思決定支援]
虐待?暴力防止関係法や差別解消法、意思決定支援(意思決定支援ガイドラインなど)について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。また、権利擁護の視点から各種関係法令の役割について考えてみること。 スライド等を配布する。
10 10(10回目) [権利擁護活動と法的諸問題]
インフォームド?コンセント、プライバシーと個人情報、権利擁護活動と社会の安全について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
11 11(11回目) [権利擁護にかかわる組織、団体、専門職]
権利擁護活動に関わる家庭裁判所、法務局、社会福祉協議会、児童相談所などのほか、各種専門職の役割について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 また、これまでに習得した科目の内容も踏まえて各組織や団体、専門職の役割について復習すること。 スライド等を配布する。
12 12(12回目) [成年後見制度(1)]
成年後見制度の概要を理解し、法定後見制度について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに、後見?保佐?補助による成年後見人等の権限?制限について理解を深めること。 スライド等を配布する。
13 13(13回目) [成年後見制度(2)]
成年後見制度の概要を理解し、法定後見制度や成年後見人等の義務や責務について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
14 14(14回目) [成年後見制度(3)]
任意後見制度(任意後見契約)の仕組みと申立ての流れを学ぶ。また、成年後見制度の最近の動向や成年後見制度利用支援事業について知る。
当該授業の復習を行うこと。 とくに、法定後見制度と対比しながら、任意後見制度の意義について理解を深めること。 スライド等を配布する。
15 15(15回目) [日常生活自立支援事業、統括]
日常生活自立支援事業の概要や仕組み、課題等を学ぶとともに、権利擁護活動の実際と結びつけながら、権利擁護の視点を学ぶ。また、講義全体の統括を行う。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
16 16(16回目) [期末試験]
期末試験を実施する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 権利擁護を支える基本的な法的知識(法の基礎、憲法、民法、行政法等)について基礎的な理解ができる(C-1)
2 権利擁護の意義や仕組み、権利擁護に関わる機関や専門職、法的諸問題の概要について基礎的な理解ができる(C-1)
3 権利擁護活動に必要となる成年後見制度や日常生活自立支援事業の概要について基礎的な理解ができる(C-1)
4 権利擁護活動にかかわる支援者に求められる資質等について考えることができる(C-1)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
小レポート課題?小テスト等
1 権利擁護を支える基本的な法的知識(法の基礎、憲法、民法、行政法等)について基礎的な理解ができる(C-1)
2 権利擁護の意義や仕組み、権利擁護に関わる機関や専門職、法的諸問題の概要について基礎的な理解ができる(C-1)
3 権利擁護活動に必要となる成年後見制度や日常生活自立支援事業の概要について基礎的な理解ができる(C-1)
4 権利擁護活動にかかわる支援者に求められる資質等について考えることができる(C-1)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 30

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