シラバス参照 |
科目名/Course: 病態栄養学/Biochemical Bases of Clinical Nutrition | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
病態栄養学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Biochemical Bases of Clinical Nutrition |
時間割コード /Registration Code |
12143901 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○高橋 吉孝 |
オフィスアワー /Office Hour |
高橋 吉孝(火曜4限6208研究室(在室時はいつでも可)) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
3年,4年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2023/02/28 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
病態における適切な栄養管理のための基礎として、各病態における代謝異常を生化学レベルで講義する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
代謝生化学の知識が必要である。 |
履修上の注意 /Notes |
?教科書と配布済みのすべてのプリントを、毎回の講義で持参すること。 ?録画した授業を後に視聴したい場合や、やむを得ずオンラインで授業を実施することになった場合に備え、事前に所定の様式の「情報倫理に関する理解と同意」を送信すること(送信があった者のみをTeamsに加えるので特に注意すること) |
教科書 /Textbook(s) |
?「ハーパー?生化学」清水孝雄/監訳 丸善出版 ?プリントを配布する |
参考文献等 /References |
?「栄養科学シリーズNEXT基礎有機化学」高橋吉孝?辻英明/編 講談社 ?「病態栄養専門師のための病態栄養ガイドブック」日本病態栄養学会/編 メディカルビュー社 ?「臨床病態栄養学」武田英二/著 文光堂 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
プリントは次回の講義予定の部分について参考書などでその内容を調べておくこと。また、講義が終わったらその日のうちに説明した部分の資料をノートに添付し、講義で理解したことをまとめた「授業ノート」を作成しておくこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。 ①重要事項説明後の挙手等による理解度確認 ②グループディスカッションによる理解度向上 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当なし |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [グリコーゲン代謝異常] グリコーゲン代謝とその先天的異常による病態(肝糖原病と筋糖原病) |
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2 | 2 | [その他の糖質代謝異常] ガラクトース代謝、グリコサミノグリカン代謝、糖脂質代謝とその先天的異常による病態 |
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3 | 3 | [先天性アミノ酸代謝異常(1)] 芳香族アミノ酸代謝とその先天的異常による病態 |
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4 | 4 | [先天性アミノ酸代謝異常(2)] 分枝鎖アミノ酸代謝、メチオニン代謝、オルニチン回路とその先天的異常による病態 |
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5 | 5 | [肝硬変における代謝異常] 肝硬変、門脈圧亢進症の病態とアミノ酸代謝異常 |
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6 | 6 | [フレイルとサルコペニア] フレイル?サルコペニアの病態と筋タンパク質分解の調節異常 |
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7 | 7 | [ヌクレオチド代謝異常] プリン代謝とその異常による病態(痛風)、ピリミジン代謝 |
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8 | 8 | [脂肪酸代謝異常] 脂肪酸の代謝とその異常による病態(ケトアシドーシス) |
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9 | 9 | [脂質異常症 ] リポ蛋白質の代謝とその異常による病態(Ⅰ型脂質異常症、家族性高コレステロール血症)、コレステロール逆転送系 |
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10 | 10 | [ポルフィリン代謝異常] ポルフィリン代謝とその異常による病態(ポルフィリン症、鉄芽球性貧血) |
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11 | 11 | [水溶性ビタミン欠乏症(1)] ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンの欠乏とそれによる代謝異常 |
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12 | 12 | [水溶性ビタミン欠乏症(2)] ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC欠乏とそれによる代謝異常 |
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13 | 13 | [脂溶性ビタミン欠乏症(1)] ビタミンD欠乏とそれによる代謝異常(くる病?骨軟化症)、カルシウム代謝異常を伴う内分泌疾患 |
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14 | 14 | [脂溶性ビタミン欠乏症(2)] ビタミンK、ビタミンA、ビタミンE欠乏とそれによる代謝異常 |
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15 | 15 | [食品と薬物の相互作用] 抗感染症薬、カルシウム拮抗薬、抗血栓薬などと食品成分との相互作用 |
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16 | 16 | [試験] 期末試験を実施 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 血糖値を維持するしくみについて、グリコーゲン代謝のホルモンによる調節機構に基づいて説明できる(D) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 肝硬変の病態について関連する解剖生理学とアミノ酸代謝異常に基づいて説明でき、フレイルとサルコペニアについても生化学的に説明できる(D) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 高尿酸血症の原因について、プリン代謝と排泄、ならびにその調節機構に基づいて説明できる(D) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | ケトアシドーシスの病態について、脂肪酸分解のホルモンによる調節機構に基づいて説明でき、主な脂質異常症についても、リポタンパク代謝とその異常に基づいて説明できる(D) | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | ポルフィリン代謝異常による主な病態について説明できる(D) | ○ | ○ | ○ | ||||
6 | 主な水溶性ビタミン欠乏症について、影響を受ける酵素と関連付けてその病態を説明できる(D) | ○ | ○ | ○ | ||||
7 | 主な脂溶性ビタミン欠乏症の病態について、生化学的に説明できる(D) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
授業ノート作成 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 血糖値を維持するしくみについて、グリコーゲン代謝のホルモンによる調節機構に基づいて説明できる(D) | ○ | ○ | ||||
2 | 肝硬変の病態について関連する解剖生理学とアミノ酸代謝異常に基づいて説明でき、フレイルとサルコペニアについても生化学的に説明できる(D) | ○ | ○ | ||||
3 | 高尿酸血症の原因について、プリン代謝と排泄、ならびにその調節機構に基づいて説明できる(D) | ○ | ○ | ||||
4 | ケトアシドーシスの病態について、脂肪酸分解のホルモンによる調節機構に基づいて説明でき、主な脂質異常症についても、リポタンパク代謝とその異常に基づいて説明できる(D) | ○ | ○ | ||||
5 | ポルフィリン代謝異常による主な病態について説明できる(D) | ○ | ○ | ||||
6 | 主な水溶性ビタミン欠乏症について、影響を受ける酵素と関連付けてその病態を説明できる(D) | ○ | ○ | ||||
7 | 主な脂溶性ビタミン欠乏症の病態について、生化学的に説明できる(D) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
85 | 15 |