シラバス参照 |
科目名/Course: 代謝生化学/Metabolic Biochemistry | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
代謝生化学 |
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科目名(英文) /Course |
Metabolic Biochemistry |
時間割コード /Registration Code |
12140801 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○山下 広美 , 川上 祐生 , 山本 登志子 , 高橋 吉孝 |
オフィスアワー /Office Hour |
山下 広美(金曜日5限目/6201研究室)
川上 祐生(木?2限、6211室(オフィスアワー以外でも対応します)) 山本 登志子(水曜日5限(それ以外の時間も対応します)) 高橋 吉孝(火曜4限6208研究室(在室時はいつでも可)) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/03 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
オムニバス |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
生命現象を分子のレベルで理解する際にいわゆる同化?異化と呼ばれる過程、即ち、代謝マップを把握することが基本となる。本講義では糖代謝、脂質代謝、アミノ酸代謝、核酸代謝過程とそれらの過程の身体の状況に対応したスイッチの切り換え、ホルモンによる代謝制御について論述する。本講義の到達目標は、以下である. 1.糖、脂肪酸、アミノ酸、核酸の異化経路を理解する. 2.糖、脂肪酸、核酸の同化経路、即ち、糖新生経路、脂肪酸合成経路、核酸合成経路について理解する. 3.飢餓時、満腹時における代謝の変化、ホルモンによる代謝の制御を理解する. 4.異化産物から得られる化学エネルギー、また様々な生理活性物質について理解する. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
化学と生物の基礎的な知識を必要とする. |
履修上の注意 /Notes |
講義形式で行うが、随時小テスト、レポートなどを課す. |
教科書 /Textbook(s) |
ハーパー?生化学 (丸善出版) |
参考文献等 /References |
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自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
構造式は代謝生化学の理解に必要なので、重要な化合物の構造式を自分で何度も書いて記憶するように努力すること. 糖代謝、TCAサイクル、酸化的リン酸化、脂肪代謝、アミノ酸代謝、核酸代謝をノートにまとめて理解すること. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
管栄養士資格の必須科目 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している. ?挙手による理解度の確認 ?ミニッツペーパー等 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
実務経験に関する事項はない. |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [糖代謝1] 解糖系(山下広美) |
教科書およびプリントを用いて解糖系の復習をする | |
2 | 2 | [糖代謝2] クエン酸サイクル(TCAサイクル)、電子伝達系と酸化的リン酸化(山下広美) |
教科書およびプリントを用いてTCAサイクル、および電子伝達系?参加的リン酸化系の復習をする | |
3 | 3 | [糖代謝3] リンゴ酸-アスパラギン酸回路、ホスホグルコン酸回路、ペントースリン酸回路(山下広美) |
教科書およびプリントを用いてペントースリン酸回路、ホスホグルコン酸回路の復習をする | |
4 | 4 | [糖代謝4] グリコーゲン合成?分解とその調節(山下広美) |
教科書およびプリントを用いてグリコーゲン合成?分解の復習をする | |
5 | 5 | [糖代謝5] 糖新生経路、絶食?摂食時のホルモンによる解糖系?糖新生の調節(山下広美) |
教科書およびプリントを用いて糖新生経路、解糖系および糖新生の調節の復習をする | |
6 | 6 | [脂質代謝1] 脂肪酸のβ-酸化およびケトン体の生成(高橋吉孝) |
教科書およびプリントを用いて脂肪酸のβ酸化およびケトン体生成の復習をする | |
7 | 7 | [脂質代謝2] 脂肪酸の合成および代謝制御(高橋吉孝) |
教科書およびプリントを用いて脂肪酸の合成および代謝制御の復習をする | |
8 | 8 | [脂質代謝3] コレステロールの生合成および代謝制御(高橋吉孝) |
教科書およびプリントを用いてコレステロール合成および代謝制御の復習をする | |
9 | 9 | [脂質代謝4] 生理活性物質の生合成およびその制御(高橋吉孝) |
教科書およびプリントを用いて生理活性物質の生合成およびその制御の復習をする | |
10 | 10 | [中間試験およびまとめ] 糖代謝および脂質代謝のまとめと中間試験の実施(山下広美、高橋吉孝) |
アミノ酸、核酸について予習する | |
11 | 11 | [アミノ酸代謝1] アミノ酸の炭素骨格の代謝経路(糖原性?ケト原性アミノ酸)(山本登志子) |
教科書およびプリントを用いてアミノ酸の炭素骨格の代謝の復習をする | |
12 | 12 | [アミノ酸代謝2] アミノ酸の窒素代謝(尿素回路)(山本登志子) |
教科書およびプリントを用いてアミノ酸の窒素代謝の復習をする | |
13 | 13 | [アミノ酸代謝3] アミノ酸から誘導される生理活性物質の生合成およびその機能(山本登志子) |
教科書およびプリントを用いてアミノ酸から誘導される生理活性物質の生合成の復習をする | |
14 | 14 | [核酸代謝1] プリン化合物の生合成および分解経路(川上祐生) |
教科書およびプリントを用いてプリン化合物の生合成および分解の復習をする | |
15 | 15 | [核酸代謝2] ピリミジン化合物の生合成および分解経路(川上祐生) |
教科書およびプリントを用いてピリミジン化合物の生合成および分解経路の復習をする | |
16 | 16 | [定期試験] アミノ酸代謝および核酸代謝の試験を実施する. |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 糖質の代謝に関わる酵素の名前と糖質の代謝物の名前を言うことができる(C-2) | ○ | ○ | |||||
2 | 生体における糖質からのエネルギー合成の仕組みを説明できる(C-2) | ○ | ○ | |||||
3 | 糖質の基本的な代謝経路とホルモンによる代謝調節のしくみを説明できる(C-2) | ○ | ○ | |||||
4 | 生体内の基本的な脂質の構造式からその名前を言うことができる(C-2) | ○ | ○ | |||||
5 |
脂肪酸の合成経路と分解経路について、ホルモンによる調節のしくみを含めて分子レベルで説明でき、主な生理活性脂質の合成経路ならびに働きについても説明できる(C-2) |
○ | ○ | |||||
6 | 生体内でのタンパク質分解とアミノ酸代謝経路のしくみ、アミノ酸から生成される主要な生理活性物質とその合成経路を説明できる(C-2) | ○ | ○ | |||||
7 | 核酸の代謝に関わる基本的な化合物の名前を言うことができ、基本的な代謝経路を説明できる(C-2) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
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1 | 糖質の代謝に関わる酵素の名前と糖質の代謝物の名前を言うことができる(C-2) | ○ | |||||
2 | 生体における糖質からのエネルギー合成の仕組みを説明できる(C-2) | ○ | |||||
3 | 糖質の基本的な代謝経路とホルモンによる代謝調節のしくみを説明できる(C-2) | ○ | |||||
4 | 生体内の基本的な脂質の構造式からその名前を言うことができる(C-2) | ○ | |||||
5 |
脂肪酸の合成経路と分解経路について、ホルモンによる調節のしくみを含めて分子レベルで説明でき、主な生理活性脂質の合成経路ならびに働きについても説明できる(C-2) |
○ | |||||
6 | 生体内でのタンパク質分解とアミノ酸代謝経路のしくみ、アミノ酸から生成される主要な生理活性物質とその合成経路を説明できる(C-2) | ○ | |||||
7 | 核酸の代謝に関わる基本的な化合物の名前を言うことができ、基本的な代謝経路を説明できる(C-2) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
100 |