![]() ![]() |
科目名/Course: 看護学方法論Ⅵ/Nursing Methodology Ⅵ | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
看護学方法論Ⅵ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Nursing Methodology Ⅵ |
時間割コード /Registration Code |
11002501 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
看護学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○佐々木 新介 , 高林 範子 |
オフィスアワー /Office Hour |
佐々木 新介(木曜2限は基本的に可能です.場所は6404研究室です.事前にメール等で連絡をくださると助かります(木曜以外にも対応可能です).)
高林 範子(月曜日2限 6509共同研究室 オンラインでの対応も可能です。) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2023/03/08 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
【授業概略】 看護師の業である「診療の補助」に関する技術を習得する.看護技術の意義?目的,方法及び看護職として求められる態度について学習する.医療安全や感染予防に留意し看護技術の習得を行う.なお,看護学方法論Ⅴ?Ⅵは関連しながら進める. 【目的】 診療の補助技術である,無菌操作,酸素吸入療法や吸引,導尿,注射等について安全に留意しながら正確に実践することができる.具体的には下記の目標である. 1.対象者の身体的苦痛やプライバシーに配慮し,安全で安楽な技術を習得できる. 2.対象者の状態に応じたアセスメントの視点に基づき,適切な看護技術を提供できる. 3.実施した看護援助について科学的視点から考察することができる. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
キーワード(必要な知識) 解剖?生理学 医療安全 フィジカルアセスメント |
履修上の注意 /Notes |
授業方法は講義、演習、グループワークなどを組み合わせて進める。全出席が原則であり、既習科目(解剖?生理学)の復習を十分に行うこと。 解剖学、生理学が既習であることを前提に進める。 |
教科書 /Textbook(s) |
教科書 看護学方法論Ⅰ-Ⅱと同様である. 参考図書 看護がみえる Vol.3 フィジカルアセスメント メディックメディア |
参考文献等 /References |
適宜紹介する. |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
予習?復習は必須である。必ず教科書を熟読してのぞむこと. 看護学基礎論Ⅰ,看護学方法論,解剖生理学Ⅰ?Ⅱなどと関連させて予習?復習を行うこと. 演習は原則2コマ連続で進行する. 自己学習で使用する物品は、教員に確認すること. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
看護師国家試験受験資格のための必修科目である。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では,反転授業やグループワーク等のアクティブ?ラーニングを採用している. |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
看護師としての実務経験を有する教員が,その実務経験を活かした教育を行う. |
備考 /Notes |
本科目は,様々な感染症への罹患状況(出席停止措置)や履修者の状況に応じて,一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある. |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [演習:感染制御の実際と看護] 感染経路の理解と感染予防対策,感染防止対策の組織化 感染症発症時の対応 |
感染経路と感染予防対策、ワクチンについての復習 | |
2 | 2 | [演習:感染制御の実際と看護] 個人防護具の着脱 |
個人防護具の選択と着脱について関する予習 | |
3 | 3 | [演習:感染制御の実際と看護] 無菌操作,清潔操作 |
滅菌物の取り扱い方法の予習?復習 | |
4 | 4 | [演習:呼吸?循環を整える看護] 酸素吸入,吸引 |
呼吸,循環に関する解剖生理の復習 | |
5 | 5 | [演習:呼吸?循環を整える看護] 循環?体温に関するアセスメント,罨法,安楽 |
酸素療法,吸引時の留意点について予習 | |
6 | 6 | [演習:経管栄養] 経鼻経管栄養方法 |
経鼻経管療法時の留意点について学習しておくこと | |
7 | 7 | [演習:浣腸] 排泄の援助(浣腸):浣腸前の看護,浣腸後の観察,看護について |
浣腸実施時の注意点について | |
8 | 8 | [演習:導尿] 導尿の看護技術:導尿前,導尿後の観察と看護 |
導尿時の看護について予習 | |
9 | 9 | [中間評価] これまでの演習内容の復習(振り返り) |
これまでに実施した内容の復習 | |
10 | 10 | [演習:安全確認] 指さし呼称,ダブルチェック,6R |
事故防止対策について予習 | |
11 | 11 | [演習:注射薬の準備] 指示書の確認,注射薬の準備 |
事故防止対策について復習 | |
12 | 12 | [演習:筋肉内注射] 筋肉内注射について |
注射器の取り扱い方,注射の方法の予習 | |
13 | 13 | [演習:皮下注射] 注射実施前のアセスメント,注射部位の選定 |
注射実施前のアセスメント,注射部位選定の復習 | |
14 | 14 | [演習:皮下注射] 注射時のアセスメント:超音波診断装置等を活用したアセスメント |
注射実施前のアセスメント,注射部位選定の復習 | |
15 | 15 | [演習:点滴静脈内注射] 実施前のアセスメント 安全確認 |
実施前のアセスメント,穿刺部位の解剖についての予習 | |
16 | 16 | [演習:点滴静脈内注射] 点滴静脈内注射の実施 滴下数の計算,滴下調整 |
点滴実施前のアセスメント,滴下数の計算についての復習 | |
17 | 17 | [演習:静脈血採血] 実施前のアセスメント 安全確認 |
実施前のアセスメント,穿刺部位の解剖についての予習 | |
18 | 18 | [演習:静脈血採血] 静脈血採血の実施 |
穿刺前のアセスメント,穿刺部位の解剖についての復習 | |
19 | 19 | [演習:創傷処置] 消毒法,創部の保護 |
消毒法についての予習および復習 | |
20 | 20 | [演習:包帯法] 包帯法の実施 |
包帯法についての予習および復習 | |
21 | 21 | [技術チェック] 演習内容の復習?実習等へ向けて実践力の向上 |
技術チェックまでに計画的に自己学習を行うこと | |
22 | 22 | [技術チェックの評価] 技術チェックにて,実施が不十分だった技術に対する復習 |
実施困難だった技術に対する振り返り | |
23 | 23 | [まとめ] これまでの復習と振り返り |
理解不十分?苦手な看護技術の復習 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 対象者に安全かつ安楽な技術を提供するための知識を習得できる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
2 | 対象者のプライバシーに配慮し,医療事故や感染予防に留意した知識と技術を習得できる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | 対象者の状態をアセスメントし,看護援助の必要性について考えることができる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 文献を活用し,科学的な思考で考察することができる(D) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
積極性?主体性,技術の習得度 | レポート,提出物等 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 対象者に安全かつ安楽な技術を提供するための知識を習得できる(D) | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 対象者のプライバシーに配慮し,医療事故や感染予防に留意した知識と技術を習得できる(D) | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 対象者の状態をアセスメントし,看護援助の必要性について考えることができる(D) | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 文献を活用し,科学的な思考で考察することができる(D) | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 20 | 20 |