![]() ![]() |
科目名/Course: 政治学/Political Science | |
科目一覧へ戻る | 2022/09/09 現在 |
科目名(和文) /Course |
政治学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Political Science |
時間割コード /Registration Code |
00A39701 |
学部(研究科) /Faculty |
共通 |
学科(専攻) /Department |
|
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○三宅 浩之 |
オフィスアワー /Office Hour |
三宅 浩之(授業終了後およびteams上のチャット、あるいはhiroyuki_miyake@ad.oka-pu.ac.jpで受け付けます。) |
開講年度 /Year of the Course |
2022年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2022/03/04 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
共通カテゴリ /Category |
人文?社会科学 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
政治学の基礎的な概念?理論について概説を行います。とりわけ現代政治における主要な政治的価値(政治と呼ばれる行為が重視し、実現しようとする価値)であるリベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズムの理論と実践について、それらが成立した歴史的背景を踏まえて理解することを目的とします。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
特に専門的な知識?能力を必要としませんが、高等学校における現代社会、倫理、政経等の知識を有していることが望ましい。 |
履修上の注意 /Notes |
特になし。 |
教科書 /Textbook(s) |
特に指定しません。 |
参考文献等 /References |
加茂利男ほか『現代政治学 第四版』有斐閣アルマ、2012年。 川崎修ほか『現代政治理論 新版』有斐閣アルマ、2012年。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
事前にレジュメ等の資料を配布し、また適宜授業の進行にあわせて小テスト等を実施します。これらの資料を読み、小テストを受験したうえで疑問点等を整理し、講義担当者への質問を準備して予習としてください(授業中にはかならず講義内容へのコメントを求めます)。復習の際には、授業での理解を踏まえてこれらの作業に再度取り組んでみて下さい。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
該当なし。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
|
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
|
備考 /Notes |
政治および政治学に関するたくさんの人物名や概念、思想、理論が出てきます。授業では体系的かつ歴史的にこれらの内容を説明します。単にそれぞれを個別に記憶しようとするのではなく、それぞれのつながりや経緯を理解することで記憶してください。 なお、本科目は一部または全部をオンライン授業で実施する可能性があります。その場合、授業内容に変更はありませんが、進度について変更を行なうことがあります。 また、授業では以下のアクティブラーニングを採用します。 ?ディスカッション?ディベート ?振り返り(小テスト、ミニッツペーパー、オンラインチャット等) ?挙手?クリッカー(オンラインでの「挙手」「反応」等を含む) |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [ガイダンス?授業進行、成績評価、および政治の「定義」について?] 受講のためのガイダンスとして、授業の進め方と成績評価の方法について説明します。teamsの操作についても確認(+ちょっと練習)します。また、本科目の対象である政治について、それは何なのかを考えてみます。 |
各自、「政治とは??である。」という文章を考えておいて下さい。 | teams上で配布。 |
2 | 2 | [政治学の「見取り図」、および政治理念としての「主義」について] 政治学の全体像を概観するための「見取り図」を確認するとともに、そこから今日の政治学における「2つの柱」について考えてみます。またそれを踏まえて政治哲学における「主義」という言葉の取り扱いについて確認します。 |
配布資料を熟読し、不明な単語について調べておいて下さい。 | 同上。 |
3 | 3 | [プレゼンテーション] 政治理念としての「〇〇主義」について受講者による報告をおこなってもらいます。 |
報告の準備。 | 同上。 |
4 | 4 | [デブリーフィング] 講義担当者によるコメントと授業参加者全員による相互講評をおこないます。 |
自分の報告についての見返りと、他者の報告についてのコメントを整理し、発言内容を準備。 | 同上。 |
5 | 5 | [自然権思想、社会契約論および近代自由主義について(1)] 近代政治思想の基軸である自然権思想、社会契約論および近代自由主義について、トマス?アキナス、ホッブス、ロック、ルソーの議論を説明します。 |
配布資料を熟読し、不明な単語について調べておいて下さい。 | 同上。 |
6 | 6 | [自然権思想、社会契約論および近代自由主義について(2)] 近代政治思想の基軸である自然権思想と社会契約論および近代自由主義について、アダム?スミス、ホブハウス、グリーンの議論を説明します。 |
同上。 | 同上。 |
7 | 7 | [自由主義について] 近代自由主義から現代の自由主義としてのリベラリズムへの展開について、アダム?スミスの議論およびそれ以降の議論をアイザリア?バーリンによる整理をもとに紹介し、自由主義概念の諸相について説明します。 |
同上。 | 同上。 |
8 | 8 | [功利主義について] 近代以降の政治思想に大きく影響した功利主義について、ジェレミー?ベンサム、ジョン?スチュワート?ミルの議論を説明します。 |
同上。 | 同上。 |
9 | 9 | [現代の政治的価値?目的は何か] これまでの授業を踏まえて、現代政治思想としてのリベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズムについて概説します。 |
これまでの講義内容について確認(コメントを求めます)。 | 同上。 |
10 | 10 | [リベラリズムについて(1)] ジョン?ロールズ『正義論』を中心に、現代政治思想としてのリベラリズムの成立背景について説明します。 |
配布資料を熟読し、不明な単語について調べておいて下さい。 | 同上。 |
11 | 11 | [リベラリズムについて(2)] ジョン?ロールズ『正義論』の主張する、「公正としての正義」について説明します。 |
同上。 | 同上。 |
12 | 12 | [リベラリズムについて(3)] リベラリズムについて、ロナルド?ドゥオーキン、アマルティア?センの議論を説明します。 |
同上。 | 同上。 |
13 | 13 | [リバタリアニズムについて(1)] ロバート?ノージック『アナーキー?国家?ユートピア』を中心に、リバタリアニズムの基本的な立場と構想を説明します。 |
同上。 | 同上。 |
14 | 14 | [リバタリアニズムについて(2)] リバタリアニズムについて、フリードリヒ?ハイエク、マレー?ロスバードの議論を紹介し、その現代的影響について説明します。 |
同上。 | 同上。 |
15 | 15 | [コミュニタリアニズムについて] コミュニタリアニズム(共同体主義)について、マイケル?サンデルの議論を説明します。 |
配布資料を熟読し、不明な単語について調べておいて下さい。また自分のノートを確認し、質問事項があればまとめておいて下さい。 | 同上。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 政治学についての基本的な用語を説明できる。(A) | ○ | ○ | |||||
2 | 政治的諸価値に関する正確な理解に基づき、自らが重視する価値について客観的に説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 現代政治理論における政治価値論に基づき、現実政治における具体的な事例について批判できる。(A) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 政治学についてその大まかな主題を説明できる。(A) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
授業中に実施する小テスト | 授業における発言、オンラインでのチャットを用いたコメント等 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 政治学についての基本的な用語を説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 政治的諸価値に関する正確な理解に基づき、自らが重視する価値について客観的に説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 現代政治理論における政治価値論に基づき、現実政治における具体的な事例について批判できる。(A) | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 政治学についてその大まかな主題を説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 20 | 20 |