シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
哲学 |
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科目名(英文) /Course |
Philosophy |
時間割コード /Registration Code |
00A38701 |
学部(研究科) /Faculty |
共通 |
学科(専攻) /Department |
|
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○樋笠 勝士 |
オフィスアワー /Office Hour |
樋笠 勝士(火曜日昼休み、木曜日昼休み。これ以外でもメールでアポイントメントをとってくれれば、時間指定して対応できます。) |
開講年度 /Year of the Course |
2021年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2021/02/28 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
共通カテゴリ /Category |
人文?社会科学 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
哲学はあらゆる学問の基礎であり源泉である。哲学は「問い」から始まる。その「問い」は必ずしも即座の「答え」を求めるものではない。むしろ時間をかけて「問い」を洗練させ磨いていくことが重要である。多くの場合、現実社会は「答え」を、すなわち「問題の解決」を性急に求める。これを引き留め「問い」を吟味することが哲学の最重要課題である。このことによって、既に知っていたと思っていたことが実は未だに知らないことであることに気づくし、さらに知らなかったと思っていたことが自分の中で問題意識として既にあったことにも気づき整理することもできる。こうして世界や宇宙や歴史や自然を、そしてこれを考える人間のことを知ることになるのである。本講座の到達目的は以下である。 ①世界や自然や人間に関する本質的な問題を説明できる(A)。 ②常識となってきた「ものの見方」についてのcritical thinkingの方法を実践できる(A)。 ③哲学の学びを通じて、これまでとは別の視点から世界を見ることができる(A)。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
この授業では、特定の知識を伝達することではなく、各自の考える能力を陶冶することを重視する。したがって、履修には特別の専門知識は必要としない。むしろ取り扱うトピックについて、これまで自分が知っていると思ってきた見方に固執せず、どれだけ自己吟味できるかという、柔軟なcritical thinkingの能力が求められる。 |
履修上の注意 /Notes |
授業時間を通じて、自分自身の考え方を吟味することが重要なので、出席および、授業時に集中して考えること?それを自らの力で表現することを重視する。そのため、毎時間リアクションペーパーを提出してもらう。 |
教科書 /Textbook(s) |
特にない。必要な資料は講師が授業時に配付する。 |
参考文献等 /References |
特にない。必要な資料は講師が授業時に配付する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業で扱われたトピックについて2時間程度、各自が情報を収集するとともに、自らの考え方について復習することを求める。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
備考 /Notes |
オンライン(オンデマンド中心)授業となりますが、随時リアルタイム授業も実施して、 以下のアクティブラーニングも取り入れます。 *提出物やチャット送信でのコメント提出(「振り返り」) *レクチャー時の、Zoomの「反応」を利用した理解度確認(「振り返り」) *ディスカッションや発問 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション] 授業オリエンテーションとクリティカル?シンキング:「哲学」とは何か。 |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
2 | 2 | [「問い」とは何か①] 実践的クリティカル?シンキングの導入 |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
3 | 3 | [「問い」とは何か②] 日常の問いと学問の問い |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
4 | 4 | [「問い」とは何か③] 「問う」ときと「問わない」ときの違い |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
5 | 5 | [「存在」を問う] 哲学の根本的な問いとしての存在論の問題 |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
6 | 6 | [「認識」を問う] 哲学の根本的な問いとしての認識論の問題 |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
7 | 7 | [「人生?生きる」を問う] 「生きる?生活する」の意味について考える |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
8 | 8 | [「真?善?美」を問う] 伝統的な価値をあらわす「真?善?美」を考える |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
9 | 9 | [「経験」を問う] 知るためには経験することが最優先されるのか |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
10 | 10 | [「身体」を問う] 人間にとって身体が心よりも基礎的であることを考える |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
11 | 11 | [「時間」を問う] 時間とは何か、これを考える。 |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
12 | 12 | [「哲学する」と「哲学史」] 考えること自体と歴史に残された思想との関係を考える |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
13 | 13 | [哲学の古典と近現代] 歴史を貫く「問い」と、古典的な「問い」及び現代的な「問い」について |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
14 | 14 | [「幸福」を問う] 人間の目的を考える |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
15 | 15 | [全体のまとめと振り返り] 21世紀における人間と文化の理解 |
学習テーマについては授業内で指示する | 配付資料あり |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 世界や自然や人間に関する本質的な問題を説明できる。(A) | ○ | ○ | |||||
2 |
常識となってきた「ものの見方」についてのcritical thinkingの方法を実践できる。(A) |
○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 |
哲学の学びを通じて、これまでとは別の視点から世界を見ることができる。(A) |
○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | リアクションペーパー | 授業参加 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 世界や自然や人間に関する本質的な問題を説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | |||
2 |
常識となってきた「ものの見方」についてのcritical thinkingの方法を実践できる。(A) |
○ | ○ | ○ | |||
3 |
哲学の学びを通じて、これまでとは別の視点から世界を見ることができる。(A) |
○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 30 | 10 |