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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
政策科学特論
科目名(英文)
/Course
Welfare Policy Science
時間割コード
/Registration Code
53114501
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学研究科 博士前期課程
学科(専攻)
/Department
保健福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
岩満 賢次
オフィスアワー
/Office Hour
岩満 賢次(場所:保健福祉学部棟6607研究室
日時:金曜日5限)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/02/18
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
世界的に福祉国家は大きな変容を迫られている。福祉国家はヨーロッパを中心として発達した概念であるが、近年ヨーロッパのみならず、アジアを含めて大きな変容が迫られている。その一つのキーワードは福祉の混合経済である。とりわけ、民間がどのような役割を果たすのか模索されている。本講義では、福祉の混合経済をキーワードに、福祉国家の在り方について検討していく。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
福祉国家、社会保障、福祉の混合経済
履修上の注意
/Notes
教科書
/Textbook(s)
岩満賢次『若年生活困窮者支援とガバナンス』晃洋書房
参考文献等
/References
新?社会福祉士養成講座編集委員会「社会保障」、中央法規出版 など
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
 新聞等によく目を通し、社会保障制度で課題となっていることを理解する。また、諸外国の動向にも目を向けて欲しい。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
なし
備考
/Notes
?本科目はすべてオンライン授業(リアルタイム)にて実施する
?本授業では以下のアクティブラーニングを採用している
 ディスカッション?ディベート
 課題(宿題等)
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [福祉国家とは何か]
?福祉国家の基本的な考え方を理解する。
指定された章を予習すること
2 2 [福祉国家の成り立ちとゆくえ]
?福祉国家の歴史と今後の見通しを理解する。
同上(以下、同じ)
3 3 [福祉国家の成り立ちとゆくえ(イギリス)]
?イギリスの福祉国家の歴史と近年の動向を理解する。
4 4 [福祉国家の成り立ちとゆくえ(アメリカ)]
?アメリカの福祉国家の歴史と近年の動向を理解する。
5 5 [現代の課題:社会的排除?孤立?摩擦?地域分断]
?新しい貧困?社会的排除といった新しい貧困概念を理解する
?イギリスの貧困指標を理解する。
6 6 [国家の縮小、市場の拡大、地域の解体、家族依存、準市場の形成]
?世界的な人口動態と少子高齢化の流れを理解する。
?少子高齢化と公的な社会保障の縮小の時代を迎えていることを理解する。
?市場の拡大と自助、共助の促進が求められていることを理解する。
7 7 [福祉の混合経済]
?福祉の混合経済の基本的な考え方を理解する。
?福祉国家と民間の関係性を理解する。
8 8 [民間組織の仕組み]
?民間組織の基本的な仕組みを理解する。
?民間営利組織、非営利組織の相違を理解する。
?福祉国家における民間組織の役割を理解する。
9 9 [福祉の混合経済の変容]
?福祉の混合経済が変容した過程を理解する。
?福祉の混合経済の各国の特徴を理解する。
10 10 [福祉国家と地域福祉政策]
?地方分権の流れを理解する。
?社会福祉基礎構造改革と地域福祉の台頭の関係を理解する。
11 11 [福祉国家と地域福祉政策(イギリス)]
?イギリスの地方自治体の構造を理解する。
?イギリスの地方自治体の福祉の実態を理解する。
12 12 [福祉国家と地域福祉政策(イギリス②)]
?イギリスの民間の福祉を理解する。
?イギリスの社会的企業の役割を理解する。
13 13 [福祉国家と地域福祉政策(韓国)]
?韓国の民間の福祉を理解する。
?韓国の社会的企業の役割を理解する。
14 14 [授業のまとめと課題整理]
?これまでの講義を振り返り、福祉国家と福祉の混合経済についてまとめる。
15 15 [授業のまとめと発表]
?前回の講義でまとめたものを報告する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 福祉国家の基本的な考え方とその変遷を説明できる
2 福祉国家における福祉の混合経済の意味を説明できる
3 諸外国の福祉国家から日本の福祉国家を相対化させ、日本の福祉国家の特徴を説明できる
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート課題(期末) 授業への取り組み状況
1 福祉国家の基本的な考え方とその変遷を説明できる
2 福祉国家における福祉の混合経済の意味を説明できる
3 諸外国の福祉国家から日本の福祉国家を相対化させ、日本の福祉国家の特徴を説明できる
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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