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科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
近現代建築史 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
History of Modern Architecture |
時間割コード /Registration Code |
37000201 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
建築学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○西川 博美 |
オフィスアワー /Office Hour |
西川 博美(火曜日2時間目) |
開講年度 /Year of the Course |
2021年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2021/03/03 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
現在われわれの生活を取り巻くほとんどの建築は、近代の建築理論によって作られていると言ってよい。それは、近代合理主義に基づくものだが、そこに建築固有の論理と手法が築かれてきた。それは、時には近代合理主義とは異なる方向性を持つものも登場し、建築の自律性を獲得してきたのである。それを、近代における日本と世界の建築の歴史から学び理解し、その理解からこれからの建築を創造するための発想力を身に付ける。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
産業革命、セセッション、表現主義、バウハウス、CIAM、アール?デコ、ポスト?モダン |
履修上の注意 /Notes |
近代文化史をよく理解しておくこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
『近代建築史』昭和堂 |
参考文献等 /References |
『20世紀の建築』、丸善出版。『近代建築史図集』、日本建築学会編、彰国社。『サイトー建築の配置図集』、学芸出版社。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
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資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
建築士受験資格指定科目 |
備考 /Notes |
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。 その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。 /guide/guide_detail/index/1860.html |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [近現代建築史とは] 近代の建築の歴史を学ぶことがなぜ必要なのかを学ぶ |
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2 | 2 | [産業革命と建築] 産業革命により登場する新しいビルディングタイプと材料について学ぶ |
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3 | 3 | [日本における西洋建築の受容] 日本における近代建築の受容過程を擬洋風建築などを例に学ぶ |
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4 | 4 | [都市の近代的再編] 建築物と同様に登場する近代における都市空間再編について学ぶ |
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5 | 5 | [19世紀末の造形運動] アーツ?アンド?クラフト運動やグラスゴー派、セセッションなどについて学ぶ |
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6 | 6 | [前衛としての建築] キュビズムなどを契機に登場する未来派、ロシア構成主義、デ?ステイルなどを学ぶ |
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7 | 7 | [表現主義とその時代] 反近代として登場するドイツ表現主義やその日本への波及について学ぶ |
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8 | 8 | [アメリカにおける近代主義] シカゴ派以降のアメリカにおける近代建築波及の歴史をライトなどを取り上げ学ぶ |
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9 | 9 | [近代主義建築運動の成立] バウハウス、ミース、コルビジェ、そしてインターナショナルスタイルの成立などを学ぶ |
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10 | 10 | [近代建築運動の広がり] CIAM(近代建築国際会議)結成から、近代主義の北欧、日本などへの波及を学ぶ |
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11 | 11 | [歴史様式とアール?デコ] 歴史様式がどのように理解されたかと新しい装飾としてのアール?デコについて学ぶ |
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12 | 12 | [近代主義の成熟と受容] 第二次世界大戦後のミース、コルビジェ等、そして日本でのモダニズム波及を学ぶ |
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13 | 13 | [近代への懐疑] 近代主義の批判から登場する環境や地域に根ざした新しいモダニズム建築を学ぶ |
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14 | 14 | [ポスト?モダン] 近代主義を継承しながらもそれを乗り越えようとするポスト?モダニズム建築を学ぶ |
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15 | 15 | [多様性の中の現代建築] 様に展開されている現在の建築デザインのあり方を実例を持って理解する |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 近代における建築と政治?社会の関係を理解する(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 近代において建築の地域性がどのように獲得されたかを理解する(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 近代において建築の装飾がどのように解釈され排除されてきたかを理解する(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 建築家(建築作家)の登場とその意義について理解する(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | 近代主義がどのように批判され非近代主義(ポストモダン)の建築が生み出された経緯を理解する(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | 授業態度 | |||
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1 | 近代における建築と政治?社会の関係を理解する(C-2) | ○ | ○ | ||||
2 | 近代において建築の地域性がどのように獲得されたかを理解する(C-2) | ○ | ○ | ||||
3 | 近代において建築の装飾がどのように解釈され排除されてきたかを理解する(C-2) | ○ | ○ | ||||
4 | 建築家(建築作家)の登場とその意義について理解する(C-2) | ○ | ○ | ||||
5 | 近代主義がどのように批判され非近代主義(ポストモダン)の建築が生み出された経緯を理解する(C-2) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 |