シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
写真基礎演習Ⅰ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Photography Basics Ⅰ |
時間割コード /Registration Code |
35000601 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
ビジュアルデザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○北山 由紀雄 |
オフィスアワー /Office Hour |
北山 由紀雄(前期:水曜日5限/3506研究室、後期:金曜日3限/3506研究室) |
開講年度 /Year of the Course |
2021年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年(2021年度入学生以降、ビジュアルデザイン学科) |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2021/02/24 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
カメラの基本的機能である絞りと焦点距離による特性を理解し、デジタル画像を取り扱う上での基本的知識と操作方法について習得することを目的とする。写真は、ポスターデザインやWebデザインなど、ビジュアルデザインの分野に於いて重要なコミュニケーション手段として様々に活用されている。これを今後十分に活用していくのにあたり必要となる、撮影に関する基礎的知識、感材写真とデジタル写真の違い、デジタル写真に関する基礎的な知識や技術を学ぶ。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
デジタルカメラ、デジタル写真、画像補正、Photoshop、イメージセンサー、被写界深度、焦点距離、シャッター、シャッタースピード、絞り、露出、画角、 |
履修上の注意 /Notes |
授業で使用(課題制作を含む)するカメラは学科で用意しているため、各自で準備する必要はありません。 各自所有のカメラを授業課題制作で使用したい場合は、事前に相談すること。 受講に必要となるSDカードは各自で用意すること。(授業時に説明) 授業外での課題撮影及び教員による課題確認(授業態度として評価)が必要となるため、その時間を確保すること。 受講には各自用意したノートパソコン(学科推奨能力程度)の活用を前提とする。 30分以上の遅刻、無断早退は欠席として扱う。 |
教科書 /Textbook(s) |
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参考文献等 /References |
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自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業時以外での課題制作を前提としているので、制作の時間を確保すること。 課題撮影及び教員による課題確認(授業態度として評価)は複数回必要となるので、課題には早めに着手すること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
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備考 /Notes |
評価については希望者に対し個別説明を行う。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [デジタルカメラの操作方法] イントロダクションとして、デザインと写真との関わりについて説明した上で、授業で使用するデジタル一眼レフカメラの操作方法について説明する。また、必要な消耗品(SDカード)及び、授業外でのカメラの借り受け方法についても説明を行う。 |
授業後にデジタルカメラの操作方法について確認する | 授業スケジュールの配布 |
2 | 2 | [カメラ操作の確認] デジタル一眼レフカメラを実際に用いて大学敷地内で撮影を行い、操作方法を確認する。 |
撮影後に自身で撮影した画像を確認し、意図との違いを確認する | |
3 | 3 | [撮影上の基礎知識1] カメラの種類、フォーカシング(ピント合わせ)、適正露出とそれを得る方法について学ぶ。 |
フォーカスの仕組み、フォーカスロックの方法などを確認しておく。 | |
4 | 4 | [撮影上の基礎知識2] 焦点距離と画角の関係、被写界深度(ピントが合っているように見える範囲)、シャッター種類とその特徴、露出の測光方式ついて学ぶ。撮影課題1(焦点距離と被写界深度の確認)の説明後、三脚の使用方法に関して学ぶ。 |
絞りとシャッタースピードの関係を確認すると共に、その数値を記憶しておく。 また、この時点で課題が提示されるので、各自での課題撮影についても開始する。 |
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5 | 5 | [撮影上の基礎知識3] 撮影課題2(被写界深度の活用)、撮影課題3(シャッタースピードの活用)に関する説明を行う。更にカメラの機能として、シャッター、露出測定方式、手ぶれ防止機能を学ぶ。 |
低速シャッター使用時には三脚使用は必須となるので、使用方法について、授業後に確認する。 また、この時点で課題が提示されるので、各自での課題撮影についても開始する。 |
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6 | 6 | [デジタルカメラの基礎知識] デジタルカメラ固有のものであるイメージセンサ、その機能としてあるホワイト?バランス(白を白く再現する)、感度の変更に関する知識を学ぶ。(小テストの実施) |
これ以前の授業内容に関する小テストを実施するので、その準備をしておく。 | |
7 | 7 | [課題撮影及び課題の確認] 撮影課題の撮影を各自で行う、若しくは課題の個別確認を実施する。 |
課題の撮影は、授業外時間を使って随時実施すると共に、課題確認についても、複数回受けることを前提として課題制作を進める。 | |
8 | 8?9 | [感材の現像について及び課題撮影] 密集を避けるため、クラスを2つに分け、それぞれの内容を交互に実施する。一方は課題の撮影を各自で進める。一方は暗室での黒白プリント現像デモンストレーションを通じ、銀塩写真ついて理解する。 |
課題の撮影は、授業外時間を使って随時実施すると共に、課題確認についても、複数回受けることを前提として課題制作を進める。 | |
9 | 10 | [感材写真とデジタル画像の違いについて] 感光性物質の露光?現像のシステム、デジタル画像について、イメージセンサについて、及び写真画像の保存性について教授する。 |
課題の撮影は、授業外時間を使って随時実施すると共に、課題確認についても、複数回受けることを前提として課題制作を進める。 | |
10 | 11 | [デジタル写真基礎1] デジタル写真固有の画像劣化(モアレ、偽色、ノイズ)、画像の調整、カラースペースに関する知識を教授する。 |
14週に小テストを予定しているので、授業内容について十分な復習を実施し、不明な点は確認しておくこと。 | |
11 | 12 | [デジタル写真基礎2] 撮影課題の撮影を各自で行う、若しくは課題の個別確認を実施する。 |
14週に小テストを予定しているので、授業内容について十分な復習を実施し、不明な点は確認しておくこと。 | |
12 | 13 | [課題撮影及び課題の確認] ヒストグラム、使用ビットの違いによる結果の違いについて教授する。その上で、ここまでの授業内容に関する質問を受け、再説明を行う。 |
課題の撮影は、空いた時間を使って随時実施すると共に、課題確認についても、複数回受けることを前提として課題制作を進める。 | |
13 | 14 | [デジタルイメージング(出力)に関する基礎知識] ピクセルとドット、画像の拡大と縮小、目的に応じた画像解像度、プリンタ種類による違い、画像補正の流れについて教授する。(小テストの実施) |
出力に関する知識は、以降の制作において重要な知識であるので、復習を必ず実施し、不明な点については尋ねること。 | |
14 | 15 | [撮影課題の確認と講評] 提出された課題作品から、優秀作品をピックアップし、それぞれの課題について確認する。選ばれた作品に関しては、作者からの説明を求める。 |
指定期日までに撮影課題を提出する。 | |
15 | 16 | [テスト] 授業内容全般を対象とした筆記試験 |
教授内容を復習し、結果だけではなく、その理由を含め、理解を深めておくこと |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | デジタル一眼カメラにおける基本的操作方法及びその特性を説明できる(C-2) | ○ | ||||||
2 | デジタル画像データを取り扱う上での基礎知識を理解し、そのことについて説明できる(C-2) | ○ | ||||||
3 | 被写界深度を理解し、それを活用した作品が制作できる(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | シャッタースピードの違いによる作画上の特性を理解し、それを活用した作品が制作できる(C-2) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
小テスト | 撮影課題 | 受講態度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | デジタル一眼カメラにおける基本的操作方法及びその特性を説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
2 | デジタル画像データを取り扱う上での基礎知識を理解し、そのことについて説明できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
3 | 被写界深度を理解し、それを活用した作品が制作できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
4 | シャッタースピードの違いによる作画上の特性を理解し、それを活用した作品が制作できる(C-2) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
14 | 16 | 60 | 10 |