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科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
ソフトマテリアルズ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Soft Materials |
時間割コード /Registration Code |
24271201 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
人間情報工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○野津 滋 |
オフィスアワー /Office Hour |
野津 滋(nozu@ss.oka-pu.ac.jpへ連絡してください.) |
開講年度 /Year of the Course |
2021年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2021/03/01 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
ソフトマテリアルとは,分子がひも状につながった高分子,ゲル,ゴム等の柔らかい材料の総称であり,金属,セラミックスなどのハードマテリアルと性質が大きく異なるとともに,粘弾性や撥水性など,さまざまな機能を発揮する.この授業では,(1)金属?非金属を問わず,材料を理解するための基礎知識,(2) 金属材料の概要,ならびに, (3)プラスチック?繊維?ゴムを中心に,高分子材料の基礎とその人間情報工学領域への応用について学ぶ. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
力学,材料力学,微分方程式は履修済みであることが重要です. |
履修上の注意 /Notes |
1. 履修の際は関数電卓が必要です. 2. この授業では複合材料の力学基礎の説明に先立って「材料力学」の教科書を用いて次の章を説明します.したがって,前期?材料力学が履修済みであることが重要です. 8章3節 組合せはり 9章 応力状態とひずみ 10章 組合せ応力 |
教科書 /Textbook(s) |
プリントを配布する.別途「材料力学」で使った教科書の持参を適宜指示する. |
参考文献等 /References |
福田?邉,「複合材料の力学序説」,古今書店 深掘,「設計のための高分子の力学」,技報堂出版 小川,「高分子材料化学」,共立出版. 強化プラスチック協会編,「基礎からわかるFRP」,コロナ社. 加藤,「やさしい産業用繊維の基礎知識」,日刊工業新聞社. 岩田?加藤?木村?田畑,「バイオマテリアル」,丸善出版. 日本機械学会編,「JSMEテキストシリーズ 機械材料学?,日本機械学会 など、図書分類番号491.3, 492.8, 501.33, 535.4, 578, 586を中心に授業内容に即したものを探すこと。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
身の廻りには,金属?セラミックス?プラスチックはもとより,さまざまな機能性材料や複合材料が見受けられる.平素からこれらに興味?関心を向けるとともに,材料の力学的性質や物理化学的性質に眼を向けること. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
備考 /Notes |
1. 授業の一部または全部を,感染状況に応じてオンラインで実施する可能性がある 2. 本授業では次のアクティブラーニングを採用している 「課題研究」(例) 生活に密着したソフトマテリアルの例とその素材が機能を発揮するしくみ |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [序論] 材料とその分類法?性質?物性の概要と,この授業の構成と進め方について説明する. |
高等学校「化学基礎」の復習を行うこと. | 授業資料を適宜配布します. |
2 | 2~8 | [材料物性の基礎(力学系)] 材料の強さと変形の基礎,それらの複合材料への適用法,高分子材料の力学など材料の力学的性質を理解するための基礎を説明する. |
基礎的な課題を課す. | 授業資料を適宜配布します. |
3 | 9,10 | [材料物性の基礎(物理化学系)] ソフトマテリアルズがさまざまな機能を発揮するしくみの理解に必要な物理化学的な知識について説明する. |
予習?復習を怠らないこと. | 授業資料を適宜配布します. |
4 | 11,12 | [金属材料] ソフトマテリアルズの物性を比較する対象として金属材料の概要を説明する. |
基礎的な課題を課す. | 授業資料を適宜配布します. |
5 | 13~15 | [ソフトマテリアルズ] プラスチック,ゴム,繊維等の概要説明を行う.引き続き,人間情報工学分野における機能が高いソフトマテリアルを取り上げ,その仕組みの説明,物性に関する研究論文の紹介を行う. |
課題研究を課す. | 授業資料を適宜配布します. |
6 | 16 | [成績評価] 学期末試験を実施する. |
課題の提出も行うこと. |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
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1 | 複合材料の力学に関する基礎を学び,強度?剛性に対する定量的評価ができる.(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
2 |
ソフトマテリアルズが機能を発揮する仕組みの考察に必要な,粘弾性特性や物理化学的性質を学び,材料選択の方向性を示すことができる.(E) |
○ | ○ | ○ | ||||
3 | ソフトマテリアルズとハードマテリアルズの差異を説明できる.(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 身近なソフトマテリアルをとりあげ,素材が機能を発揮するしくみを説明できる (E) | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
演習 | 課題研究 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 複合材料の力学に関する基礎を学び,強度?剛性に対する定量的評価ができる.(E) | ○ | ○ | ||||
2 |
ソフトマテリアルズが機能を発揮する仕組みの考察に必要な,粘弾性特性や物理化学的性質を学び,材料選択の方向性を示すことができる.(E) |
○ | ○ | ||||
3 | ソフトマテリアルズとハードマテリアルズの差異を説明できる.(E) | ○ | |||||
4 | 身近なソフトマテリアルをとりあげ,素材が機能を発揮するしくみを説明できる (E) | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
70 | 15 | 15 |