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科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
データ工学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Data Engineering |
時間割コード /Registration Code |
21C12601 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○山内 仁 |
オフィスアワー /Office Hour |
山内 仁(金曜日3限目(12:40-13:10) の他,在室時であれば極力対応します) |
開講年度 /Year of the Course |
2021年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
3年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2021/02/26 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
情報システムにおいては膨大なデータを効率的に扱うことが求められている。本講義では、データを効率的に取り扱うための基盤技術であるリレーショナルデータベースの概念や操作について講述する。また、その設計に際しての考え方についても併せて講述する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
情報システムにおけるデータの取り扱いを学ぶため、計算機工学およびソフトウェア工学全般(プログラミング言語を含む)についての基本的知識を有していること。 科目キーワード:データベース、SQL、論理演算、集合 |
履修上の注意 /Notes |
|
教科書 /Textbook(s) |
「基本がわかるSQL入門」、西村めぐみ、技術評論社 |
参考文献等 /References |
関連書籍は多数刊行されているので、各自で分かりやすいと思うものを選ぶとよい。その際、単に利用方法についての解説本ではなく、設計にも言及しているものが好ましい。例として、下記を挙げる。 「[入門]初めてのデータベース」、藤島一月男?奥 恵、技術評論社 「すっきりわかるSQL入門 第2版」、中山清喬?飯田理恵子著、フレアリンク監修、インプレス |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
講述するデータベース操作を自主的に実装、試行することで理解が深まる。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
備考 /Notes |
本科目は、原則としてすべてオンライン授業(オンデマンド)にて実施する。 本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。 ?課題(原則として毎回) |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 第1回 | [データベースとは] データを蓄積するためのデータベースとは何かについて述べる。また、リレーショナルデータベースの基本構造であるテーブルについて述べる。 |
復習:講義内容に基づく課題解答 | 講義内容資料および課題 |
2 | 第2回 | [SQL入門(1)] リレーショナルデータベースを扱うための言語であるSQLについて、基本文法ならびにテーブル作成、データの追加?変更?削除について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
3 | 第3回 | [SQL入門(2)] 蓄積データに対する問い合わせ(検索)について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
4 | 第4回 | [データ格納の単位設計(1)] リレーショナルデータベースの基本構造であるテーブルについて、その設計方法および役割について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
5 | 第5回 | [データ格納の単位設計(2)] テーブル間の関係(リレーション)を構成するためのキーの役割およびその他のテーブル操作について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
6 | 第6回 | [関係の設計(1)] テーブル設計およびテーブル間の関係(リレーション)を設計する上で重要となる各種の正規化について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
7 | 第7回 | [関係の設計(2)] リレーションを表現するための図式であるER図について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
8 | 第8回 | [関係の設計(3)] 関係の対応付けについて、妥当性や考慮すべき検討事項について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
9 | 第9回 | [データの問い合わせ(1)] SQLによるデータの問い合わせについて、改めて基本文法およびデータの型、論理演算について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
10 | 第10回 | [データの問い合わせ(2)] 複数のテーブルにまたがった関係を利用した問い合わせについて述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
11 | 第11回 | [データの加工抽出] 問い合わせ結果に基づいたデータの演算?加工抽出について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
12 | 第12回 | [副問い合わせ] 問い合わせ条件として別の問い合わせ結果を利用することについて述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
13 | 第13回 | [集計およびデータ更新] 問い合わせとしての集計機能ならびに問い合わせ結果に基づくデータ更新について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
14 | 第14回 | [トランザクションと並行処理制御] データベースへの同時アクセスに対応する制御について述べる。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
15 | 第15回 | [総復習] 講義全体を通した総復習を行う。 |
復習:前回課題の回答例に基づいた振り返り学習、講義内容に基づく課題解答 | 前回課題の回答例、講義内容資料および課題 |
16 | 第16回 | [定期試験] 筆記試験を実施する。 |
前回課題の回答例 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | リレーショナルデータベースの目的?利点などについて説明できる (E) | ○ | ○ | |||||
2 | SQLによる基本的なデータベース問い合わせが記述できる (E) | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 正規化を考慮したテーブル設計ができる (E) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | SQLによる各種のデータベース問い合わせが記述できる (E) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
課題およびレポート | ||||
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1 | リレーショナルデータベースの目的?利点などについて説明できる (E) | ○ | ○ | ||||
2 | SQLによる基本的なデータベース問い合わせが記述できる (E) | ○ | ○ | ||||
3 | 正規化を考慮したテーブル設計ができる (E) | ○ | ○ | ||||
4 | SQLによる各種のデータベース問い合わせが記述できる (E) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 40 |