シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
保育内容Ⅱ(音楽表現) |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Child Care Contents Ⅱ(Musical Expressions ) |
時間割コード /Registration Code |
13017502 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
保健福祉学科子ども学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○安久津 太一 |
オフィスアワー /Office Hour |
安久津 太一 (月曜日2限。他時間帯に面談ご希望の場合も随時対応させていただきます。メールでのアポイントメントをお願いできますと幸いです。) |
開講年度 /Year of the Course |
2021年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
保健福祉学科子ども学専攻4年 |
単位数 /Credits |
1 |
更新日 /Date of renewal |
2021/04/08 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
領域「表現」は、「感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする」ことを目指すものである。乳幼児期に育みたい資質能力を理解し、幼稚園教育要領?保育所保育指針?幼保連携型認定こども園教育?保育要領解説に示されたねらい及び内容について、音楽表現領域と関連させて理解を深めるとともに、幼児の発達に即して、主体的?対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を構想し、実現する方法を習得する。 ?乳幼児が音楽表現から身につけていく内容と指導上の留意点を理解し実践できる(D) ?情報機器及び教材の活用法を理解し、保育の構想に活用することができる(D)。 ?指導案の構造を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成することができる(D) ?模擬保育とその振り返りを通し、他者と協力して保育を改善する視点を見出すことができる(D) ?保育実践の動向を知り、保育構想の向上に取り組むことができる(D) |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
音楽表現、発達、感性、保育環境、指導案、模擬保育、保育の構想 幼稚園教育要領?保育所保育指針?幼保連携型認定こども園教育?保育要領および、幼児期に育みたい10の姿 |
履修上の注意 /Notes |
グループに分かれて指導案を作成し、模擬保育とその振り返りを行います。模擬保育では、保育者役を担当する人以外は幼児役を担当し、その年齢の幼児になりきることで子ども理解を深めます。ICTを活用し、ドキュメンテーションやポートフォリオなどの記録、幼児にわかりやすい教材や資料の作成を行う。 |
教科書 /Textbook(s) |
改訂4版 『幼児の音楽教育法』吉富功修?三村真弓 ふくろう出版 |
参考文献等 /References |
?文部科学省『幼稚園教育要領』(フレーベル館、2017) ?文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館、2018) ?厚生労働省『保育所保育指針』(フレーベル館、2017) ?厚生労働省『保育所保育指針解説』(フレーベル館、2018) ?内閣府?文部科学省?厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育?保育要領』(フレーベル館、2017) ?内閣府?文部科学省?厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育?保育要領解説』(フレーベル館、2018) |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
ICTを活用し、ドキュメンテーションやポートフォリオなどの記録、幼児にわかり易い教材や資料の作成を行ってみましょう。 グループで指導案作成に取り組み、協働して模擬保育を展開することができるよう、自主学習を行ってください。 わらべうたあそび、手作り楽器、弾き歌いなどを通し、教材研究に励みましょう。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
幼稚園教諭一種免許状?保育士資格取得に必要な授業科目であることに留意すること 【教員免許施行規則に定める科目名】 教職に関する科目(教育課程及び指導法に関する科目) 【各科目に含めることが必要な事項】 保育内容の指導法 |
備考 /Notes |
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。 その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。 /guide/guide_detail/index/1860.html 本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。 アクティブラーニングの種類 ?グループワーク?ペアワーク ?ディスカッション?ディベート(ブレイクアウトセッション等も含む) ?プレゼンテーション ?プロジェクト学習 ?課題の自己設定や問題開発及び問題解決 なお、本科目は、一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 第1回 | [音楽表現のねらい及び内容] 幼児教育の基本及び領域「表現」のねらい及び内容について、乳幼児の姿と関連づけて理解する。 |
「幼稚園教育要領解説」?「保育所保育指針解説」?「幼保連携型認定こども園教育?保育要領解説 」関連個所の抄読 | |
2 | 第2回 | [音楽表現のねらい及び内容] 幼児の表現する姿を通し、表現活動において育みたい資質?能力について、具体的に考える。 |
「保育内容 表現」第1部の精読 | |
3 | 第3回 | [音楽表現のねらい及び内容] 表現活動における「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を具体的に関連付けることを通し、幼児の表現における評価の考え方を理解する。 |
「保育内容 表現」第1部の精読 | |
4 | 第4回 | [音楽表現のねらい及び内容] 事例や映像から幼児の心情?認識?思考及び動きなどを考察し、幼児が経験し身に付けていく表現の内容と指導上の留意点を理解する。 |
「保育内容 表現」第1部の精読 | |
5 | 第5回 | [音楽表現のねらい及び内容] 幼児期の表現活動と小学校の様々な教科との学びの連続性を理解し、具体的な実践を考える。 |
小学校低学年での教育内容を調べる | |
6 | 第6回 | [インクルーシブ保育における音楽表現] インクルーシブ保育としての音楽表現の可能性について理解し、具体的な活用を考える。 |
事例収集 | |
7 | 第7回 | [音楽表現における保育の動向] 音楽表現における保育実践の動向について知見を深め、保育構想の向上に取組む。 |
論文検索 | |
8 | 第8回 | [音楽表現の指導方法と保育の構想] 豊かな感性を育み表現を引き出す言葉掛けについて理解し、具体的な活用を考える。 |
「保育内容 表現」第2部の精読 | |
9 | 第9回 | [音楽表現の指導方法と保育の構想] 感性的な出会いの豊かな音環境構成とそこから生まれる表現について、具体的に考える。 |
「子どもの音感受の世界」第2部の精読 | |
10 | 第10回 | [音楽表現の指導方法と保育の構想] 情報機器及び教材の活用法について体験的に学び、保育に活用できるアイディアを考える。 |
事例収集 | |
11 | 第11回 | [音楽表現の指導方法と保育の構想] 指導案の構造を理解し、音楽的ねらいについて具体的に考え、様々に教材研究を行う。 |
「子どもの音感受の世界」第2部の精読 | |
12 | 第12回 | [音楽表現の指導方法と保育の構想] モデル指導案から保育実践をイメージしたり体験したりして、具体的な援助について考える。 |
実践準備(グループ) | |
13 | 第13回 | [音楽表現の指導方法と保育の構想] 3歳未満児の音楽遊びの指導案を作成し、模擬保育とその振り返りを行う。 |
指導案作成と実践準備(グループ) | |
14 | 第14回 | [音楽表現の指導方法と保育の構想] 3?5歳児の音楽表現の指導案を作成し、模擬保育とその振り返りを行なう。 |
指導案作成と実践準備(グループ) | |
15 | 第15回 | [振り返りと総括] ドキュメンテーションを作成して保育を振り返り、幼児の心情や思考についての理解を深める。 |
レポート |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 乳幼児が音楽表現から身につけていく内容と指導上の留意点を理解し実践できる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
2 | 情報機器及び教材の活用法を理解し、保育の構想に活用することができる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 指導案の構造を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成することができる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 模擬保育とその振り返りを通し、他者と協力して保育を改善する視点を見出すことができる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
5 | 保育実践の動向を知り、保育構想の向上に取り組むことができる(D) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
意欲?態度 | ディスカッション | 発表 | レポート | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 乳幼児が音楽表現から身につけていく内容と指導上の留意点を理解し実践できる(D) | ○ | ○ | ||||
2 | 情報機器及び教材の活用法を理解し、保育の構想に活用することができる(D) | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 指導案の構造を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成することができる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
4 | 模擬保育とその振り返りを通し、他者と協力して保育を改善する視点を見出すことができる(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
5 | 保育実践の動向を知り、保育構想の向上に取り組むことができる(D) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
20 | 10 | 30 | 40 |