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科目一覧へ戻る | 2020/04/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
食品学実験Ⅰ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Food Science Experiment Ⅰ |
時間割コード /Registration Code |
12142201 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○伊東 秀之 , 岩岡 裕二 |
オフィスアワー /Office Hour |
伊東 秀之(金曜5限(6204室))
岩岡 裕二(水曜日5時限(在室時は随時対応可)) |
開講年度 /Year of the Course |
2019年度 |
開講期間 /Term |
第1クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
1 |
更新日 /Date of renewal |
2019/03/05 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
複数教員担当 |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
食品学I、食品学IIならびに食品材料学において習得した知識をもとに、食品成分の分析を系統的に行い、理論とこれまでの知識の関連性を確認する。知識のみの危うさならびに実験の重要さを体得する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
食品学Ⅰおよび食品学Ⅱで修得した知識が必要である。基礎有機化学の履修が望ましい。 |
履修上の注意 /Notes |
実験に関する方法、知識を実験前に十分学習しておくこと。実験に当たっては、よく観察し、こまめにメモをとること。理論的にデータを解釈できるようにすること。 |
教科書 /Textbook(s) |
プリントした実習書を作成してこれを用いる。 |
参考文献等 /References |
|
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
実験を行う項目についてあらかじめ実習書で確認し、実験計画をまとめておくこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
管理栄養士国家試験受験資格 栄養士免許 栄養教諭一種免許 食品衛生管理者の任用資格 食品衛生監視員の任用資格 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1-2 | [食品における水分の測定] 秤量の基本操作を修得し、試料を加熱、乾燥後の減量から水分の測定を行う。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。 | 事前に資料を配布する。 |
2 | 3-5 | [食品における灰分の測定] 試料の灰化後の重量から灰分の重量を測定する。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。 | 事前に資料を配布する。 |
3 | 6-8 | [食品におけるリンの定量] 試料からミネラルを抽出後,吸光度法により試料中のリンを定量する。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。 | 事前に資料を配布する。 |
4 | 9-11 | [食品におけるタンパク質の定量] 改良ケルダール法により試料中のタンパク質の定量を行う。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。各段階での化学反応について調べる。 | 事前に資料を配布する。 |
5 | 12-14 | [主要アミノ酸のTLCによる分析] TLC分析の基本操作を理解し、ニンヒドリン反応による呈色により各アミノ酸を確認する。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。ニンヒドリン反応の呈色機構を調べる。 | 事前に資料を配布する。 |
6 | 15-17 | [食品における全糖の定量] アンスロン硫酸法により使用中の全糖を定量する。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。食品の炭水化物の定量方法についてまとめる。 | 事前に資料を配布する。 |
7 | 18-20 | [緑茶に含まれるポリフェノール成分の定量] 酒石酸鉄吸光光度法により試料中のポリフェノールを定量する。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。ポリフェノールの性質、そのたの定量方法について調べる。 | 事前に資料を配布する。 |
8 | 21-23 | [緑茶に含まれるカフェインの単離とTLC,MSによる同定] 緑茶エキスからカフェインの結晶を取り出し、TLC分析およびESI-MS分析から、同定を行う。 |
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。カフェインの性質、TLCおよびMS分析方法の特徴を調べる。 | 事前に資料を配布する。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
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1 | ミネラルにおいては取り上げたリンの理解 | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | タンパク質について、精製法、高分子の性質、物理?化学的性質の理解 | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | タンパク質の栄養学的な機能とその構成アミノ酸との関連性 | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 炭水化物について、精製法、物理?化学的性質の理解 | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | ポリフェノールについて、精製法、物理?化学的性質、機能性の理解 | ○ | ○ | ○ | ||||
6 | カフェインについて、精製法、物理?化学的性質、機能性の理解 | ○ | ○ | ○ | ||||
7 | TLCや質量分析について、分析の原理、応用についての理解 | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | 出席 | 態度 | ||
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1 | ミネラルにおいては取り上げたリンの理解 | ○ | ○ | ○ | |||
2 | タンパク質について、精製法、高分子の性質、物理?化学的性質の理解 | ○ | ○ | ○ | |||
3 | タンパク質の栄養学的な機能とその構成アミノ酸との関連性 | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 炭水化物について、精製法、物理?化学的性質の理解 | ○ | ○ | ○ | |||
5 | ポリフェノールについて、精製法、物理?化学的性質、機能性の理解 | ○ | ○ | ○ | |||
6 | カフェインについて、精製法、物理?化学的性質、機能性の理解 | ○ | ○ | ○ | |||
7 | TLCや質量分析について、分析の原理、応用についての理解 | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 10 | 10 |